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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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8部 StrikerS
1章 戻ってきた
  説明

 
前書き
説明回 

 
 仕方ないので艦に凱旋をした俺達は、なのはと一緒に艦長室に招待された。
なのはの身長が伸びたこともしくは・・・
視線が低く感じる?
もしかして暗闇(ダークネス)さんがミスった。
それとも時間がくるっているのか?
そんな考えをしている時でさえなのはは隣に座り袖をつかんでいた。
そんな観察をしていたら艦長室の扉が開いた。

「空気が読めないクロノ久しぶり」

「間違いないようだなぁ綾。詳しい話を聞きたい。この部屋での会話はオフレコとするのだが良いか?」

「ん~私も聞きたいことがあるけれど、良いよそちらからで」

「3つほど聞きたい1つあの化け物の事を聞きたい。2つ何故ロストロギアを消滅させたか?3つこの約5年間どこに行ってたのか?」

「はぁ~5年間、6ヶ月じゃなく、はい?」

「ちょっと待て6ヶ月ではない今は新暦75年2月なのだが」

「新暦ってえっと・・・ミッドの暦だったよね。いやいやティア・・・」

≪はい私たちは新暦でいうと70年12月ですから今71年2月ですが・・・綾様今75年2月で間違いないようです。≫

「あぁ~そう・・・(ダークネス)が言ってたな。完全な同じ場所につくとは限らないって時間がずれる場合もあるって言ってた・・・言ってた。」

(ダークネス)?」

「あぁ向こうで知り合った人物、以前から多少は知ってたんだけど会うのは初めて、ずれて帰ってきたみたい。どうしてって聞かれてもわからないから」

「そ・そうか」

「まず、なのはが戦った化け物は、
私も完全には知らないけれど、多分あれ合成獣の一つだと思う、元のモンスターはマインド・フレイヤって言う。性格は残忍で幼虫の時に寄生する生き物。食事は脳みそ、話せはしないけれど、テレパシー等で会話をして主な攻撃は精神破壊。後ろから来た虫は混沌の世界の虫だね。
焼いて駆除が、一番手っ取り早い」

「うん
あれは今思い出しても・・・」

 なのはが震えだしたからゆっくりと肩を抱いて落ち着かせる。
なのは達の時間で5年過ぎているから、すごく女性の体になっていて、すごくドキドキする」

 クロノはわざとらしくせき込んで話を元に戻したいみたい。

「良いじゃんクロノだって奥さんいるんだし、仕事艦長なんてスーパーエリートじゃん。このリア充が」

「そうは言ってもエイミィとは・・・」

「ごめんもしかして別れたとか・・・」

「違う・・・」

「えっとね、綾ちゃんクロノ君ここ数ヶ月仕事で会いに行けてないの?」

「はぁ~俺がいた時よりひどくなってない」

「まぁ海はいつも人で不足だからな・・・って話を戻したいんだが」

「あ~あのロストロギアは何かはわからないけれど、またぞろぞろあれが出てきそうだったし、倒した時に思念体ぽいのがあれに戻った気がしたからきれいさっぱり消滅した。」

「だが、任務は・・・」

「あれを保管はやめた方がいい、封印失敗したらこの艦、マインド・イーターの住みかと化してヤバいことになってたと思うよ。現に簡易封印失敗してるし・・・現状は武装隊8割死亡。大損害でしょうが」

「そうだな」

「これで質問は終わりじゃないか言っていた世界はこの次元にはない世界。
あれ任意じゃないけれど違う次元をわたるロストロギアだったみたいでね。
行った場所はアシュリアーナと言う場所」

「アシュリアーナって綾ちゃん」

「知ってるのか?」

「クロノもあった事あるよ。ガウ・バンの故郷だ、知っての通りあそこの世界と行き行き出来ない。私自身もあの時は先ほど言った(ダークネス)さんの力を借りてガウをあっちに戻したんだから、研究施設もなしに戻ってくるのに私の時間で約2ヶ月かかったの。もちろん今回も(ダークネス)さんに力を借りてね」

「そうか、なぜ君は身長が小さくなってるんだ?」

「やっぱりぃ、代償かな多分。まぁいいけれど、なのはと数センチ違いなんだね」

「うん多分フェイトちゃんの方が少しだけ高いと思うよ」

「そっか」

「俺から質問していい?」

「あぁ」

「う・うん」

 この時俺は覚悟をしないといけないんだろうと思った。
何故なら先ほどまでの空気ではなくすごく重苦しい空気をまとっているから・・・

「良いよ、言ってくれて覚悟を決めたから、そして自分の罪を数えるから」

 俺の罪はあの時気を抜いたこと、しっかりとやっておけばあっちの世界に行かずに済んだのに、それとお父さんを起こしたまんまだったこと。両親は普通の人なのに、あんなデンジャラスな事目のあたりにしたら・・・

「まず誰から聞きたい?」

「軽くジャブでフェイトやはやては?」

「はやては上級キャリアをパスしてただ今二佐」

「へ~左官なんだ」、
「フェイトは執務官として頑張っていて一尉、なのはは武装局員で同じく一尉。みんなこっちの世界で暮らしているって所か」

「なのは、士郎さん達は?」

「うん、元気だよ」

「そっか」

「アリサちゃんとすずかちゃんはいま大学に通っていて相変わらず私達親友だよ」

「良かった。少しだけ心配だったんだよねぇ。目の前であんなことあったから」

「一番重いと思われるお父さんとお母さん教えてくれる」

「う・うん」

「いやなのはから言うのはつらいだろうから僕の方から言おう」

「良いよ、お願い」

「結論から言えば二人共、療養中だ」

「はぁ~」

「隆俊さんは君を操られてたとはいえ誘うとしたことと、守れなかった事、失った悲しみで倒れてしまって、今は大丈夫なんだが、精神の方が参ってしまって気力を失ってしまってな、デビットさんや士郎さんが何かとサポートはしてくれてる。」

「そぅ」

「栞さんはこちらも倒れてしまって、記憶障害になってしまったんだ。君の事を忘れてしまっている。隆俊さんはそれもプラスしてなぁ、自分を責めて自殺未遂迄した。」

「俺が元気に帰っても・・・」

「綾ちゃん何考えてるの?」

「勝手するよ。お父さんとお母さんの重荷を取り除いてくる」

「勝手は許さないぞ綾」

「どうせ私はMIAから死亡扱いになってるんでしょ。
地球でもそうなってるはず」

「そうだが・・・」

「止めるんなら覚悟を決めろ、これは家族の問題だ。」

「綾ちゃんなにを?」

「言ったら怒られるから言わない。でも私にはそれしか思い浮かばないから、お願いなのは」

「でも・・・」

「いくら私でも起きてしまった事をなしにすることはできないの、このままだとお父さんもお母さんも・・・」

「う・・・ん」

「クロノもよろしく」

「はぁ~ダメと言っても」

「もちろんやるよ」

「わかった。」 
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