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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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9部 ViVid!
2章 偽物
  金色の女神

「綾何したの?」

「今度はフェイトか?、何したって何を?」

「今度はって言ったよ」

「で」

「綾がヴィヴィオやアインハルト、イクスを使ってクーデターを起こすって」

「フェイトに質問。もしそれをして私のメリットって何?」

「何でも好きにできる」

「デメリットは」

「?」

「支配者になったらそれに伴う責任がおおいし、それをしたらなのはやヴィヴィオを失う
デメリットの方が大きすぎる」

「でも」

「また破壊者なんてね」

「あ、ただの破壊者じゃないんだ」

「ん?」

「破壊の魔導王で破壊者らしい。
それで喫茶店のオーナーは仮の姿で、
実は管理世界の転覆を狙う人で、その力は
古代ベルガの王でさえひれ伏すという。
その魔法は数千と言い
そのものが知らない魔法は存在しないという
その武力は一機当千っていう事らしいよ」

「ま、愉快犯とかなら良いんだけど、被害は出てるんだよね」

「うん、ただ・・・」

「どうしたの?」

「うん、通常なら格闘技者だから被害届はでないんだけど・・・」

「度が過ぎてたって事?」

「うん。これ」

 そこには、生きてるのが不思議なぐらい破壊されてた。

「酷いな、これは?」

「うん」

「見せても良いの?」

「本当はダメだよ」

「フェイト、一応ギンガを通してチンクにお願いしたから大丈夫だよ」

「う、うん」

「なのはの耳に入るのも」

「早いと思うよ」

「怪我したデータはわかったけれど、襲撃の時の映像は?」

「それが無いんだ」

「フェイトにお願い?」

「嘱託としての仕事を受けてくれるのは良いよ」

「じゃなくて」

 今朝の騒動の事を話した。

「うん、私の方でも探してみるよ」

「フェイト信じてくれてありがとう」

「綾は破壊はするけれど、再起不能にしないのは知ってるから?
それに今はなのはやこのお店があるから」

「うん、それにしても、やりすぎたよね」

「ん、シーラ。下に行ってるから」

「はい」

 俺は店の下に行って調べものをした。
翠屋クラナガン本店の地下には探偵の基地があった。
 幻の女(ファントム・レディ)の基地でもある。
襲われた人物をピックアップ
狙われて人物は全員10代後半
トップランカーではなく中堅の格闘家
いずれもジムからの帰り道で人気が少ない場所
そして戦闘時間が1分以内、相手は全員再起不能で今も昏睡状態か・・・
俺はDSAAミッド地区予選の中間ランカーに変装をして夜も更けてから歩き出すまえに

≪なのは≫

≪綾ちゃん。何が来てるか教えてくれても良い?≫

≪どうしたの?≫

≪凄い気配の隠し方だけど・・・≫

≪うん、ヴィヴィオ達を保護してもらってる≫

≪どうして!≫

≪どこかの馬鹿が、破壊者と聖王、覇王、冥王のまがい物が現れて、泣かしてる馬鹿がいるから少しお仕置きをね≫

≪私は≫

≪なのはは、ママだからそばで守っていてよ。私は2、3日には戻ってくるから、愛してるよ≫

≪無茶だけはダメだからね。あと必ず帰ってきてね≫

≪もちろん≫

 そうして家の人にも連絡を取って俺は馬鹿対峙に出かけた。 
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