魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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8部 StrikerS
1章 機動六課
怪物
あの爆破事件から約4年の歳月が過ぎ去ろうとしていた。
みんな失意のどん底にいたのだが、一番重かったのがなのはであり、綾の母親栞だった。
自分の体が壊れた時でさえ魔法をあきらめなかった少女が魔法を捨てようとそこまで心が死んでいた。
それを救ったのが友人達であったし、特にフェイトハすごくなのはの手助けをしていた。
フェイト自身
「綾は魔法の先生でもあるから、師の留守を守るのは弟子の役目」
はやてはすべてが終わってから知ったのだが、そこに自分がおれば綾を転移させることは無かったとわかってしまった。
リーンの知識が受け継がれたの蒼天の魔導書とリーンフォースアインスの助言
綾の知識がそろえばこのような惨劇は免れたのを知った。
はやてを遠ざけたのもこの作戦だったのも後から調べて把握したぐらいだ。
ボーイに化けていた人物は歯に仕込んであった毒をかみ砕いて自害した。
どんなに悲しみに打ち砕かれても生きている以上は前を向き歩いて行かなければならない。
なのはは1年後に管理局復帰をして武装隊勤務をしっかりかなしていた、
事件ははやてが部隊設立の約2か月前に起きた。
無人惑星でロストロギアが発 mン見された。
それの回収
本来ならそんなに難しいミッションではないはずだった。
あの時私は何もできなかった。
あの人はいつも私たちを護ってくれた
私たちはあの人のように護れるようになりたいと本気で思った。
でもあなたがいないとみんな悲しんだ
出来るのならもう一度君に会いたい
魔法少女リリカルなのはエトランゼ始まります。
なのは達グループははこの中に高純度のエネルギー結晶を入れ
探索した洞窟を後にする。
後はクロノが艦長を務めている次元航行船クラウディアに戻れば仕事が完了するはずだった。
洞窟から少し離れた瞬間
封印結界魔導士が持っていた箱から膨大な魔力が発生して彼を中心にものすごい重力と力場が出ていた。
なのはの号令で一時避難と彼が持っていた箱を手放すという命令をしたのだが、箱から触手が現れ封印結界師を飲み込んでいった。
「クロノ提督」
「どうした高町一尉」
「洞窟から出たら、封印状態にしたロストロギアが活動、1名飲み込まれました。」
「こちらでも確認した。再封印は・・・命令を変更する」
「はい」
「それを破壊してくれ・・・あと頼む無理はしないでくれ」
「うん、命令了解です」
なのはは、手を下げ一せいに砲撃命令をするのだが、封印結界師の周囲から枝みたいな触手が現れ全てのスフィアを叩き潰した。
その瞬間完全に取り組まれたみたいに目から蛇のようなものが出ており、口からイカの4本の足だ出ており、手も触手が出たりして、もう人としては生きていないことは見て取れた。
背中から3つの蛇が出ておりそれらが一斉に口を開けた瞬間
大きな炎の砲撃がなのは達に向けられた。
なのはは冷静に散開の命令を出したのだが、普通の一部隊では練度はそこまで高くなく全員が回避出来はしなかった。
当然だが、非殺傷もしていない炎の攻撃は惨劇としか言いようがない。
なのははそれを見て一瞬心が折れそうになるも自分はこの部隊の部隊長としているということを思い出し的確に指示を出すのだがじり貧になっている。
≪クロノ君≫
≪どうしたなのは、映像と通信が出来ないから心配はしていたんだが≫
≪撤退命令をするね。今の私たちでは全滅の可能性が出てきました。≫
≪後の責任は僕が持つ。頼む人命を優先してくれ≫
≪うん≫
クロノと思念波で通信してなのはは命令を下す。
「私が殿を務めます。直ちにクラウディアに退避をしてください」
部下たちはなのは一人では・・・言うのだが、命令と言う事とこれを違反したのなら帰ったら軍法裁判にしますと言われたらしぶしぶ命令に従うしかなかった。
≪ごめんね!レイジングハート≫
≪It's okay. Please do not treat the life of the master lightly.(大丈夫です。マスターの命を軽く扱わないでください)≫
≪うん、皆が安全な場所まで退避するまでだから≫
≪OK. My master.(了解です)≫
≪逃がさない≫
いきなりテレパシーがなのはの方に飛んできた。
無駄かもしれないが思念波で会話を試みようとした瞬間
いきなりなのはの頭が割れそうな衝撃が飛んできた。
「くっ」
頭が割れそうで空を飛んでいたのだが、今はレイジングハートのお陰で空を制御しているだけだった。
そこでなのはは衝撃なものを見てしまった。
そのものの近くにいたまだ生きている職員の頭部を固定して触手で頭蓋骨に穴を開け、ストローみたいに脳を吸い出して飲んでいた。
それを見た瞬間大きい吐き気を起こし、その場で余りの気持ち悪さに嘔吐してしまった。
職員と同じように突起物上になった触手はなのはを襲うがプロテクションによりガードされたが、尻尾の攻撃により吹き飛ばされた。
精神攻撃に加え、炎の攻撃、脳みそくらいの攻撃によりなのはは精神的に追い詰められ周囲を確認する余裕も出来なくなっていた。
また脳を食われなかった職員はまるでアンデッドのように立ちあがりなのは達の方に進んできていた。
なのははそれを見ながら不屈の精神力で戦って殿を務めていたのだが、まだ20歳前の少女には酷な話でもあった。
普段のなのはなら脳を食べられたものの後に小さな虫が飛んできて寄生しているのが分かるのだが、こんな気持ちの悪い場面で冷静に見れるものはいないだろう。
何度目かの防御も少しずつ対応が遅くなっていた。
「ごめんね、綾ちゃん。もう無理だよ・・・」
後ろを振り向くと一部なのだが、きちんと安全圏迄自分の部下が退避が出来たのを確認出来た。
「もぅいいよね。私も綾ちゃん・・・」
ううん綾ちゃんは最後まであきらめない私が諦めたら綾ちゃんは・・・
例え今この場にいなくても私は決めたのいなくても綾ちゃんの心は私が護るって、絶対にあきらめたりしない。
綾ちゃんにもう一度生きて会うまでは・・・
そうは考えても1体VSなぞの生物に数十人の元局員
一瞬光を放ち、逃げようとしたのだが、元職員は動きを止めたのだが、またしてもなのはのガードの上から尻尾の攻撃で吹き飛ばされた。
う・・・死にたくない・・・私は・・・諦めたくない・・・もう一度会うんだ・・・
気力で動こうとしてももう体が動かず倒れこんでしまった。
それでもなのはは前に進もうとして匍匐前進の要領で戦艦の方に進んでいたのだが、尻尾がなのはの背中の方に飛んできた。
後書き
モンスターはオリジナルですが、元はマインドフレイヤーと言うモンスター
4本足のタコのような頭部を持つ青紫の人型モンスター。
触手で脳みそ食べたりする気持ち悪いモンスター
話すことは出来ずテレパシーでの会話をする。
精神攻撃等をするめちゃえげつないモンスターです。
D&Dに出てきたモンスターなのですがこれの元ネタがクトゥルフ神話と言うアメリカの作家の創作物なのですが内容は宇宙的恐怖を題材にした神話なんです。
もうジェイソンやフレディなんて可愛く感じるかも
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