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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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9部 ViVid!
6章 たまにはまったりな日常
  学園祭

 今日は、ヴィヴィオの学校の学園祭の当日なのだが、
もちろんヴィヴィオは朝早くから準備に学校に行ったのだが、
家のお姫様2人が服装がまだ決まらないらしい。

「綾ちゃんはその格好でいくの?」

「なに?普段着じゃだめだったっけ?」

「いいんだけど・・・」

「綾、学校の偉い人たちとも話す可能性があるから、きちんとした格好の方と、
ヴィヴィオが恥ずかしくないような格好をしないと」

「フェイトいい?
主役はヴィヴィオたちなの
私たちがいい格好していく必要ないし、
なのはにしろ、フェイトにしろ素材は最高なんだから、
どんな服でも見違えるから大丈夫だよ」

「もぅ、綾ちゃんは身内に甘いよ、私たちよりきれいな人はたくさんいるし」

「なのはが世界中で一番きれいだよ」

「にゃはは・・・ありがとう」

「もう!そこで二人だけの空気を作らないでほしいんですけれど」

「フェイトのお兄ちゃんと同じように空気を読めない人になったらいけないと思うんだけど・・・」

「綾!」

「おぅこわ、早く服決めないと学園祭終わっちゃうよ」

「「そうだった」」

 準備も終わり、俺たちはヴィヴィオの学校に向かった。

「相変わらず二人とも綺麗だねぇ」

「ありがとう、綾ちゃん珍しいね、ロングスカートなんて」

 そう以前の俺はスカートなんてはかなかったのだが、
ヴィヴィオたちと家族をやらせてもらってと、
翠屋を経営させてもらってから少しずつスカートもはくようになってきた。
秋だからか今日は少し寒いのでロングスカートにして来た。
なのはにしろ、フェイトにしろ寒くないのかね
二人ともスカートなんだけど、膝上は寒いと思う。
なのははカジュアルなんだけど、
フェイトの服装はビジネスでも使えそうな服
おれ自身服に詳しくないので説明が難しいけれど・・・
おれ自身、実年齢60越えてるからなぁ
少し下らない考えがよぎってきたのだが、
学校に近づくにすれ、人が多くなってきている。

「今年も賑わってるね~」

 そう言えば、フェイトって忙しいのにヴィヴィオの決まった学校のイベントには、
急な仕事が入らない限り必ず来てるなぁ

「本当に!」

 まぁなのはは、結婚してから、ヴィヴィオと家族になってから、
このようなイベントは必ずといっていいほど参加している。
もちろん俺もだけど、
翠屋はシーらに任せていつも参加してたなぁ

「あ!なのはさん、フェイトさん、綾さん」

 向こうから手を降ってノーヴェがこちらにやって来た。

「ノーヴェ!」

「あれ、一人?」

 なのはとフェイトがユニゾンかっていうぐらいにノーヴェに聞いていた。

「ちょっと野暮用がありまして、今来た所なんです」

「せっかく会えたんだから、ノーヴェが嫌じゃなければ一緒に行かない?」

「どうしたんですか綾さんからそんな提案があるなんて、嬉しいですけれど、ビックリなんですが」

「もぅノーヴェは私のことをどう見ているのやら」

「喜んで!」

 女性が3人集まると結構騒がしい
ヴィヴィオの教室に向かうだけでこうも話に花が咲かせるのだから、
俺はもっぱら聞き役
聞いてると親と先生の面談ぽい
間違っちゃないけれど

 ヴィヴィオの教室にはいると・・・
あれヴィヴィオの気配が教室内から感じない

「こんにちは~」

「おじゃまします」

「なのはさん」

「コーチ!」

 なのははリオとコロナの目線に会わせ会話している
フェイトとは遊びに来ていたアインハルトと挨拶をしていた。
なのはとコロナの会話でヴィヴィオはとなりの教室の助っ人にいったのがわかった。

「あ!綾先生だ!」

 すごいスムーズにウサギとクマのぬいぐるみが俺の周囲に集まり出して回り出した。
そこで俺はふと我に帰った。
見に来ていたときよりも洗練されている。

「すごい!こんなにうまくスムーズに動かせれるなんてビックリした。」

 ネコのぬいぐるみが俺のそばに来てエスコートしてくれるみたい。

「どうやらこの子が席までエスコートしてくれるみたい。向かおう」

 俺たちは、ぬいぐるみのエスコートにしたがって席についた。
まだ頼んでもないのにお茶とお菓子が運ばれてきた。
俺はそれを口に運ぶと、とても美味しいシューだった。
シューだけではなくエクレア等も十分美味しく
紅茶も文句がないぐらいに美味しかった。
なのはとフェイトは少しとなりのクラスを見てくるといって席をはずしてしまった。
ヴィヴィオの様子を見に行くみたい
気配察知をしたら見知った気配ばかり感じたので俺はこちらを優先
食べ終わったら、数人のかわいい学生たちが俺のそばによってきた。

「みんなすごい頑張ったんだねぇ
スゴくきれいにぬいぐるみは動いてるし、
お菓子やお茶も文句がないぐらいに美味しいよ」

 素人で小学生でこれだけ作れたら十分だと思う。
勿論ぬいぐるみ操作もコロナと比べたら粗はあるけれど、
この年齢でここまでできたら十分だと思う。
もちろん目がついたとところは誉めながら、
こういう風にやるともっとよくなるかもって言う提案はしていた。

 ヴィヴィオの学友たちは感激して泣きそうな子もいるけれど、
せっかくのお祭りなんだから笑ってと、俺は指を鳴らしてバラの花一輪を出してプレゼントした。

「どこのホストの人なんですか?」

「だってここで泣かれたら困るよ!」

「ですが、綾さんってスゴく教えるのうまいですよね」

「魔法やお菓子作りはプロだからね
理解力がある人だったら教えれるよ
ヴィヴィオが帰ってきたみたいだ!」

「相変わらずそれどうやってやっているんですか?」

「ノーヴェ達も出来るでしょうか」

「私たちのは・・・」

「否定するな!ノーヴェ達のその力はそういう状態であるってだけ、
人の才能と同じだよ。
それをどういう風に使うのかはノーヴェ次第だ
それを人に害をなすのか、人の役に立つのか
ノーヴェの自由なんだから」

「ありがとうございます」

「あ~綾お姉ちゃんがノーヴェをいじめてる、友達も泣かしたでしょ」

「もう人聞き悪いよヴィヴィオ!、的あてのキーパーどうだった?」

「勿論!全員防いだよ」

「やるじゃん。はやてとかルーとかいたのに」

「あれ!見に来たの?」

「気配で、あと、トップファイターの方達もいたのにすごいね」

「相変わらず、私のお姉ちゃんは人やめてるような」

「今日あhどうしたのやけに言葉がいたいんだけど!」

「そうじゃないけれど、綾お姉ちゃん時間って今日ある?」

「もちろん」

「お昼から的あてを挑戦しに来てほしいんだけど」

「もちろん!
みんなこっち」

 なのはやフェイト、はやての幼馴染みたちや
ルーテシアやトップいファイターの皆さんもこちらに来たようで大所帯になってしまった。

「恥ずかしいやん、そんな大声で読んだりしたら」

「え~、八神指令こちらに席を取っておりますって敬礼で言えばよかった」

「絶対にイヤや」

「おいお嬢」

「なにかしら?」

「なんでヴィヴィのお姉ちゃんって八神指令にタメ口何だ?」

「私に聞かれても困るでしょうハリーさん。
ルーご存じですの?」

「あ~そうですね。
実際にはなのはさんやフェイトさんと幼馴染みで友人だからですよ」

「あれ?昔何かで聞いた記憶があるんですが何だったかしら」

「おいおい、その年で痴ほう症か」

「何か言いまして」

「耳まで遠くなってるのか」

 俺は少し咳き込んだ不利をして二人の口喧嘩発生を止めた

 どうやら昼からみんなバラバラらしい
大人組はグランドシスターや偉い人に挨拶で
トップファイターの皆様は午後からトレーニング
ミウラだけはコーチ達からハードワークのし過ぎでストップっと言うことで
今日一日休日となったみたいミカヤさんとノーヴェが子供達の引率をしてくれるから
俺もそちらに加わりたいけれど、なのは達と一緒に挨拶回り
かたっくるしいのきらいなんだけどな
ヴィヴィオの予定を聞いて、15時ぐらいに挑戦しにいくと伝えた。
その時だけはスゴく思いが伝わってきたので、
なにかしようとしているのだけはわかった。
まぁその時になれば分かるでしょ。 
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