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混沌の魔術師と天空の巫女

作者:白鋼
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第8章 日常編
  氷竜

「3つ首の・・・・・・ドラゴン・・・!!!!」

「嘘だろ・・・・・・!!!」

「あ・・・ぁ・・・。」

ナツさん達はまだ驚いていた。

「「「すぅーー・・・。」」」

「!!!!」

マズイ!!!!ブレスを放つぞ!!!!

「闇分身!!!!」

俺は急いで、闇分身を出す。

「「「ハァーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」


ギュオオオオオオオオオォォォォッ!!!!


奴等は口から強力な吹雪の様なブレスを放ってきた。

「うわぁっ!!!」

「のわぁ!!!」

「わあぁっ!!!」

「っ!!!」

「きゃん!!!」

俺達は(エーラ)を出し、俺はウェンディを抱き、
闇分身達はナツさん達を掴んで空へと回避した。
「危ない危ない。」

「あの時も、これにやられたな。」

俺と闇分身がそう言う。




























『どうした?』

『もう終わりかぁぁぁっ!!!』

『つまらないよ~~~。』

『・・・っ!!!』

ドラゴンになっても・・・奴らが上か・・・・・・!!!!

『止めを刺すか。』

『いいよぉ~。』

『凍りつけにしてやるよぉぉっ!!!』

マズイ!!!!

『闇分身!!!!』

俺は人の姿の闇分身を2体出した。

妖精の球(フェアリースフィア)!!!!』

さらに妖精の球(フェアリースフィア)を出した。
うまく、中に入るように穴を開けておいた。

『ウェンディを・・・ナツさん達を呼んでくれ!!!!』

『『わかった!!!!』』

闇分身達はそう言い、(エーラ)を出し、
妖精の球(フェアリースフィア)を持って、飛んで行った。

『『『はあああぁぁぁぁぁっ!!!!』』』

「うわああああああっ!!!!」






























「(その後の事は覚えてないけど、凍りつけにされたんだな、俺・・・。)」

俺はその事を思い出し、心の中でそう思うのだった。

「本当にいたんだ・・・・・・。」

「ん?」

そう言ったのはウェンディだった。

「昔・・・グランディーネから聞いたの。
 『私達がまだ小さいドラゴンだったころ、
 全てを凍りつくす3つ首の氷のドラゴンがいたって・・・
 でも最後には多くのドラゴンと協力して封印した』って・・・。」

ウェンディはそう説明する。

「ああそうだぁ!!!俺達はずっと封印されたいたんだよ!!!!
 動く事ができねえでぇっ!!!!クソったれぇぇぇっ!!!!」

「だがそれでも、徐々に封印は弱まり、
 俺達は少しずつだが、この大陸を作った。
 いずれ、全ての世界を凍りつくす為に。」

「けどある日~、封印が弱まって~、
 俺達はこうやって~、動けれる様になったんだ~~~~!!」

「丁度その日は、月蝕であったな。」

「今でも昨日のように思い出すぜぇ!!!!」

氷のドラゴンはそう言う。

「エクリプスの影響がアレ以外でもここでもあったのか・・・!!!!」

ガジルさんがそう言う

「・・・アレって・・・?」

「お兄ちゃんがいない時にね、色々あったの。
 今度話すから。」

ウェンディがそう言ってくれた。

「というか・・・本当にこんな奴がいるなんて・・・・・・!!!!」

「全くだ。」

「おう。首3つなんてびっくりしたぜ。」

シャンディー、ガジルさん、ナツさんがそう言う。

「ん?確かに3つ首のドラゴンは驚いたが、お前達までそこまで驚くか?
 そういったドラゴンもいると思わねえか?
 ウェンディも育ててくれたドラゴンから聞いたんだろ?」

ラクサスさんがそう言ってきた。

「おいラクサス・・・・・・。」

ナツさんがラクサスさんの方を向く。

「3つの首を持った人間が出たら、驚くだろ普通?」

「だな。」

「確かに。」

「うん。」

「はい。」

ナツさんの言葉に俺達は返事する。

「ドラゴンである奴と育てられた奴にはそんな感じなのか・・・?」

俺達の方がおかしい・・・のか・・・?

「っ!!また来るよ!!!!」

シャンディーの言葉に、俺達は振り向く。
奴等がまたブレスを放ってきた。


ビュオオオオオォォォォォォッ!!!!


「ヤバい!!!!」

次のブレスには氷柱が混じっていた!!!!
当たると危険だ!!!!

妖精の球(フェアリースフィア)!!!!」

俺は全員を囲むぐらいの大きさの妖精の球(フェアリースフィア)
ブレスを防ごうとした。


カチカチカチ!!!!


「!」

だが妖精の球(フェアリースフィア)は凍り付いてしまう。

「今だ。」

「うおおおおぉぉぉぉらああああぁぁぁぁっ!!!!」

「いっくよぉ~~~~~~~~~!!!!」

ドラゴンはそのまま突撃して来た。


バリィーーーーーン!!!!


凍り付いた妖精の球(フェアリースフィア)は簡単に壊された。


ドン!!ドン!!!


「「「「「ごあっ!!」」」」」

「「ぐあぁっ!!!」」

「うっ!!」

「「どわあぁーーーー!!」」

俺達全員、奴らの突進を喰らってしまい、下に落ちた。
闇分身が下になり、ナツさん達はダメージを防いだ。
俺とウェンディは、俺が何とか体勢を立て直した事でなんとかなった。


ボン、ボン、ボン、ボン!!


ただ闇分身は消えてしまった・・・。

「ふん!!ただ雑魚の数が増えただけか!!!」

「全然余裕だねぇ~。」

「我らの相手ではないようだな。」

奴等はそう言う。

「んだとコラァァーーーーーッ!!!!」

ナツさんがそれに激怒した。

「所詮貴様等人間など弱い存在。」

「俺達の餌しかねえんだよぉぉっ!!!!」

「弱い弱~い。」

奴等はそう言う。

「ふざけやがって。」

「こっちには子供だがドラゴン1頭に滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)が5人。
 舐めていると、痛い目見るぜ。」

ガジルさんとラクサスさんがそう言う。

「今回は1対1じゃないから、まだ大丈夫だとは思うけどね。」

シャンディーがそう言う。

「もう氷漬け何て勘弁だしな。」

「・・・私達が・・・やらないと・・・!!!!」

俺とウェンディはそう言う。

「舐めているのは貴様らの方だ。」

「人間如きが俺達に勝てる訳ねえだろぉぉぉっ!!!!」

「所詮エサはエサさ~。」

「「「この氷竜、トイランアグールの敵ではない(じゃねえ)(じゃないよ~)!!!!」」」

氷竜と俺達の戦いが始まる・・・!!!! 
 

 
後書き
どうも、白鋼です。
今回はここまでにさせていただきます。
『氷竜 トイランアグール』、まぁぶっちゃけ、
トライアングルを並び替え、棒を出しただけです。
あと、ラクサス以外のみんな、
こんな感じだと自分はそう思って出しましたいかがでしょうか?
次回から戦闘になりますが、出せれるのは、速くて今月中、
遅くて来月になります。お許しください。お楽しみに!! 
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