魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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8部 StrikerS
6章 ゆりかご
脱出
なのはの最大の技
4方向からのブラスタービット込みのスターライトブレイカーがヴィヴィオを襲った。
「ブレイクゥーシュート」
その言葉とともに最大出力が吐き出された。
ヴィヴィオは叫び声を出していたが、俺にはわかった。
ヴィヴィオの中に入っていたレリックが砕け散ったことをそう感じた。
大爆発が起こりここら辺一体瓦礫と化した。
俺はきちんと盾をはり経過を見ていた。
なのはは地面に降り立ち座り込んでいた。
俺自身すぐに向かいたい衝動を抑えて我慢をする。
なのはは、レイジングハートを支えて立ちあがり俺の方をちらっと見る
俺は首だけをそこに向ける
なのはは俺の顔を向けた方向に歩き出しヴィヴィオを呼び続ける。
「・・・来ないで・・・」
ヴィヴィオはいつもの体に戻り、倒れたままそう言っている
無理だったのかっとそう思った時
「・・・たて・・・るよ」
ヴィヴィオはあの時の再現みたいに今度はふらつきながらも瓦礫に手をつかみ立ちあがってきた。
「強くなるって…約束したから・・・」
なのはは泣きながらヴィヴィオの方に走り出し座り込んで抱きしめた。
なのははヴィヴィオをだっこして持ち上げた。
「お疲れ様・・・壮大な親子の対話ありがとう」
「・・・もう」
「綾お姉ちゃん」
「慈悲深き方癒しの神よ 心正しき者に恵みを与え給え」
『治癒呪文(ヒーリング)』
呪文をかけた瞬間二人の怪我が治っていった。
「身体は直したけれど、魔力とかそこらへんは治らないから」
ヴィヴィオは降りようとしたけれど
「ヴィヴィオはそのままなのはママに抱っこされてなさい。なのははもう戦闘禁止ね」
「「え~」」
「うっさい、後のエスコートは俺の役目でしょう。」
俺は気配を感じたからそのまま見ずに魔法の矢を放った。
「なのはちゃっあぶなって綾ちゃん見て撃ちいな」
「あっはやてだった。って」
はやてが部屋に入った瞬間
何やら館内放送がかかったその瞬間
完全魔法結界が全てにひかれた。
ヤバイ・・・何
リンカーコア系だけじゃなく
これは全ての完全魔法結界
ちっ歩いて行くしかない
「なのは、はやて、ツヴァイあの穴が開いている場所から出よう」
「「「うん」」」
「なのは、ヴィヴィオ抱っこ変わろうか?」
「ううん、大丈夫」
俺たちが壁が壊れている場所に走り出したら、そこの壁が修復されていった。
俺は自分の魔力を体内にタメ
渾身の覇王拳を与えたのだが、びくともしなかった。
「綾ちゃん、綾ちゃんの魔法ならいけるはずやろ」
「それが、俺自身の魔法まで完全キャンセルしやがってる。あれはやてそのゴミ置いて行っても良いんじゃない」
いつも間にかはやてが気絶している性悪戦闘機人を連れ出していた。
「ダメに決まっとるやろ」
「仕方ないなぁ」
『我は無敵なり、我が破壊にかなうものなし、我が一撃は無敵なり 』
「行くぜ!」
「クルダ流交殺法表門亜流覇王火断亡」
俺は自分の覇王拳の威力とクルダ流交殺法表門死殺技火断亡の混合技
最速の攻撃と最大の攻撃のミックス技これなら構えた瞬間
上空の壁がぶち壊れた。
「お待たせしました」
「助けにきました」
ティアナとスバル・・・
壁貫をしたのはスターズのストライカー2人が救助に来てくれた。
「この一撃どうしてくれるのスバル・・・来るならもうちょい早く来てよね」
なんか今日は俺いらない子じゃない
「どうしましょう」
「うん、スバルはヴィヴィオを抱っこして、なのははおぶってもらって」
「え~恥ずかしいよ」
「良いから、ティアナ3ケツできる」
「まさか・・・」
「はやてはティアナとタンデムで本当は底の性悪を捨てておきたいところなんだけど、仕方ないからはやてがおぶってあげて、それで脱出」
「綾ちゃんは?」
「俺はスバルが作ってくれたこれに乗り、完全じゃないから飛翔呪文で進むから大丈夫」
「本当に」
「ならそこの性悪捨てるっていうプランがあるけれど」
「ダメに決まっとるやろ」
「それで、救助の二人、そこの伸びてるやつはどうでもいいけれど、上司の事お願いね」
「「はい」」
「それじゃ向かおうか」
そうして俺たちは古代の大型戦艦からアルトが操縦するヘリに到着
良く見るとみんなボロボロだね
俺今回何もしてないから結構平気なんだよな
もう今後一切解説役はしたくない
俺は転送からハープを取り出し
眠りの音楽を奏でる
疲労回復効果のある呪歌
シャーリーから聖王のゆりかごが破壊されたことを聞いた
俺はそのまま奏でながら空の旅を楽しんだ
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