ヘタリア学園
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第六千八百五十一話 上半身裸で
第六千八百五十一話 上半身裸で
トンガの選手に世界がびっくりしました、何とです。
「冬でも裸でごわすか」
「下は腰ミノばい」
トンガと親しいオーストラリアとニュージーランドがそのトンガに言っています、この二国も驚いたお顔です。
「今回は流石に服を着てくると考えていたばいが」
「ここでもでごわすか」
「いやあ、選手の人がどうしてもと言ってね」
トンガは二国に笑って答えます。
「それでなんだ」
「民族衣装で出たでごわすな」
「その伝統を守ったばいか」
「そうなるかな」
トンガは平気なお顔です。
「立派だよね」
「よくそんなことが出来たものでごわすよ」
豪快なオーストラリアもこう言うことがあります。
「平昌の寒さは凄まじいというのにでごわす」
「その寒さに負けないってことかな」
「それでも凄いでごわす」
開会式で一番注目された国はトンガだったと言うべきでしょうか、少なくとも裸で出られる場所ではないので。
第六千八百五十一話 完
2018・2・13
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