魔法少女リリカルなのはVivid ーオーブ列伝ー

宇宙戦闘ロボット ウルトラマンシャドー 

ガイはヴィヴィオとアインハルトとリオとコロナのメンバーでルーフェンに向かう電車に乗っていた。
「あの、ガイさん」
リオはガイに話し掛けた。
「何だ？」
ガイは片手にラムネを持ちながら聞いた。
「ルーフェンには詳しいんですか？」
リオはそうガイに聞いた。
「ああ、昔な」
そう言ってガイは外を見ていた。



ーーールーフェンーーー


ガイ達はルーフェンに着き荷物を持ち歩き始めた。
「あれ？」
ミウラは何かを見つけた顔をしていた。
「ん？ミウラどうした？」
そう言ってガイはミウラを見た。
そこには虎がミウラの近くに居た。
「きゃああああああああ！」
ミウラは大声で叫んだ。
「ミウラさん！」
ヴィヴィオはミウラを見た。
そこにはミウラにじゃれつく虎がいた。


ーーー春光拳道場ーーー


ガイはリオの姉に挨拶を終えてヴィヴィオ達とリオの師匠に会いに向かった。
「やぁ、リオお帰り」
そう言ったのは優しそうな老人だった。
「ただいま！じいちゃん」
リオはそう言って走り出した。
「おお、相変わらず元気だな」
そう言ってリオの祖父レイ・タンドラはガイを見た。
「お久しぶりです。ガイ兄さん」
レイはそう言って頭を下げた。
「あんたも元気そうだな」
ガイはそう言って笑顔で帽子を持ちレイと話をしていた。



ーーー中庭ーーー


ガイはルーフェンの服に着替えて中庭でヴィヴィオ達の実力を見ていた。
「ミウラ・リナルディ！」
ミウラはそう言って回し蹴りで300㎏のサンドバッグを蹴り飛ばした。
「うわお！」
１人の春光拳道場の門下生がそれを見て驚いていた。
「あとは俺だけだな？」
そう言ってガイは片手に力を込めて正拳突きを打ち込んだ。

ズザァー！
中の砂が大量に落ちた。
「うそ・・・・」
その強さにヴィヴィオ達も驚いていた。
「やれやれ、やり過ぎたな」
そう言ってガイは片手を開いた。
「あの！お兄さん名前は？」
二人の春光拳の門下生はガイに聞いた。
「クレナイ・ガイだ！」
そう言ってガイはじっと空を見ていた。
「クレナイ・ガイ？どっかで聞いた事があるような？」
門下生二人は頭を傾げた。
「ガイさーん！」
後ろからリオのイトコのリンナ・タンドラがガイに声を掛けた。
「何でしょうか？」
ガイはそうリンナに聞いた。
「申し訳ないんだけどあの子達と洞窟で探検に参加してくれないかな？」
そうリンナはガイに聞いた。
「ああ、構わないぜ！」
ガイはそう言って服を着替えに向かった。


ーーー春光拳の試練の洞窟ーーー


ガイは片手にオーブカリバーを片手に持ちヴィヴィオ達とどの洞窟の試練に入るか悩んでいた。
「ガイさん！一緒に入ろう！」
ヴィヴィオはそうガイに言った。
「ああ、構わないぞ！」
ガイはそう言って技の洞窟に入った。


ーーー技の洞窟の中心部ーーー


ガイは片手に持つオーブカリバーを光らせてヴィヴィオとミウラとミカヤと共に技の洞窟で中心部に着くと木人が大量に置かれていた。
「何か嫌な予感がするな」
そう言ってガイは一歩歩くと木人達はいきなりガイ達の方を向いた。
「予感的中ですね！」
そうミウラは言った。
「ああ、だが暇つぶしには丁度いい！」
ガイはそう言ってオーブカリバーを片手に持ち力を込めた。
するとオーブカリバーが宙へと飛んでいった。
「なるほど、技で戦えか！」
そうガイは壁に掛けてある棒を片手に持ち指で回しながら言った。
「いくよ、三人とも！」
ミカヤはそうガイとヴィヴィオとミウラに聞いた。
「「はい！」」
「ああ！」
ヴィヴィオとミウラとガイは構えて言った。


ーーー２時間後ーーー


ガイは棒術で木人を容易く倒し辺りを見た。
「ガイさーん!全部倒し終わりましたね」
ヴィヴィオはそうガイに言った。
「ああ、何とかなったな」
そう言ってガイは棒を壁に戻してオーブカリバーを片手に奥へと向かった。



ーーー技の洞窟の最深部ーーー


ガイ達は奥に辿り着くとそこには黒いウルトラマンの様な物が壁に張り付けにされていた。
「ウルトラマン？」
ミカヤはそう言ってじっと黒いウルトラマンを見た。
「いや、光の力を感じない。それに生命エネルギーも感じられない」
そう黒いウルトラマンを見て言った。
「何なんでしょうね？」
ミウラはそう言ってじっと見ていた。



ーーー春光拳の道場ーーー


ガイ達は道場に戻りガイはレイに技の洞窟の奥にあった黒いウルトラマンの事を説明した。
「たぶんだがそれは１５０年前にルーフェンの山奥で発見された巨人だよ」
レイはそう言って文献をガイに見せた。
「あれは多分だかウルトラマンシャドー。ゼアスさんの世界のロボットウルトラマンだ！」
ガイはそう言った。
「なら、あれは敵なんですね」
レイはそう言ってじっと考えていた。


ーーー技の洞窟ーーー


１人の黒い服を着て赤い瞳の人物は片手を前に出して黒い霧の様な物体をウルトラマンシャドーのカラータイマーに注ぎ込んだ。
そしてウルトラマンシャドーは瞳が赤く光出して呪縛を破壊してそのまま空高く飛んだ。



ーーールーフェンーーー


ガイは門下生達と稽古をしていた。
ガイは己の中で嫌な感じがしていた。
その時だった。
空から黒いウルトラマンシャドーが下り立った。
ウルトラマンシャドーは片手を拳にしてガイに攻撃を仕掛けた。
ガイはそれを避けて森に逃げた。
「戦うしかない！」
そう言ってガイはオーブリングを光らせて２枚のカードをカードホルダーから取りだした。　
「ギンガさん！」
[ウルトラマンギンガ！]
『ショウラッ！』
右側にウルトラマンギンガが出現した。
「エックスさん！」
[ウルトラマンエックス！]
『イークス！』
左側にウルトラマンＸが出現した。
「しびれるやつ・・・頼みます！」
[ウルトラマンオーブ！ライトニングアタッカー！]
ガイはウルトラマンオーブライトニングアタッカーに変身した。
「電光雷轟悪を撃つ！！」
そう言ってオーブはウルトラマンシャドーに攻撃を仕掛けた。
シャドーはメリケンサックの様な拳でオーブに攻撃を仕掛けた。
オーブは片手でそれを受け流し近接戦でウルトラマンシャドーに攻撃を連続で撃ち込んだ。
だがウルトラマンシャドーの体は異常なまでに硬くオーブのパンチは全く効いていなかった。
「俺は負けない！大切な弟弟子の大切なものを守るために！」
オーブはそう言ってウルトラマンシャドーに殴りまくった。
ウルトラマンシャドーはメリケンサックの拳でオーブのボディを殴りまくった。
オーブはそれを喰らいながらも立ち向かった。
「ガイ兄さん・・・」
レイはじっとオーブを見た。
「待っていて下さい！」
そう言ってレイは走り出した。


ーーー春光拳・道場ーーー


春光拳の壁に掛けられていた２枚のカード。
それを持ってレイは走り出した。


ーーールーフェンの森林ーーー


オーブはふらふらになりながら立ち向かおうとした。
「ガイ兄さん！！」
レイはそう大声でウルトラマンオーブを呼んだ。
オーブはレイの持つ２枚のカードをじっと見た。
「受け取ってくれ！」
そう言ってレイは二枚のカードをオーブに投げた。
カードはオーブのカラータイマーに吸収されガイの手には二人のウルトラマンのウルトラフュージョンカードがあった。
「レオさんとゼロさんのカード・・・。」
ガイはじっとレイを見た。
レイは何も言わずに頷いた。
「借りるぜ!レイ！」
そう言ってガイはウルトラフュージョンカードを持ちオーブリングにスキャンした。
「レオさん！」
[ウルトラマンレオ！]
『ヤァー！』
右側にウルトラマンレオが出現した。
「ゼロさん！！」
[ウルトラマンゼロ!]
『ゼェーリャア！』
左側にウルトラマンゼロが出現した。
「師弟の絆・・・お借りします！」
レオとゼロはガイの体に一つになった。
[ウルトラマンオーブレオゼロナックル！]
ウルトラマンオーブは格闘技に特化した姿レオゼロナックルに変身した。
「宇宙拳法・・・ビックバン！！」
オーブはそう言ってウルトラマンレオと同じファイテングポーズを取った。
ウルトラマンシャドーはメリケンサックでオーブに殴りかかった。
オーブはそれを片腕に力を込めてメリケンサックを破壊した。
「トリプルバーンキック！」
両足を真っ赤に燃え上がらせて３発ウルトラマンシャドーのボディに回し蹴りを撃ち込んだ。
ウルトラマンシャドーはそれを喰らいボディにヒビが入りボディの装甲が一部取れた。
「ロボット！」
レイはそう言ってウルトラマンシャドーを見た。
ウルトラマンシャドーは体からエネルギーを集め始めた。
「これで終わりだ！」
オーブは額のビームランプからエネルギーを集め始めた。
ウルトラマンシャドーは両腕を十字にして必殺技シャドリウム光線を放った。
「ナックルクロスビーム！！」
オーブは額から放たれる必殺技ナックルクロスビームを放った。
２つの光線はぶつかり凄まじいエネルギーが発生した。
「うぉおおお！」
ガイはウルトラマンオーブの力を最大にしてウルトラマンシャドーのシャドリウム光線を消滅してナックルクロスビームでウルトラマンシャドーの体を貫いた。
ウルトラマンシャドーは爆発した。
オーブはじっとレイを見た。
レイはオーブを見て笑顔でいた。


ーーールーフェンの駅ーーー


ガイはヴィヴィオ達と合宿を終えて帰ろうとしていた。
「ガイ兄さんまた来てください」
そうレイはガイに笑顔で言った。
「ああ、またいつか来るよ」
そう言ってガイはレイと握手して高速電車に乗りミッドチルダに戻った。


ーーー電車内ーーー


「また、いつか」
ガイはじっと外の景色を見ていた。
「ガイさん」
ヴィヴィオはガイに声を掛けた。
「どうした？」
ガイはヴィヴィオを見た。
「今度の月見楽しみですね」
ヴィヴィオはそうガイに言った。
「ああ、そうだな」
ガイはそう言って笑顔でいた。



つづく 

「ガイのウルトラヒーロー大研究！」
「今日のヒーローは？」
[ウルトラマンナイス]
「戦うお父さんと呼ばれるウルトラマン。ウルトラマンナイスさん。ギャグ要員と呼ばれるが決して弱くわない!」
「そして今回の怪獣は？」

[ペギラ]
「冷凍怪獣ペギラ。口から吐く冷凍ガスはあらゆるものを凍らせて無重力空間を作り出すんだ。弱点はペギミンＨと呼ばれる物質だ！」
「次回も見てくれよな！」

次回予告
お月見の為になのはさん達と一緒にもちをついていた俺とヴィヴィオは不思議な臼がもちを食べて逃げた。
その正体はもち怪獣モチロンだった。
そして１人の女性がモチロンを止めてくれと頼んできた。
貴女は一体？

次回　お月見の訪問者

紅に燃えるぜ！！