| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千九百五十六話  高倉健主演

第六千九百五十六話  高倉健主演
 日本はかなり真剣なお顔でイタリアにお話します。
「あまりにも有名な方ですが」
「その頃のヤクザ屋さん?」
「はい、国民的歌手とも関わりが深かった」
 昭和、戦後を上司の上司の人そして漫画の神様と言われた人と並んで戦後日本の象徴となった歌手の人です。
「組長さんです、三代目の方でしたが」
「その人がなんだ」
「はい、自警団を組織されていました」
「神戸の街も大変だったんだね」
「この時のことは映画にもなっていまして」
 日本はイタリアにこのことをお話するのでした。
「本当に大変な時代でした」
「日本が一番大変だった時だね」
「そうですね、その中で」 
 日本はその時代のことを思い出しつつお話を続けます。
「街の治安が滅茶苦茶で」
「外国の人達が暴れ回っていたんだ」
「それを三代目さんがその目で見られて」
「動いたんだね」
 自警団を組織したというのです、そしてヤクザ屋さんはこのことからも結果として勢力を大きくしていったのです。


第六千九百五十六話   完


                 2018・4・6 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧