仮面ライダーエグゼイド バグ技 仮面ライダープロット
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true ending
「……ここは?確か俺は、カイデンに敗れて…」
レイズが目を覚ますと、アルファベットと数字、微量の記号が羅列する空間にいた。
「一体何なんだ、ここは?」
レイズは当てもなく歩き続ける。その中であるものを見つけた。そこには扉があり、『http://www.wikisoku,KAMEN,RIDER,CHRONICLE.co.jp』と書かれていた。
「これって!」
レイズは扉を開ける。扉が開くと、更に小分けされた扉が現れる。レイズはその中の『http://www.wikisoku,KAMEN,RIDER,CHRONICLE.Cronus.co.jp』を開く。そこには、レイズも見慣れた文章があった。
『仮面ライダークロノス
ライドプレイヤーが変身可能な最強形態。以下の手順で入手が可能。
①ポッピーピポパポからバグルドライバーⅡを入手
②ゲムデウス以外の全てのバグスターを撃破
以上の条件が揃うことでクロノスへの変身が可能となる。
ポーズ機能
仮面ライダークロノスには全ての時間を停止させるポーズと呼ばれる機能が存在している。本来なればポーズが発揮された時点でクロノスを含む全てのものが停止するが、クロノスは両肩に搭載されているクロノブレードショルダーによって影響を受けないが、このクロノブレードショルダーを破壊された場合、自身もポーズ機能で停止してしまうため、注意が必要。
セイヴァーファイトグローブ&シューズ
クロノスは物理でダメージを与えた場合、それらに対応したパンチ、またはキックがパワーアップする。これは長期戦を想定したゲムデウスに極めて有効となる。
これら以外にもクロノスには特定数値以下のダメージを無効化する機能、全てのガシャコンウェポンを使用出来る機能が備わっている。』
「これって…」
レイズが眺めていると、
「そうだ、俺達が作った仮面ライダークロニクルの攻略ウィキだ。」
「プロット!どうしてここに!」
後ろからプロットが現れる。
「お前こそ、どうしてここに来た!俺の意志を継ぐのはいいが、こんなことまで継ぐな!」
「それよりプロット、これは一体どういうことだ。」
「ここはネットワークの空間。パソコンがベースとなっているパーソドライバーのデータベースの一部だ。」
「俺達は何故ここにいる。」
「パーソドライバーを使って敗北した使用者の為の冥界のような場所としてここを設定したからだ。」
「プロットはどうしてここに。」
「廃課金してもなおバグスターを仕留めきれなかった場合、この電脳空間にいるバグスターを駆除するためにあらかじめプログラムしていたからだ。」
「プロット、一緒に現実世界に戻ろう。」
「嫌だ。俺はようやくこっちでバグスターと戦う方法を作った。それに、どうせ戻っても俺は隔離病棟にいる。衛生省が何も出来ないのをただ観てろというのか。それなら俺は、こっちで生きる道を選ぶ。そんなに連れ戻したいなら、力ずくで連れ戻してみせろ。」
《戦姫絶唱シンフォギア!エクスドライブアンリミテッド!》
「そう言えばプロット、黎斗に渡したはずのそのガシャットを何故持っている?」
「黎斗に渡したのはコピーデータ。これはオリジナルデータのガシャットだ。変身!」
《バグルアップ! ジェノサイド! ウォ~!》
プロットはバグルドライバーにガシャットをセットし、仮面ライダープロット ダウルダヴラゲーマーに変身する。
「仕方がない。アナザーステップ!」
《トゥルーアナザー!》
「変身!」
《ガ セット ロード レベルアップ ♪底辺からの逆転劇!決めろ!true another!》
レイズも仮面ライダーレイズに変身する。
「♪殺戮の 福音に血反吐と散れ!」
仮面ライダープロットは殲琴・ダウルダヴラのリズムで戦う。
「くっ、リズムゲームは苦手なんだよ!」
仮面ライダーレイズは防戦一方になる。
「♪微分子レベルまで解剖して 反逆を 永劫に絶つ!」
仮面ライダープロットの攻撃は続く。
「♪血液 一滴 残らず 憎悪と 力で 掻き毟る!狂え堕ちよ世界 崩れる love song…」
仮面ライダープロットは機械仕掛けの獅子を呼び、乗り込む。
「♪奇跡など殺すと誓ったのだ!思い出など微塵も焼き消して」
機械仕掛けの獅子はページを破壊してゆく。
このままじゃヤバい!
仮面ライダーレイズは現在のページからブラウザバックし、
『http://www.wikisoku,KAMEN,RIDER,CHRONICLE.GATTON.co.jp』
に入り、左手にロボットアームを装着する。
「♪世界を壊す歌が忘却へと!」
「プロット、目を醒ましてやる!」
「♪愛など見えない 愛など解らぬ 愛など終わらせる!」
機械仕掛けの獅子は仮面ライダーレイズに飛びかかるが、仮面ライダーレイズはロボットアームを射出、それによって機械仕掛けの獅子は破壊される。
「やるな。」
「プロット、諦めてくれ!」
「無理な話だ!とっておきをみせてやる!」
《零アフター。》
仮面ライダープロットはドーズフロップを起動させる。
「何っ!」
《パーソドライバー起動……ロード完了 ガ セット ロード レベルアップ》
「アフターステップ!」
《♪未来はきっと 見えてる 答え 信じ進むだけ》
仮面ライダープロットはドライバーをバグルドライバーからパーソドライバーに換えてドーズフロップをセット。仮面ライダープロット アフターアドベンチャーゲーマーにレベルアップし、ガシャコンカルテットを取得する。
「何だ、そのドーズフロップは!」
「これは俺がこっちで作ったドーズフロップ。ゲーム内容は、零とのアフター5を描く恋愛アドベンチャーゲームだ。」
「なんだか分からないが、プロットを止めてみせる!」
仮面ライダーレイズはがむしゃらに向かうが、
「こいつだ。」
《金剛化》
仮面ライダープロットはエナジーアイテムを取得する。その防御を上げ、仮面ライダーレイズに反射ダメージを与える。
「やっぱり零ルートの続編だけあって防御が堅い!」
「こいつでどうだ!」
《キメワザ!戦姫絶唱!CRITICAL FINISH!》
仮面ライダープロットはガシャコンカルテット 大剣モードにシンフォギアガシャットをセットし、必殺技を発動。仮面ライダープロットはジャンプしガシャコンカルテットは巨大化。仮面ライダープロットはガシャコンカルテットの柄に足を添えて刃で仮面ライダーレイズにキックを放つ。しかし、技が大振りである為、仮面ライダーレイズは簡単に回避する。それに合わせて仮面ライダープロットはガシャコンカルテットを二丁拳銃に換える。
《キメワザ!戦姫絶唱!CRITICAL FINISH!》
仮面ライダープロットは再び必殺技を発動。ガシャコンカルテットはそれぞれガトリングに変わり仮面ライダーレイズを狙うが、仮面ライダーレイズは回避。その弾丸は仮面ライダークロニクルの攻略ウィキを破壊する。
「プロット!俺達の仮面ライダークロニクル攻略ウィキを破壊するつもりか!」
「仮面ライダークロニクルは終わった!もう必要ない!それに、仮面ライダークロニクルはバグスターの攻略法ではない!」
プロットの攻撃によって、ガットンの攻撃ページは破壊されてしまう。
「あれ?なんで入れないんだ?」
現実世界で仮面ライダークロニクル攻略ウィキを開いていた男性は、表示されないページに苛つく。
「危なかった!」
間一髪、仮面ライダーレイズはガットンのページから脱出していた。
「あれを奪わなければ危険過ぎる。」
仮面ライダーレイズはダメージ覚悟で仮面ライダープロットに突進する。
「何のつもりだ!」
仮面ライダープロットはガシャコンカルテットを銃剣モードに換える。
「こういうことだ!」
《マッスル化》
仮面ライダーレイズはマッスル化でパワーアップして突進。力任せの攻撃でガシャコンカルテットを奪い取る。
「やるな。」
《煽動》
仮面ライダープロットはエナジーアイテムを取得する。
「なんだ?ハズレのエナジーアイテムを取って。行くぞ!」
《キメワザ!戦姫絶唱!CRITICAL FINISH!》
仮面ライダーレイズは必殺技を発動し、銃剣の刃を回転させて突進する。しかし、
「待っていた!俺が何の考えもなくエナジーアイテムを取ると思うか!俺にトゥルーエンド、お前は永遠のリプレイだ!」
《ガ セット ロード キメワザ!零アフター。クリティカルフィニッシュ!》
「しまった!」
仮面ライダープロットは必殺技を発動。仮面ライダーレイズは思惑に気づくが、時既に遅く、ワイヤーのようなものが仮面ライダーレイズを取り押さえる。そして、
「終わりだ。」
多方向からくる凄まじいレーザーによる砲撃と爆撃が仮面ライダーレイズを蹂躙する。
「ガァァァァッ!」
その攻撃は、満タンであった仮面ライダーレイズのライダーゲージを一瞬にしてゼロにしてしまう。そして、その余波で仮面ライダークロニクル攻略ウィキのトップページは崩壊する。
「プロット…どうして…」
「バグスターウイルスを相手に、人間が勝てるわけがない。そうなれば、バグスターと似通った肉体が必要だった。だが、俺はバグスターにならなかった!だが人間にも戻れない。そう…俺は仮面ライダーだ!」
プロットは仮面ライダークロニクル攻略ウィキの扉を開けて出て行き、取り残されたレイズはホームページの崩壊に呑み込まれる。
「なんで……なんでこんなことになるんだよ!」
レイズは嘆き、そして、
《バッドエンド ゲームオーバー…》
レイズ自身のURLとともに、仮面ライダークロニクル攻略ウィキはURLが削除される。
「レイズ、許してくれなんて言う気はない。だがな、見つけたんだ。全てのバグスターを滅ぼす方法を!何年、何十年かかるか分からない。だが、俺は決してくじけない!俺自身のURLが残っている限り!」
「あれ?いつの間にこのサイト無くなったんだ?」
仮面ライダークロニクル攻略ウィキを開こうとした男は疑問に思う。
『このページは存在しません
URLが変更されたか、削除された可能性があります。』
This game is bad end equal true ending.
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