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ヘタリア学園

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第六千九百五十三話  起源はどうか

第六千九百五十三話  起源はどうか
 ドイツはロマーノにさらに言いました。
「もうはじまりもわかっている」
「マフィアのことはかよ」
「元々は山賊だったりしたな」
「あと密輸組織だの自警団だのだよ」
「そういった者達がだったな」
「ああ、山賊を警官にしたら結局悪い方に行ったしな」
 そもそもの地が悪かったからでしょうか。
「それじゃあ今はだよ」
「あの有様だな」
「もう俺の経済や社会の裏を牛耳ってるんだよ」
 そうした状況に陥っているというのです。
「もう知ってるんだな」
「そうだ、はじまりを知ればだ」
 そこからというのです。
「対応を考えられるからな」
「学者みたいなこと言うな」
「学問もまた問題解決に有効だからな」
 それでと返すドイツでした。
 実はマフィアのはじまりは俗に言うフランスへのレジスタンスではなかったのです、山賊や密輸組織とかだったのです。


第六千九百五十三話   完


                  2018・4・5

 
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