| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千二百七十五話  悪質な嘘

第七千二百七十五話  悪質な嘘
 大変な状況の北海道で必死に働いている日本は北海道からまた嫌なお話を聞きました、今度のお話はといいますと。
「取材の為にですか」
「はい、車を移動させる為にです」
 本当にその為にというのです。
「その場所をスムーズに通過する為に」
「車内に被災者の人を載せていると嘘を言って」
「そうして通りました」
「悪質な嘘ですね」
 日本も聞いて呆れました。
「モラルも何もありませんね」
「正直現在一番迷惑なのは」
「マスコミですね」
「どうにかなりませんか?」
「震災の時はいつもです」
 大変な時にやって来てです。
「邪魔になる場所にいまして」
「迷惑行為を繰り返しますね」
「西の水害の時は目の前で人が乗っている車が水没しようとしているのに助けようとしませんでしたし」
 そのまま実況しているだけでした、これで人命や人権と言ってこの世の誰が信用するというのでしょうか。


第七千二百七十五話   完


                    2018・9・13
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧