ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六千九百八十七話 挨拶代わりに
第六千九百八十七話 挨拶代わりに
スイスはフランス達三人を席に案内するとすぐにワインを出しました、そして勿論チーズも出したのですが。
「ブルーチーズとカマンベールチーズとである」
「山羊の乳のチーズもだね」
イタリアはそのチーズも見ました。
「この三種類なんだ」
「まずは挨拶である」
「おい、これが挨拶かよ」
ここで驚いて言ったのはやっぱりイギリスでした。
「いきなり贅沢だな」
「あえて言うが吾輩のところでは粗食にもならんであるぞ」
スイスはそのイギリスに引きながら突っ込みを入れました。
「そもそも御前の方が豊かな国ではないのか」
「俺でこんなチーズ一度に食えねえぞ」
イギリス産ではないというのです。
「山羊のチーズなんていきなり出すなよ」
「ではカマンベールもであるか」
「凄い贅沢だな」
「御前の食生活は何時になったら改善するであるか」
味のレベルがましになるのかというのです、スイスはイギリスの料理文化のあまりもの状況に呆れるばかりでした。
第六千九百八十七話 完
2018・4・22
ページ上へ戻る