魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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綾ミッドに行く 告白
「寝てる私には言えて起きている時には言ってくれないんだよね?」
俺はそれを聞いてドキッとした。
いつ聞かれた。
いつ言ったというのか俺は少し思い出しながら考えていたら、
そうだ風都に一緒に行ったときに帰れなくなった時に確かに言った記憶がある
「そ、それは・・・」
「言えないことなの?当事者の私にも?」
今日のなのははどうしたんだろういつもより攻め込んでくる。
俺が伝えたくないところは絶対に踏み込んでこないようにしていたはずなのに
どんな結果になろうとも覚悟を決めないといけないのか・・・
「迷惑かもしれないけれど、俺は、私は高町なのはを愛してます。」
今の俺はこれだけ言うのが精いっぱいだった。
告白ってどんな風にするんだっけ?
情けないことにこれだけしか言えなかった。
「うん、私も綾ちゃんのことが好きだよ。だけどごめんなさい」
うんそうだよなぁ女同士だから、当たり前だな
何を期待していたのやら、俺は走っていこうとしたら・・・
「早とちりしないで綾ちゃん」
「え」
「本当に綾ちゃんは自分のことになるとネガティブすぎだよ。
私も綾ちゃんのことが好きだけど、きっと綾ちゃんは異性と同じ意味の愛してるだと思う。」
「う、うん」
「私にはその違いがまだ分からないの?だってきちんとしたお付き合いなんてしたことなかったし、そんな私でもいいの?」
「私は高町なのはがいい」
「うん、ならいいよ、よろしくお願いね綾ちゃん。」
俺は嬉しくなり正面からなのはを抱きしめながら涙を流していた。
「もぅいきなりはビックリ・・・って相変わらず綾ちゃんは泣き虫さんなんだから」
「だ、だって断られると思ったから?」
「この際だから言っておくね。答えは数年前に出してたんだよ。あの時は恋人・・・とかじゃなくて」
「い・いつ」
「綾ちゃんが暴れた日」
「あの日にそんこと言ったかな」
「綾ちゃんが私たちを守ってくれたように私は綾ちゃんの心を守るよ」
「言われた記憶がある」
「それでね、フェイトちゃんにも言われたんだよね」
「フェイトに?」
「もうなのははあの時に決めているんだよって」
俺はなのはの顎を支えるように持ち白い肌の少し桃色がかかったくちびるに口づけをした。
その瞬間なのはの鼓動の音と俺の鼓動の音がユニゾンしたみたいに同じ速さで鳴り響いている感覚がした。
なのはの口をむさぶるように舌でからませていっていると初めなのはも驚いていた感じがしたのだが、なのはも同じように舌を動かしてきたのはビックリした。
「「ぶふぁぁ」」
「も、もう綾ちゃん激しすぎだよ。私のファーストだったんだよ」
「ご馳走様すごくうれしかった」
今お互いはベッドルームで2人で横になっていた。
「ベッドはどう?」
「映画でしか見たことなかったよ」
白い天幕付きのダブルベッド
「なのは似合うような白い天幕にしたの」
「ここに呼ぶ気なかったんでしょ」
「いつもなのはを思っていたかったから」
俺はなのはの顔を見てそう答えたら、なのはの顔がすごく赤くなっていっているのがはっきり分かった。
「にゃはは、そんなに思ってくれてうれしいかも」
俺はこの愛おしい女の子を腕を肩に覆いながら神様ありがとうとあらためて感謝をしていた。
「綾ちゃん?」
「何?」
「一応恋人同士で秘密ごとはあまりよくないよね」
「う・うん」
「綾ちゃんが抱えている秘密を教えて欲しい」
「全部?」
「全部じゃなくてもいいけれど言えるのなら」
「う~ん」
「ダメ?」
「なのはは不思議に思ったことない?」
「綾ちゃんは不思議がいっぱいあるところ?」
「わたしってね」
≪綾様≫
≪大丈夫全部は言わないよティア完全防音、映像完全アウトよろしく≫
≪ええ≫
「前世の記憶を持っているの」
「え?」
「みんなが言っている綾式がそれだよね」
「?」
「なのはも呪文を組むことあるでしょ、スターライトブレイカーがそうだったっけ?」
「う・うん」
「基礎は?」
「バスターの延長で考えたよ」
「ううん、もっともっとの基礎だよ」
「術式の事、ミッドチルダ式だよ」
「バスター然り、ミッド然り必ず基礎って関係出てくるさて綾式の基礎は?」
「え」
「古代のミッドっていうか古代ベルガにはあったらしい魔術が一番近い言ってみれば今現在わかっているミッド、地球の基礎には当てはまらない。そんな技術が沢山ある私って変だと思わなかった?」
「あまり気にしてなかったよ」
「ありがとう、厳密にいえば綾式は私が考えたものじゃないし、自然発生したわけじゃないの」
「綾ちゃんの魔法が自然発生したら怖いよ」
「私の前世の記憶の人の呪文や技なんだよね、だからガウのことも知っていたし、色々な知識も豊富なわけ」
「でもでもガウ君のことを知っているのはおかしくない?」
「講釈するのは結構大変なんだよねそこらへん。時間ってね実は未来から過去に向かう流れがあるの」
「それはないよ」
「それは物質界だけの話だけならないね!本当に難しい話だからそこらへんは抜かして、だから私は数百の技と数百の呪文が使用できるってわけ」
「規格外だよね」
「最後にね、私の前世の記憶って男性なの」
「え」
「だから最初になのはと添い寝したとき、今もだけどドキドキしてるんだよね」
「本当に?」
「なのはには本当に悪いことしたなぁと思っている。私にとって南條綾は女でもあるけれどけっこう頭は男性だからなのはははじめっから異性でしかなかったの」
「あうあう」
「だから親にも悪い事してるけれど男性のお付き合いは考えれないんだよね。いうか気持ち悪いぐらい」
「綾ちゃんってば、少しだけ納得したかな、同じ女の子なのに恥ずかしがり屋さんなところとか」
「なのはだけには言ったけれど後には言わないでほしい約束してお願い」
俺はなのはの顔を見て言い切った。
「う・うん」
「そろそろ寝ようか」
「う、うん」
「ねぇなのは」
「なに綾ちゃん」
「その内SEXしようね」
「綾ちゃんのH」
「流石にその言葉は知ってたか?」
「も・もう」
顔が赤いなのはを見て本当にかわいいと思ってしまった。
俺は数年ぶりに何事も考えなしに気持ちよく寝れた感じがした。
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