魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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9部 ViVid!
6章 たまにはまったりな日常
ヴィヴィオサイト
ヴィヴィオ達は保護者達に準備室に連れてかれた。
「はぁ~、ヴィヴィオ何考えてるの」
「ノーヴェ、もちろん何でもありの戦いなら勝てないよ
リングの上と、ルールのある試合ならもっと頑張れば・・・」
「ヴィヴィオ達がみた綾さんの戦いっていうのはどんな物かは、
私は知らないけれど、あの人この世界最強の人だぞ
戦いにおいては、絶対無敵の不敗の人だぞ」
「でも・・・綾お姉ちゃん言ったよ
何でもありの戦いで俺に勝ったのはなのはだけだって!」
「そりゃ、あの人ののろけだろうが」
「ううん・・・綾お姉ちゃんが俺発言するときではそんな嘘つかないもん」
ヴィヴィオはなのはやフェイト、はやてを見た。
なのはとフェイトは、ほほをかいてどういおうか悩んでいるようだった。
「あのコーチ、私もあの時現場にいて今なら100%は無理ですが、
こちらのルールなら勝てる見込みがあるのですが」
「無理だ!あの人神にも勝っちゃう人だぞ!」
どうやら大人たちと子供たちでは認識のすれ違いがあるようだ。
「うん、そうだね
今日はお祭りだからそれが終わってから、みんなでうちに集まろう」
「なのはママ・・・」
「だって認識のずれがあるもん
だからもしヴィヴィオ達がみた綾ちゃんの戦いを私たちに見せてほしいな」
「なのはさん、ヴィヴィオは知ってるはずですよ
綾さんのでたらめの戦闘力を・・・」
「ヴィヴィオは多分知らないんじゃないかな?」
「なのはちゃんなんでや、あの時なのはちゃんと綾ちゃんで止めたはずやろ」
「はやてちゃん、綾ちゃんの戦いの仕方忘れた?」
「あ~基本なのはちゃんに任せたんやね」
「うん、私がきちんと話せるようにってサポートに徹してくれたから、
綾ちゃんの全力知らないんじゃないかな
それを言ったら私たちも現在の綾ちゃんの全力は知らないんだけどね」
「えっと・・・質問していいですか?」
ユミナは話が分からずに挙手をして質問をした。
「ユミナちゃん。何かな?」
「えっとなのはさんやフェイトさん、はやてさんは管理局の方だとご存知ですが、
綾さんって緑屋の店長さんじゃないんですか?」
「あ~、綾ちゃん。
今そっちの方で有名だったね」
「そうやな、本当にまじめに頑張ってたもんな~」
「綾は基本自由だけど」
「お弟子さんは師匠には厳しいなぁ」
「綾に面と向かって言えるの、私たちしかいないよ
基本なのはは綾に甘いし、はやては綾と悪だくみするから
私しかいないんだよ。
最後止めるのはなのはなんだけど」
「フェイトちゃんもはやてちゃんも答えてあげないとユミナちゃん困っちゃうよ」
「えっと・・・もしかして話の流れから察するに・・・
綾さんってもしかして・・・管理局の都市伝説の守護神ですか?」
「私も聞いたことある。綾さんってそうなのですか?」
ユミナの発言で目を輝かせてリオが聞いてきた。
「ちょっと待って、ユミナちゃん。
その都市伝説とは?」
なのはたち事情を知っているものは綾の噂は基本良いものはない。
『トラブルメーカー』
『破壊者』
『繋がれるもの』
これらはすべていい意味での字ではなくほとんどが悪名に近い
一応ヴィヴィオは4年前の戦技披露会の綾ちゃんの試合と、
私とシグナムさんの試合は一般の視聴には非公開になった。
あの時も格闘はほとんど見せてなかったし、はぼ魔法オンリーだった。
春のオフトレも模擬戦用で手をかなり抜いていた。
クリステラ状態を見て、決めたのかもしれないけれど・・・
都市伝説とは?
それは初めて聞く内容だった。
「えっと、管理局の3人の女神の守護神っていう都市伝説なんですか?」
「詳しく聞いても良い?」
なのはがユミナにその情報を聞いた。
「管理局の3人の女神には絶対無敵の守護神がいる。
その正体は誰も知れず
普段のピンチには現れないけれど、
理不尽な状況に陥った時に現れる守護者
絶対不可能な状況を破壊するといわれているジョーカー
高官だろうが納得いかないなら反逆するが、
3人の女神の言うことなら聞く管理局の問題児
史上最強の管理局の嘱託魔導士などですけれど」
「あはは・・・」
なのはは苦笑するしかなかった。
それ、女神ってところは誰って言いたいけれど
綾だということは分かった。
「なんで綾ちゃんだと思ったん?」
はやてはユミナに聞いてみた。
先ほどのやり取りでそこに行ったことがわからない。
綾自身勝手に行動や、暴れることもあるから今でも敵が沢山いる。
こっちの世界で数年間いなかった原因も綾を消すことが目的だったので、
はやてたちも年関係なく気にしていた。
「3人の女神の一人ははやて司令っていううわさはあったんです。
後の2人は分からなかったのですが
4年前ミッドチルダを救った奇跡の機動部隊の部隊長
その時にも登場したという噂もありまして・・・」
はやて、なのは、フェイトは有名人だが、
それは管理局内での話
一般ではあまり有名ではなかったりする
ただし、はやては別だった。
トップの名は良く出てくる
かの伝説の3提督とか
当たり前の話だが提督の下にも優秀な人材はいたはずだが、
名は出てこない
実際に10年以上前のPT事件や闇の書事件で有名になったのも、
アースラスタッフという名前と現総務統括官のリンディ・ハラオウンだった。
あと有名になりやすいのはその事件の実行犯である。
いうことで一般的にはなのはもフェイトも有名ではないのだが、
もちろん管理局マニアからは絶対的な人気が高い3人でもある。
「はやてはトップだったから有名になりやすいよね」
「私は神輿やからな、納得や
でも実際にヴィヴィオ。あまり無茶言うと困るんよ」
「でも八神司令、綾お姉ちゃん、
いつもからかったりするけれど、あの時の言い方は・・・」
「それも嘘じゃないんよ
確かにノーヴェが言ったように綾ちゃんは絶対無敵やし、
ユミナちゃんが言ったようにジョーカーであり繋がれぬものやけど、
綾ちゃんが言ったように何でもありでなのはちゃんに負けたのも事実や」
「でもはやてちゃん。あれは・・・」
「実際にな、何でもありじゃなく
対戦相手のステージでの負け数は学生の時は結構あるんよ
でも何でもありでの敗北はあの一戦だけや」
「あれは連戦だったし、綾ちゃん自身精神的にまいってたし・・・」
「それでも敗北させたのは事実や、それ以外だと私は知らないなぁ」
「あと1戦だけ、負けはないけれど引き分けぐらいだよ、
でもヴィヴィオはもう少し修行すれば届くかもしれないと思っているんだよね」
「うん、フェイトママ
実際に春先に実際の戦いを見たから」
「あの偽ベルガの王乱闘事件だね」
「うん、綾お姉ちゃん
よくわからないけれど、紋章を出した瞬間すごく強くなった気がして・・・」
「ちょい待ちいな、綾ちゃん修練闘士の紋章出したんか?」
「修練闘士?」
「私も詳しくは知らんけどな、綾ちゃんが行方不明になってた時に会得したと聞いた
2000年の歴史で60人ぐらいしかいないとか言ってたんやけど、それを見ても勝てる気がするということか?」
「もちろん今は無理だよ。でも届く気がしたから」
「はやてちゃん、ノーヴェ多分平行線だよ
見ている視点も違うし、実際にその事件の戦いを私たちも見ないと、
そして実際には綾ちゃんの戦いの記録って無いんだよね」
「あるよ」
なのはが言った瞬間はやてがそういった
「私のデバイスにあの時の戦いの記録はあるよ」
「えっと八神司令
そんなすごい戦いだったのですか?」
「恥だから言いたくないけどな
うちら全員綾ちゃん1人に対して撃墜されてる
なのはちゃんがもう一度起き上がって綾ちゃんを止めて終了
まぁあれも魔法が中心だったし、ヴィヴィオが見た戦いも魔法中心だったはずや」
「認識を合わせるために私の家で見てみよう
多分それが一番早いよ
今日はまだお祭り中だから楽しもう」
「はい」
そうしてこの場ではお開きになった
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