ヘタリア学園
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第六千九百ニ十五話 仮面の男
第六千九百ニ十五話 仮面の男
フランスは宮殿で当時の上司の人とお話をしてからです、ふとある貴族の人にこんなことを囁かれました。
「それの話本当かよ」
「はい、あの監獄にいるとのことです」
「そんな如何にもな感じの囚人がかよ」
「いるそうです、しかも」
「かなり厳重に監視されててか」
「それでいて変に待遇がよくて」
「変な囚人だな」
フランスはそのお話を聞いて思いました。
「それはまた」
「それでどうされますか?」
「会いに行くか?しかしな」
ここでフランスはすぐに勘付きました、そのうえで言うのでした。
「上司の人、王様と関係あるかもな」
「だからですか」
「ちょっと監獄には行かずにこっそり調べてみるか」
「そうされてですか」
「ああ、どんな人か調べるか」
その囚人の人ををいうのです、フランスはその謎の鉄仮面の囚人について興味を持って調べることにしました。
第六千九百ニ十五話 完
2018・3・22
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