転生貴族の銀河
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第三十六話
前書き
スランプに入りました。
書きたくても上手くいかないのです。
これは皆さんが経験してるかとは思いますが、難しいですね。
「師匠勘弁して下さい、無理です」
「ふん、お主は甘いな暗殺は己の心を殺し実行するのだぞ」
「待ってください、俺は暗殺者では無いんですが?」
「何を言っている、お主は儂の弟子だぞ一流の暗殺者にしてやると子供の時から言っておるだろうが」
「全力で拒否します、俺は正式な指揮官で...艦隊指揮官ですから無理です」
と!
俺は全力で逃げた....
そして!
即座に捕まり、訓練施設に叩き込まれたのだった。
三長官はと言うと!
「何故だ何故あの馬鹿が捕まらんのだ」
「五日前にリヒテンラーデ候と会ってから行方が掴めないらしいのだがな」
「奴の屋敷でも行方が掴めなくなっていると言っていたのだが」
「では!リヒテンラーデ候は何と言っているのか」
「知らないそうだ、困った事になったな」
「まさかだが、陛下も之に係わっているのか?」
「その確率は高いだろうな」
三人は頭を痛めていた。
今後の方針が進まない事には何も出来ないのであった。
必要な物資などは準備に入ってはいるが、作戦が決まらなかった。
艦隊の補給に準備は淡々と進んでいた。
計画書がありそれを熟すだけであるので!
「失礼します、パウル・フォン・オーベルシュタインです」
「なんだ!」
「我が主が恐らくは国務尚書に攫われました。」
「平気な顔をしているが何か分かったのか?」
「分からないからこそ分かりました。ここまで完璧に我が主を拘束するのはこの銀河では一人だけです」
三人が頷き
「では!」
「ですが....」
「認めんか?」
「でしょうね、あの方は基本的には帝国の陛下の為にしか動きませんので」
「「「で」」」
「陛下が敵を降伏し、銀河の統一と言われました。
昨日です、ですのでその内に解放されるかと思います」
「だがいつだ?」
「数日中にですな、流石にこれには逆らえませんので」
「自信満々の顔だが?」
三人が疑問的な顔になってはいるが!
それはそれである。
パウルは既に帝都の上空にある衛星で三つほどに絞り込んでいた監禁場所をだ。
パウルも幼いロルフと付き合いだした時から暗殺スキルの習得を義務づけられていたが!
御蔭で鉛筆一本でも有れば暗殺出来る。殺しではなく暗殺である。
事実は他の者は知らない、知っているのは極少数の関係者だけ.....
俺はイツまで此処で訓練するんだ?
心が死んでいくのが分かるんだが、何て言えば良いのか?
兎に角あれだな、感情が無くなっている。
「で!」
「御師様、既に詰んでますぞ」
「成る程、彼奴を解放しよう」
「簡単ですな、何かを考えて!」
「そろそろ戦いが始まる、彼奴の甘さは出来るだけ取り除く事が出来た。
分かるか? 私は心配なんだ、自分の性格の甘さで死んで欲しく無いのだ」
リヒテンラーデ候は真剣に答えて来れている。弟子を死なせたくないか初めて聞いたな
「では、今から供に帰っても?」
聞いて見れば!
「構わんぞ、だが絶対に生きて帰って来させろ命令だ」
「将来の国務尚書は絶対にこの場所に連れて帰ります」
「違うぞ、将来は宰相だ!!!」
「本気ですか?」
「無論本気だ、皇子にも本気の愛情を注いでいるのは分かっている」
この人がこんな言葉を言う何て夢でも見てるのか?
汗が顔を流れるのが分かる、まさかその様な事を考えているとは思いもしなかった
「不思議か?」
「はい」
パウルは真剣に向かい合うが役者が違う
「儂も人を多く見て来ている、そしてその結果だ。
多くは言わんぞ考えろ戦いが終わった時に答えを聞こう」
私はそのままロルフ様を連れ帰った......
パウルよ、若いなまだ自分を捨て切れていない答えは儂が死ぬ時まで出せれば合格かな?
リヒテンラーデ候は一人テラスでワインを片手に二人を見送っていた静かに...
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