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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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8部 StrikerS
5章 敗北
  敗北

 自分の部屋に無事到着した瞬間
自分自身に異変を感じる

≪ティア≫

≪はいAMF以外に簡易的な綾様が使用する魔法防御も展開されてます≫

≪本当にスカリエッティは天才だわ。多分汐の協力をした時に研究したものだが・・・≫

≪はい、大蛇戦迄の綾様ならあまり関係はなかったのですが・・・今の綾様にはかなり厳しし条件になりました。どうしますか?≫

義妹(いもうと)が泣いてるかもしれないのに行かないわけにはいかないよね≫


≪私の方でもフォローはしますが多分この中での全盛期の魔法能力は1,2割出せたらいい感じです≫

≪しかも救出作戦付でただ今、後手に回ってる感じだね≫

[グリフィス大丈夫?]

[綾さんですか?]

[状況は?]

[前面に攻撃されて防衛はしてるんですが・・・]

[中から来たのでわからないけれど、この隊舎を放棄してお願い]

[ですが]

[良いから、はやての騎士達は]

[今外にいる攻撃を防衛しています]

[ヴィヴィオは?]

[例の場所で非戦闘民と一緒に退避しています。]

[了解、多勢に無勢だ。はやてには言っておく]

[ですが・・・]

[機動六課特殊部隊長南條綾が命令を下す。良いな]

[はい]

 実はそんな役は無いのだが、さて向かうか
非戦闘民の集合場所に向かったら全員倒れこんでいた。
あちらの方で騒音が聞こえたので向かっていくとヴァイスが倒れていた。

 近い待っていろヴィヴィオすぐに助ける。
あの地下道にいた黒いのと少女が見つけた。

 綾は進んだのだが、見えない壁にぶつかった。
通常なら魔法解除の呪文を思いつく筈なのだが、
綾はヴィヴィオの顔がチラッ見えた。
綾は、我を忘れて強引に魔法解除をした瞬間トラップが発動してしまった。
爆発が起こり、そのまま爆発に巻き込まれた
周囲が完全魔法防御では無いが魔法防御と大蛇戦の影響もあり、
いつもはこれぐらいで壊れないシールドが破壊され
多少のダメージを負ったのだが、
気合でそのまま歩いた瞬間
前方からレーザーみたいな光線を食らい。
ハチの巣状で身体の数か所貫通された。

「グヴぉっ」

 綾はそのままふら付きながら歩き出した。

「ヴィヴィオを・・・返せよ」

「邪魔」

 黒い生き物がものすごいスピードで綾のボディにアッパーをくらわせ、宙に舞いあがった。
そのまま黒いのがとび上がり踵落としで叩き落した。
その瞬間二人は乗り物により逃走をした。

 綾の体は数か所貫通され、爆破により片腕破壊、頭部骨折、背骨にひびが入っている状態なのだが、高速飛翔呪文を使って追いかけようとした瞬間敵側から放送が入った。

 この施設の完全破壊の宣言
そんなことをしたら、くっ・・・俺は高速飛翔呪文をやめある呪文を発する。

「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク  灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵をもて開け 地獄の門」

 詠唱が終わりふら付きながらでも力ある言葉を発した

『七鍵守護神(ハーロ・イーン)』

 綾の周囲から魔力の凝縮していきその呪文を放った。
その時明後日の方からもアルザスの翼龍が現れ
周囲のガジェットを全滅
飛び去った方を見ると一瞬だが、
エリオが叩き落されたのを見たけれど今なら間に合うと思い綾は、超単距離瞬間移動の跳空転移(ディメンジョナル・リープ)を唱えた。

 綾はヴィヴィオを運んでいる女の子の後ろを取った瞬間
上空から現れた戦闘機人によって叩き落された。

「流石は魔人。そのような姿になってもこれほどの物とは、まぁほぼ目的も得ましたから、それでは・・・」

 そういいのこして襲撃者はすべて消え去った。
残ったのはガジェットの破壊されたくず鉄
そして完全な敗北だった。 
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