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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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8部 StrikerS
3章 葛藤
  ホテル・アグスタ

 
前書き
200話突破しました。
アクセス数が結構行っているので夢中になってしまいました。
本当にありがとうございます。
 

 
 今日は怪我から復帰しての初出動
今ヘリになぜか部隊長まで乗っているから驚きだ。
なんでボスのはやてまで来てるん?

「ほんなら今回の任務のおさらいや。今まで不明だったガジェットドローンの制作者及びレリックの収集者は現状ではこの男…違法研究で広域指名手配されている次元犯罪者ジェイル・スカリエッティの線で捜査を進めてる」

はやてが今回の事件の首謀者を伝え始めているけれど、
俺自身いくら調べても足が見つからないんだよね

「こっちの捜査は私が進めるけどみんなも一応覚えておいてね」

「はい!」

 フェイトに返事をして再びモニターに映っているスカリエッティの写真を見る
無限の欲望とはよく言ったものだ
この字を付けたやつは結構ユーモアセンスがあるやつかもしれない

「今日これから向かうのがここ。ホテルアグスタ」

 相変わらずツヴァイがふわふわ飛びながらの説明

「骨董美術オークションの会場警備と人員警護。それが、今日のお仕事ね」

なのはがフォローを出した。

「取引許可の下りているロストロギアがいくつも出品されるので誤認してガジェットが出てくるかもしれないので私たちが警備に呼ばれたです」

またツヴァイが説明している

「この手の大型オークションだと密輸取引の隠れ蓑になっていたりするし…いろいろ油断は禁物だよ」

その後でフェイト

「現場には昨夜からシグナム副隊長やヴィータ副隊長など数名の隊員が張ってくれてる」

はやてが来て

「私たちは建物の中の警備に回るから前線は副隊長の指示に従ってね」

なのはが締めた

「はい!」

いつも思うんだがなぜローテーションで説明するのか意味わからん。
一人で説明した方が速いんじゃないのか?
何も起きなければいいけど

「シャマル先生先ほどから気になってたんですがその箱って」

キャロが律儀に手を挙げながらシャマルの足元にあるバックをさして聞いていた

「あぁこれ!隊長たちのお仕事着」

 良い笑顔で返された

 俺自身は忘れがちだけどスターズのメンバーだからスバルとティアナと同じ場所にいた。

 その時、ロングアーチから通信が入った。
呼んでもいないお客様が来たようだ

≪シャマル先生!あたしも状況が見たいです!前線のモニターもらえますか?≫

 ティアは魔法でロープみたいなのを出し壁登りして聞いていた

≪了解。クロスミラージュに直結するわ。クラールヴィントお願いね≫

 シャマルから送られてきた前線のモニターを見ると今まさに副隊長達がガジェットを倒している所だっだ。

「これで、能力リミッターが付いているって言うの…?」

 そう、呟きティアナはギュッっと拳を握る。
やっぱり、あの人達は凄い…そう思うとティアナは自分の弱さに腹が立っきていた。

≪ティアさん、ケリュケイオンに反応!転送魔法でガジェット出現!援護お願いします!≫

≪了解、直ぐにそっちに行くわ!クロスミラージュ!≫

 そう言ってクロスミラージュも呪文を使用した
キャロからの念話を切ってティアナはバリアジャケットへとセットアップする。
俺自身はエンチャントで武器強化をしながら地道にぶち壊していった。
ティア返してもらってもバカスカできないんだよな

結構久遠(くおん)が役に立つことが発見
剣を振るって真空波を出す技
魔法じゃないからAMFを抜くことが出来るおお助かり
何回かぶった切ったところで変化が起きた。
かわされ始めたのだ
どうやら自動から有人操作になった感じ。
キャロが召喚師が近くにいることをサーチして
シャマルもそれに気づいたが場所までは把握してない。
俺も気配察知しているが俺の範囲では見つからないみたいだ
恭也さんや美由希さんなら可能かもしれないけれど・・・

「エリオ、センターに下がって!あたしとスバルのツートップで行く!」

「は、はい!」

「私は・・・」

「綾もエリオのそばで」

「了解です」

 一応フォワード前線司令はティアナだからそれを聴こう
でも何か焦ってる感じがする。
何かざわざわな感じ。やな事が起きなければいいのだが・・・

≪スバル!クロスシフトA、行くわよ!≫

≪おうっ!!≫


 ティアはスバルに指示をだして、前線に駆け出す。
スバルがウィングロードでガジェット達を引き付けている間にティアはカートリッジを4つロードする。

「証明する、特別な才能や魔力が無くっても、一流の隊長たち部隊でだって――」

 ティアナが周囲に聞こえない感じでつぶやいていた。
周りに浮かんだ無数の魔力弾に自分の魔力を上乗せして、
ガジェットに狙いを定め引き金に指を添える。

「あたしの……ランスターの弾丸はちゃんと敵を貫けるんだって!」

≪4発ロードなんて無茶だよ!それじゃあ、ティアナもクロスミラージュも―――!≫

 シャーリーが止めるような感じで通信をしていたが、俺は4発ぐらいなら出来るんじゃねぇっと思った。
なのは達ちびっこの時からガシャンガシャンしてたし、今のカードリッジシステム優秀だから大丈夫でしょっと思った。

「撃てます!」

[Yes.]

 本人もそう言ってるし

「クロスフアイヤー!」

 引き金を指に添えて

「シュート!!」

 一気に引いた

おおっ、すごいじゃんバタバタとガジェットが破壊されている最中で一発だけ制御を離れやがった。
それがスバルの方へ向かう。
ちっしまった出遅れた当たる瞬間
ヴィータのハンマーが弾丸を跳ね返した。
油断したわ

「ヴィータ副隊長」

 スバルは驚いたような小さい声で呼んでいた

「無茶やって、味方を撃ってどうすんだ!」

「あの、ヴィータ副隊長。今のもコンビネーションのひとつで―――」

「うるせぇぞ、タコ!直撃コースだよ今のは」

「違うんです。今のは」

「うるせぇ馬鹿ども、もういい、後はあたしがやる!お前等みたいな馬鹿は、二人まとめてスッ込んでろ!」

「ヴィータ副隊長フォローは私が」

「あぁそうしてくれ」
 
「おおし全機撃墜」

「ふぅこちらも終了です」

「こっちもだ。召喚士は追い切れなかったが」

「だがいるとわかれば対策もできる」

「だな」

ヴィータ、俺、シグナム、ザフィーラがそろってきた。
久しぶりにザフィーラの声聞いたかも
アイゼンを肩にかけて後から来たエリオたちにティアたちの様子を聞いていた。
それを聞いたヴィータは心配そうにその方向を見ていた
俺は終了したのでゆっくりと基本呪文の魔法の目でオークションを見ていた。
見ていたのはなのはのドレス姿なんだけど、俺は脳内になのはの姿を保存した。
俺も中の警護が良かったな。
終了してから前線メンバーはなのはに集合されてしまった。
その時ティアはなのはに呼ばれて散歩に向かった。
これで焦りがなくなればいいんだけどなぁ
俺がぶらっと検証を手伝っていると向こうでなのはとユーノが二人で談笑をしていた。
そう言えばなんかセミナーぽい事してたような
ちっなのはの隣に男がいるだけでなんだかイライラする。
真ぁユーノは良い奴だけど・・・
俺は後ろを向きなのは達と反対方向に歩いて行った。

「くそっ」

 俺は八つ当たりみたいに木を殴った。

「綾呪文を使うものは自然を大切にしないと」

「聞いたような話ですね」

「うん、綾に教えてもらった」

 俺そんなこと言ってたっけ?
あぁ~自然魔法(エレメンタルマジック)の所でそんなこと書いたような気がする。

「自然に対するお叱りですか?それともさぼりのお仕置きですか?」

「くすっどちらでもないよ。何をイラついているの?綾は」

「別に・・・」

「なのはの隣にユーノがいたから」

「なんでそこでなのは隊長が出てくるのかわからないのですか?」

「そっか、あまり無理しないでね」

「そんなつもりはないです」

「そう」

 そう言ってフェイトは話は終わりと言わんばかりにエリオたちがいるだろう方向に歩いて行った。
そうこうしてると撤収めいれいが来たので撤収

「みんなお疲れ様、今日の午後の訓練はお休みね」

 なのはが今日の練習はなしと宣言
言うかもう夕日が出てるんですけれど

「明日に備えてご飯食べて、お風呂入ってゆっくりしてね」

 みんな敬礼で解散

「スバルちょっと一人で練習するから」

「自主練私も付き合うよ」

「僕も」

「私も」

 みんな手を上げだして、。俺が行ったらどうぞどうぞって言われたらどうしようってダチョウ倶楽部ネタを思いついたのは置いておいて

「ゆっくりしていてねって言われたでしょ。あんたたちはゆっくりしてなさい。それにスバルも悪いけど一人でやりたいから」

「ティアさん頑張ってねぇ」

「ええ」

 俺はみんなを置いて自分の部屋に戻った時会議室に光があったので少しだけのぞいてみようっと
あれ丁度ティアの事を話しているみたいだ
ディータさんの事を話しているみたいだ

「私が葬式で殴った事件だね」

「「「「「綾 (ちゃん)」」」」」

「そんなに驚くこと?なのはにフェイトにシグナムにヴィータとシャーリー」

パクパク指をさしているので

「ティアなの話でティーダさんか関係しているんだもん。首突っ込まないとティーダさんに呪い殺されちゃうから」

「綾ちゃん」

「なのは大丈夫だって、言っても心配は心配だよね」

「でも」

 俺はなのはの頭に手を乗せ大丈夫っだからと安心させた。
話し合った結果少し様子を見るとのことで落ち着いた感じだった。
しっかりと話し合えばいいのにって思ったのだが追い詰めるのもなぁって思いその案に乗った。
俺が外の空気を吸いに外に出てみるとヴァイスがいた。

「お久、ヴァイス君」

「綾さん、良いんですかその口調?」

「どうしたの?そんなところで」

「いえね、あそこにティアナがいましてね。もうかれこれ4時間以上自主練をしていまして」

「そっか、幸せ者だねティアは」

「は?」

「今もね隊長陣ティアナの事心配して話し合ってたし、フォワード陣もそう、そしてヴァイスもでしょ。こんなに真剣に心配してくれてるんだから幸せ者じゃん。きっと大丈夫だよ」

「そう願いたいものですね」

「そうだね。知らぬは本人ばかりだねぇ」

俺は少しだけ嫌な感じがしていたがティアがいる方を見ていた。 
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