魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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7部 中学生編
1章 修学旅行
サウスタウン4 チャイナタウンでの騒動
サウスタウンはトラブルの街らしい。
危険は向こうからやって来る。
俺としたら旅行ぐらい平和に終わらせてほしいと思うが層は問屋が卸さないと言うことなのか
それとも昨日思ったことがフラグだったのかはわからない。
次の日はサウスタウンの中華街に出歩いていた。
ここのショッピングと美味しいご飯を紹介してとのことだったけれど、ごはんの場所は余る詳しくなかったりする。
なぜなら俺がここに来るときはタン老師の場所にいくことが多かったから、
そういえばタン老子元気だろうか?
第10回KOFの時に生死の境にいたので、古代仙人が暮らしていた場所で静養している。
たまに行かないといけないよな。
っというわけでただいまショッピング中にトラブルが発生。
「綾ちゃん、向こうが何か騒がしいみたいだけど」
「なのは本当だねぇ、一応先生たちにも頼まれているから様子を見に行ってもいいなのはとフェイト」
「「うん」」
俺となのはとフェイトでこちら側の商品を見ていて
あちら側はアリサとすずか、はやてが見て回っている
騒動の場所はアリサたちが向かっていった場所か、何事もなければいいのだが・・・
俺達が近づいて行くと
「だから私たちは間に合っているといってるでしょ」
「ごめんなさい。本当に今日は案内人がいますので」
「まあなぁ言ってもらえて嬉しいが必要ないしなぁ」
アリサ、すずか、はやてが男達に向かって言っているがそれでもしつこく言い寄ってくる。
よっぱり騒動に巻き込まれたのはアリサたちか
「日本人謙虚です。これあんたらを心配していってるんだ。
俺達と一緒にいた方がお前たちも助かるし、楽しめるって」
少し下手だが、日本語でガラの悪い奴がアリサに対して答えていた。
俺が助け船を出そうと思った矢先にアリサの方が速かった。
「はっきり言わないとわからないみたいね、
邪魔だからどっか行ってくれない男性に困ってないし必要ないから」
「こっちが下手に出たら付け上がりやがって、おら来いよ」
アリサの手をつかもうとしていたので俺はそいつの腕を蹴りあげた
「もう三人とも美人さんだからねぇ、ってナンパ師ならフラレたら変えるのが流儀じゃねえ。しかも降られたから力業に出ようなんて野暮だろうが」
「「「綾 ちゃん」」」
「困っていたみたいだから入っちゃった」
「なんだテメェ人の恋路を邪魔するのかよ」
「いやいや邪魔はしてないよ、3人とも拒否してたじゃん」
「嫌も嫌も好きの内って知らないのか、それともお前も来たかったのか、俺らの仲間はこんなにいるしなぁ」
ガラの悪いチンピラが指を鳴らしたら出てくるわ害虫達が俺たちの周囲に男性が囲んでいた。
早く納めないと他の生徒にも悪影響を起こす。
たしかタン老子に他人数に囲まれた時はあそこで行うのがいいと教えてもらった事あったなぁ
≪フェイトあそこの一角を潰すから奥の通路にいってくれる≫
≪了解≫
≪なのはあそこにいくのでみんなをよろしく≫
≪うん≫
≪はやてもよろしくね≫
≪任せとき≫
「アリサ、すずかみんなについていってね」
「うん、綾ちゃんは?」
「もちろんしんがりだよ」
俺は飛び蹴りをして男性一人をぶっとばし脇道に入った
「フェイト頼りないかもしれないけれど獲物」
俺はダガー(短剣)の大きさの木刀を渡した。
流石にフェイトの獲物を持っていたらかさばるので嫌だがこれぐらいなら護身用としては上出来
「うん任せて」
「わるいね」
男たちが俺たちを追いかけて来た。
「おいかけろ~」
無事小道にはいれた
本当に馬鹿ばっかりだ
いくら人が多くても小道に一気に来れるのは二人か三人
ものの数分でリーダー格の男以外はつぶれたみたいだった。
「てめえ、俺たちに手を出したらやべえぜ、ファミリーが許さねえぜ」
「家族ね。許さないとしたらどうするの?」
「聴いて驚くなよ、俺たちに手を出したらビリーの兄貴が黙ってねえぜ」
「ビリーってビリー・カーンか」
「綾ちゃん知っている人」
「この世界で腕に自信がある人や裏社会で知らない人はいないと思うぐらい有名人だよ」
「知ってるんだったら話は早い、事と次第によっちゃ許してやらんこともない」
周囲を見てみると俺たちのクラスの子達もいるがどうしていいかわからずにおろおろしてるな。
これだけの大騒ぎになってたらそうなるか
「はぁ~一応聴いてあげるけれど、何が望みなの。大体はわかるけれど・・・」
最期は男たちに聞こえないように言った。
「おまえら全員今日付き合えば許してあげるぜ」
「さすが兄貴心が広いぜ」
「兄貴の提案を受けた方がいいぜ」
「返事するの馬鹿馬鹿しくなってきた。
こうもテンプレじゃあきれてくるけれど、アリサどう思う?」
「虎の威を借りる小物ね」
「はやては」
「女の子数人に男性が大勢で襲ってきて叶わないと感じて、そういう提案情け無さすぎるわ~」
「私もどう意見かな」
「お嬢ちゃん達日本人だから兄貴のこと知らないみたいだな、KOF優勝経験あるビリーの兄貴を・・・」
「小者がビリーの名を使うな、ほこり高い狼のビリーが女数人を囲むなんて知ったらどう感じるんだろうねぇ」
ビリーに借りもなければ気を使う必要もないのだが、ビリーの忠誠心は本物で誇り高い人だと思っている。
それを汚されたのなら俺の友人でもあるテリーたちを馬鹿にされた気がしてきた。
「あ、兄貴あの小娘さっきからビリーの大兄貴を呼び捨てにしてますよ」
「そうだなぁ、小娘が兄貴を呼び捨てにするとはいい度胸じゃないか」
「何でビリーに敬語を使わないといけないのか」
「綾ちゃん。でもビリーさんって年上の人なんやろ、敬語ぐらいは」
「はやて、こんなバカを飼っているんだよ、必要ないって、馬鹿のしつけぐらいしっかりしてほしいものだ」
「手目ぇ俺たちばかりか、兄貴をバカにしやがったなぁ名前を教えやがれ」
「名前を知りたいなら、三下の名前を聴いても仕方ないか」
「三下だと」
「南條 綾だって言ってもわからないと思うから、アヤって言った方がわかるかな」
「アヤ ナンジョウ・・・ま・まさか、ファントム・レディ」
「そうとも言うらしいね」
チンピラの奥から闘気を感じるやつがこちらに来ていた
「何の騒ぎだぁ~」
騒ぎを聞いてこちらに向かってくる奴が現れた。
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