魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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8部 StrikerS
1章 戻ってきた
対面2
ほぼ俺と同じぐらいの身長、紫色の髪の毛、おっとりとしたお嬢様の雰囲気の女性が俺の名前を呼んできた。
俺は胸に当たった自分の顔を上げすぐさま姿勢をもどした。
「えっとごめんなさ・・・ってすずか」
「うん、うん・・・おかえりなさい」
反対に抱き着かれてしまった。
大声を出したからか交差点の曲がり角から高い声ですずかの事を呼びながらこちらに向かってくる人物がいた。
金髪で髪が長かったのにショートボブにした幼馴染
「え・・・綾」
「ん、ただいま」
近づいてきてすぐに頭を手持ちのカバンでたたかれてしまった。
「ばか、ばか、自分勝手にいなくなって・・・私たちがどんな気分で・・・」
「なのはとクロノに状況は聞いたよ。私にとっては2,3ヶ月なんだけどねぇ」
「「え!」」
「面倒だから時間があるのなら翠屋に行かない」
「えっと、綾翠屋5年前から休業してるの」
「それも私のせいかな」
「違うよ・・・」
「なら高町家に行こう」
俺は二人を伴って高町家に向かったら士郎さんが出迎えてくれた。
「やはり君だったか?お帰りでいいのかい」
「ただ今です。翠屋の事はごめんなさい」
「君が誤ることは無い、ただ」
「両親の事はケリがつきましたから、家の両親のこと本当にありがとうございます」
俺たちは中に入れてもらい事の詳細を話したって言ってもクロノたちに行った事と同じことだし、桃子さんが抱き着いて泣かれたのには困った。
この世界に来て凄い縁を沢山いただいたことに感謝をする。
アリサたちには親にしたことはすごく怒られた。
桃子さんと士郎さんは何も言わなかったんだけどね
恭也さんはドイツに美由希さんはここで暮らしているけれど仕事は香港でがんばっているそうだ。
その後で魔導士組が自分の仕事をほっぽり出してここに来てしまった。
君はいてもいなくても騒動を起こすなとクロノに言われてしまった。
改めてみんなに説明して、はやてにはガウからの手紙を渡した。
元気そうで何よりやと少し涙組みながら読んでいた。
「本当に浦島太郎な感じ、私身長も低くなって、みんな女性らしい雰囲気になっちゃって、恋人のいだすぐらいは良そうだよね」
みんなにセクハラって怒られた。
みんな恋人なしって本気かって言いたい。
一応私のお墓はあるらしい
半年はみんな頑張って待ってたそうだ。
俺なら半年ぐらいで帰ってこれるだろうと思ってたらしい。
俺自身は半年以下で戻ってきたのにね
今日は久しぶりにここでお泊り
まぁこれからどこで暮らそうかと思ってたのでちょっと渡りに船って感じ
俺は縁側でまったりしてたら士郎さんが現れた。
「もしよかったら晩酌のお酌ぐらいしますよ」
「いや、これからどうするのかと思ってね?」
「ですよね。私もあれが正解だなんて思ってないですよ。ただ今回の事で私はどこにいても目立つという事、なのは達は覚悟があってあの世界に行ったと思いますからまぁ置いておいてうちの両親は一般家庭なんですよ。そして私はまたこんなことがあったら飛び込んじゃうんですよね。親不孝者かもしれませんが・・・」
「無理に話すことは無いよ」
士郎さんは優しく頭を撫でてくれた。
「君の思いは俺もわかると思っている。もともと荒事の世界に身を置いて居たからね。」
「はい?」
「ショックな話だが、もう一つしてもいいかい?」
「はい」
「壮吉が亡くなった。」
「え!おやっさんが・・・」
「あぁ」
「私が帰ってきてビックリしたからビックリで・・・」
士郎さんが悲痛そうな表情で俺を見ていた。
「そうですか・・・そうだ士郎さんギムレットってありますか?」
「作ってあげよう」
「カクテルだったんですか」
「あぁ」
すこしまって士郎さんがカクテルを二つ持ってきてくれた.
「おやっさんがお酒を飲むかどうか知らないけれど、なんだか私と同じでどこかで生きてるような気がして」
「そうかい」
「また再開を祝して」
俺はそれを飲み干した
「「なのはには内緒で」」
職員の関係者が未成年に飲ませる
良くないよな
あくまでもお酒は20歳になってから・・・
「まぁ冗談はいいとして綾君が良ければこっちにいる時はここで暮らさないか?」
「士郎さんありがとうございます」
少しだけ甘えさせてもらいます。
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