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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
4章 体育祭
  夏休み終了

 とうとう長い約40日間のお休みが今日で終わり、
明日からは学校が始まるのはいいのだけど2学期って何気に学校イベントが多すぎる。
期間テストは当たり前だけど、文化祭に体育祭、ハロウィンにクリスマスって後ろ2つは関係ないけれどやはり多い。
それに今年のクリスマスは八神一家が本当に勢ぞろいする初めての年だから色々ありそう。
俺もなのはとこんな関係になっての初めてだから、
うれしいって言ったらうれしいんだけどね。

 ここ最近はなのはとよく遊んでいたから、
今日ぐらいはゆっくり家でごろごろしていようか?
それともミッドに行って情報収集でも、
お母さんと買い物デートでもいいかな
数年前に行ったときは誘拐されて中途半端になったし、
俺が誘ったら喜んでくれるかな
まぁ親孝行だね。
宿題そんなの夏休みの最初の方で終わらせた。
と考え事をしていたら一度に3か所から連絡があった。

 困ったことが起きたから助けてほしいとの連絡
3人から同時っていうことは同じ仕事で困ったことが起きたのかと思ったら、ある意味同じ困ったことだがあきれてものが言えなくなったので、見捨てようと一瞬思ったけれどなのはが絡んでいる以上そうもいかなくなったので、
仕方ないのでいけにえを増やそうと俺は考えた

 いけにえその1

「もしもし、南條ですが、アリサさんいらっしゃいますか?」

「綾」

「アリサちょうどよかった。今日暇?」

「何用なの?」

「付き合ってほしいことがあって」

「はっ何・・言ってるの。なのはがいるでしょうが?」

「もちろんなのはも一緒だけど」

「何考えてるの?」

「俺以外の魔導士組が宿題やってなくてね」

「あっそっちね・・・・って何やってるのあの子ら」

「今何想像したのアリサ」

「な・なんでもないわよ」

「どうかな、私ひとりじゃちょっと手が足りなくて」

「どうせ綾の事だからまったりしていたところの連絡だったから、巻き込もうと思ったんでしょ」

「わかる?」

「何年の付き合いだと思ってるの?」

「かれこれ5年ぐらいだったっけ」

「そんなになるのね」

「返事は?」

「仕方ないわね」

「ありがと。もう一人にも連絡するから、私の家に集合ね」

「わかったわ

 いけにえ2

「南條ですがすずかさんいらっしゃいますか」

「綾様ですか、少々お待ちくださいませ」

「ノエルさんよろしくお願いします」

「綾ちゃんどうしたの?」

「すずか私に付き合ってくれないかしら」

「久しぶり綾ちゃん、何に付き合えばいいの?」

「すずかは冷静さんだねぇ」

「どうしたの」

「アリサに同じふうに言ったら慌てていたから」

「もうそうやってみんなをからかうんだから、程々にしないと」

「わかってる」

「本当にどうしたの?」

「俺を除く魔導士達がねぇ宿題をしてなくて・・・」

「ヘルプかしら」

「そうだね。私の家に集合ってことで」

「うん、すぐに向かうね。」

「ありがとう」

 それからしばらくしてからなのは、フェイトにはやてが家に来た。
3人集まった時は、なんでここにって驚いていたんだけどね。
それからしばらくしてからイケニ・・・じゃなく特別教師のアリサとすずかがやってきた。

「ちょっとあんた達、宿題おろそかにして何やっているの?あと、人様に迷惑かけるぐらいなら魔導士やめなさい」

 いい感じの活を入れてくれた。

「やりたいことがあるのはいいことだと思うのでも、やるべき事をおろそかにするのはよくないことだと思うの?今度からはしっかりやろうね」

ある意味、すずかの方が怖かった感じがする。
静かな口調ってある意味怖いな

「流石管理局のエリートさんだよねって言われたい」

「「「ごめんなさい」」」

 3人とも反省しているから俺たちはお互いの顔を見合わせてこれぐらいで良いよねってアイコンタクトをした。

「流石にこの部屋に6人はきついからこちらに」

俺は押入れを開け力ある言葉を発し

「一人ひとり押し入れに入ってね」

「綾何冗談を・・・」

 アリサが反論している最中になのはが最初に入ったらなのはの姿が消えた

「ちょっとなのはは、」

「アリサ良いから入ってね」

「わかったわよ」
 
 みんな中に入ったのを確認してから俺も押し入れに入った。
トンネルみたいな空間が続き、歩いていくと広い空間に出た。
俺はみんなの顔を見て

「いらっしゃい、私の研究施設」

 周囲には数件の家が立ち並び、俺は1件の家に招待をした。
中に入るとたくさんの本がぎっしり並んでいる。

「ここは俺の書斎っていうより小さな図書室かな」

 みんな驚いていたけれど、発破をかけ宿題に取り掛かった。
途中、用事があったみたいなので目安が付いたからアリサとすずかを帰った。
はやては多少やってあったので何とかなったけれど、
問題の2人は徹夜で何とか終わってくれた。
流石に夜になったら俺の部屋に戻り、
高町家とハラオウン家に連絡を取り今日はお泊り
問題は自由研究と読書感想文
これは自分が読んだことある本のあらすじを書いて好きなのを書かせた。
自由研究も依然行ったことあるのをピックアップして渡して何とかほぼ徹夜で終わらせた。
まさかこれが嫌だったから早く終わらせたのに、
こんな落ちがあるなんて思わなかった。
しっかりしているようでまだ中学生なんだなっと思ったけれど、巻き込まれたくはなかった。
 
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