| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千九百五十七話  社会の裏で

第六千九百五十七話  社会の裏で
 マフィアやカモラは今やイタリア南部の深刻な悩みの一つとなっていますがそれは十九世紀からでした。
「統一までに結構力があったな」
「自警団とか密輸組織が変な風になってな」
「そこで取り締まっていればな」
 ドイツは今更ながらと思いロマーノに言いました。
「今の様になっていなかったが」
「自警団出来た理由わかるだろ」
「警察の力が弱かったからだ」
「そうだよこの野郎」
 まさにというのです。
「だからああなったんだよ」
「そうだな」
「そして近代化される中でな」 
 社会全体がです。
「ああした風になっていったんだよ」
「そして統一の頃にはだな」
「ああなっていたんだよ」
 今のマフィアやカモラにです。
 近代化と共に犯罪組織も今の様になっていきました、そしてロマーノではかなり深刻な問題になっていったのです。


第六千九百五十七話   完


                  2018・4・7

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧