魔法少女リリカル☆イリヤ
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魔法少女強化計画
[我々に足りない物、それは]
「友情、努力、勝利?」
「愛?」
「希望?」
「絶望?」
え、最後、美遊なんで絶望なんて言ったんだ?
「カンペに書いてあるから」
「「右に同じくー」」
「ルビー、遊ぶなら他所でやってくれ」
[いえいえ強化は必要な事、いつの間にか総刃さんは強化していますし我々も強化しないと]
「具体的には何を強化するの?」
[愛らしさですかね]
「それを強化してなんになるのよ。というか私が強化できないじゃない」
そういやクロの投影魔術はアーチャーの物なんだよな。それを依り代にして使ってるってだけで特に必要とするものもないんだっけか
「どうせ冗談なんだろ?んで何を強化するんだ?」
[具体的には決まってません]
「「はぁ?」」
「ルビーって偶に後先考えずに言い出すよね」
[美遊様に特訓メニューを作ってもらうというのは]
[却下!特訓なんて血生臭い事を魔法少女がやってられるかってんです。ですのでゼロさんに管理局にハッキングしてもらい秘密情報を]
[しねーからな?というか管理局をハッキングなんてどれだけ技術が高くてもすぐにバレるわ]
で、結局話半分で終わるのか?
それとも本当に特訓とかやんのか?
[と、言う訳で!]
「ど、どうも」
「なんでナノハ?」
[なのはさんなら我々より常に上を行ってるので何か力になるかと思いまして]
「えーと、頑張ります!」
何を頑張るんだー?でも確かになのはの飛行技術とか星を軽くぶっ壊す砲撃とかあるもんな
「痛っ!?何!?何が起きたんだ!?」
「私何もしてないわよ」
「私も」
美遊...な訳ないしなんだったんだろうか
やけになのはがニヤニヤしてるが
「それじゃえっとレイジング・ハートといつもやってるトレーニング見せるね?」
朝早くに来てるのは人に見られない為、ユーノが結界を張ってくれてるから見られるような事はない筈
「シュート!」
.....え?...え?
「これはあれだよな。ガンマンが空き缶狙って撃ちまくる」
「そうだね、ルビー、これできるの?」
[かなりの想像力が必要ですね。想像と現実をごっちゃにしないといけませんからまず無理だと思います]
「ふぅ...こんな感じです」
こんな感じって言われても俺には近づいて斬るしかできないから何とも言えない
いや砲撃も放とうと思ったらサンを使えばいけるんだが
[とりあえずやってみましょう!]
結果、惨敗 いやわかってたよ?でもさもう少し当てられたと思うんだ。クロはできないからいいとしてイリヤなんか3回だよ?俺でもなんとか4回なのに、美遊?美遊は...1回です
なんでも自分の手から離れた物を操作するのはおかしいとの事
「えっと、み、みんな初めはきっとこんなんだよ?」
きっとって言ったよこの子、さっき98も続けて当てた人が言うアドバイスじゃねぇ!
「なぁ、こう...合体とかそういうのないのか?」
その時ルビーに電撃走る
[それはいい手ですねー、女子が百合ん百合んする所が見たいと]
いや、そんな事一言も言ってねーし。なんか男子共が女の子が合体するアニメがあるとか言って俺に勧めて来たんだよな。なんだっけ?ビビ、ビビなんとかだ。うん
[ではアップグレードしますので暫しお待ちを]
待つこと10分、出来たとルビーが言う
[ではイリヤさん、美遊さん転身して下さい]
「うん」
「わかった」
軽く転身を済ませ次は次はとイリヤが急かす
[そんなに美遊さんと合体したいんですか?]
「違うよ!どうなるか楽しみなだけだよ!」
「イリヤが望むなら」
「ミユー、いい加減受けから変わりなさいよ」
なんの話をしてるんだ?
[んー]
「どうしたのルビー?」
[いえ何か掛け声みたいなものが欲しくて]
[ユニゾンインでいいんじゃねぇか?ユニゾンデバイスなんて物もあるしよ]
[それ頂きました!ではユニゾンインと叫んでステッキをクロスさせて下さい]
「よーし、行くよミユ!」
「うん、せーの」
「「ユニゾンイン!」」
二人が透明になっていく。そして消えて光の中から大人が出てきた
「....」
「....」
「....なにこれ」
俺が聞きたいよ!
「「....プリズマ☆ミリヤ推参!」」
「ミリヤ?」
「ミユとイリヤが合体したから名前もくっつけたんでしょ」
それどこのドラゴン○ール。
ステッキ両手に持ってるよ
[おやー、こうなりましたか。ではイリヤさんいえミリヤさん何かしてみて下さい]
「「エクスプロージョン!」」
うわっ!?ミリヤの前で爆発したよ!
なんの力だ?
「「よーし次は」」
そう言った途端に合体が解ける
「アレ?」
「ユニゾンが解けた?」
[どうやら今の私達では3分が限界のようですねー]
「えー、これからだったのに」
「まぁ強化は出来たんだしいいんじゃないか?」
「私が強化できてないんだけど」
[デバイスでも持てば強化できるんじゃねぇか?]
確かに、あれ?でも魔力消費が多くなるんじゃ
「あ、...うー」
「まさかこれは...」
「魔力が..足りない..わ」
「「やっぱりー!」」
どうするんだよ!なのはも見てるし!
「魔力切れですか?」
「んー..まぁそんな所..かしら。でも大丈夫..魔力供給を受ければ大丈夫だから」
「イリヤ、ちょっとあの陰でしてこい」
「なっ、うー、わかったよ。でもあれかなり力抜けるんだよね」
物陰に行く二人、なのはが物凄く気になってるようだが見たらだめと言っている為ちゃんと守って見ない模様
なんだって外で魔力供給しなきゃならんのやら
ま、何はともあれ強化は達成できたしルビーの不満もこれで無くなるだろう
後書き
後々大切な事で使います
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