魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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9部 ViVid!
2章 偽物
遭遇
一日目は何も起きなかった。
偽物はともかく調べたら確かに
何処で調べたかわからないけれど、覇王の一撃や聖王の防御力、冥王の怪しげな技などまぁ字にちなんだ技をこしらえてるらしい。
今日も外れか・・・思ってた矢先に戦闘の音が聞こえる。
そこに行ってみると多分練習返りのヴィヴィオ達がそこにいた。
アインハルトがヴィヴィオ、リオ、コロナを護りながら3人の攻撃を防いでいた。
多分最後尾の4人目が破壊者っていうやつか
「アインハルトさん!」
「大丈夫です。ヴィヴィオさん。覇王の拳はそんなにやわじゃないですから」
「でも!」
三方向の攻撃を防いだまではよかったのだが、最後の一撃は後方にいた奴が砲撃魔法を出してきたので、それには誰もが間に合わないと思っていた。
直撃を食らうアインハルトは目をつむり
今から来る衝撃を絶えるように奥歯をかみしめたが、いつまでたっても来なかった。
「ギリギリセーフ」
「だれだ!」
「通りすがりの喫茶店オーナーだよ」
俺は変身魔法を解いて、アインハルトの前に立ち盾で受けていた。
「大丈夫アインハルト?」
「え!ヴィヴィオさんのお姉さん」
「綾お姉ちゃん」
「「綾さん」」
俺は襲撃者4人を見ながら質問をした。
「あんたらが噂の破壊者に聖王、覇王、冥王かしら」
「いかにも!」
一番後ろの人がそう答えてくれた。
「お姉ちゃん!」
「はいはい、ヴィヴィオ質問はわかるけれど、今は黙っていてね!」
「う、うん」
「なんでこの子たちを狙ったのかな?見ればまだ年場もいかない子なのに?」
「貴様には関係なかろう!強いて言えば依頼だ!」
「ふ~ん。依頼人は」
「答えると思うか?」
「だね!」
「ヴィヴィオさんのお姉さん。危ないですから?」
「ん、そうだね。喫茶店のマスターはね。
ここにいるのはヴィヴィオのお姉ちゃんの私だから大丈夫だよ」
「我らを知っていてなお抵抗するのか小娘よ」
「古代ベルガの名高い王様とやれるチャンスってないよね。この子たちより私を相手にした方が名前が売れるよ!」
「弱い奴ほど!」
覇王を名乗る紫色の髪をしたポニテの少女が踏み込んできてのパンチを俺にしてきたのだが、俺は半身を切らしてかわす。
パンチ、キックの連携を技を受け止め、かわし、そして足払いをして転ばせる。
「足元がお留守だね」
赤髪の聖王を名乗る少女と冥王を名乗る青色の男性が同時に魔法の砲撃をしてくるが、俺は魔法の矢で相殺した。
「あ、あのヴィヴィオさん。お姉さんって?」
「あ~綾お姉ちゃん。戦いならだれにも勝てませんよ!」
「いやいやヴィヴィオ。なのはには負けるって!」
俺は一瞬振り向いて来土間たち全員が入る結界を作った。
「くっ我たちを前にして出てくるだけの事はある。なかなかの強者よ。だが、我らが本気を出したらそなたも他の犠牲者と同じ所に行くことだろう!」
「ふ~んまぁいいや。この格好で汚したら心配かけるから・・・」
俺は一回転をして久しぶりに時計型の相棒と供に準備をした。
「変身!」
一回転をして上半身は胸下までのシルクみたいな素材でできた
つくりでヘソ出しルック
下半身は赤色の超ショートスカートに黒のストッキング
そして魔法使いの定番マントをつけて降り立った。
今回は夕姫の代わりにガントレットを装備している。
「一つ、俺の娘と友人を襲った。
二つ、今はいない英霊となったベルガの王たちを汚した。
三つ、平穏な世界を貴様達の暴力で泣いている人たちがいる
さぁ、お前て血の罪を数えろ!」
俺は指をさし、いつものセリフを自称王様たちに向けた。
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