ヘタリア学園
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第六千八百八十九話 運河沿いで
第六千八百八十九話 運河沿いで
長崎に縁のあるイタリアの音楽家さんの名前が付いたお店でお昼を食べてからです、日本は台湾とオランダを今度は運河沿いのお店に案内しました。
そこではワインとおつまみを出してくれて運河沿いの景色も楽しみつつ快適に楽しむのですがオランダはここでも言いました。
「ワインか、俺のとこやったらな」
「ワインもなのね」
「ビールの方をよお飲むか。というかや」
こう台湾に言うのでした。
「こうした楽しみ方もや」
「あまりしないの」
「運河は確かに多いけどな」
オランダの特徴の一つです、国土のかなりの部分が埋め立て地でもあります。
「それでもや」
「ワインを飲みながら景色を優雅に楽しむことは」
「あまりせんわ、そやから食うことにはや」
とかくというのです。
「興味はないわ」
「それでなのね」
「こうした遊びは殆どせんわ」
どうにもオランダの街をモデルにしていてもオランダには縁のないことばかりみたいです、ハウステンボスはそんなところです。
第六千八百八十九話 完
2018・3・4
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