| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千二十五話  動きになった

第七千二十五話  動きになった
 ルーマニアでの共産主義が終わって国としても政治的にも経済的にも落ち着きが見られる様になってからでした。
 国民の人達がそれぞれ言いはじめました。
「あの人をお呼びしないか」
「戻ってきてもらえないか」
「それがいいか」
「共産主義も終わったんだ」
「そして国として落ち着いてきた」
「それならだ」
 もういい頃だというのです。
「よし、じゃあな」
「お声をかけよう」
「来てくれるかどうかわからないが」
「それでもな」
 こうお話してでした、そのうえで。
 ルーマニアにも相談しました、するとルーマニアもこう言いました。
「いいずらな」
「はい、それじゃあですね」
「お声をかけましょう」
「そうしましょう」
 こうしてでした、その人に声をかけることになったのでした。戻ってきて欲しいと。


第七千二十五話   完


                  2018・5・11
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧