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ヘタリア学園

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第六千八百九十九話  美術館だった

第六千八百九十九話  美術館だった
 オランダと台湾は日本に案内されて見事なお庭の中を見てから宮殿の中に入りました、その中はどうなっているかといいますと。
「あっ、美術館ですか」
「そうきたか」
 台湾もオランダも少し驚きました。
「まさか宮殿を美術館に使うとはや」
「意外で面白いセンスですね」
「私も素晴らしいと思います」
 ここで微笑む日本でした。
「美術館にしてくれるとは」
「そうですね、これはです」
 まさにと言う台湾でした。
「秀逸なセンスです」
「これはええわ」
 オランダは笑っていませんが認めることはしました。
「只のリゾート地やないな」
「はい、文化も考えてです」
 そのうえでというのです。
「造られています」
「そうした場所か」
 オランダはここでわかりました、ハウステンボスが只のリゾート地ではないということが。


第六千八百九十九話   完


                2018・3・9
 
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