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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
1章 修学旅行
  中学2年は行事がいっぱい

 中学1年はのんびり久しぶりに大きな事件はなかった。
俺の周りでは・・・ミッドでは殉職した話とか人質立てこもり事件とかあったらしいけど、管轄外までは興味がない。
それほど魔法の方では平和な一年だったと言える。
なのは達があっちでがんばっているのに対して俺は、サッカー部に入り1年で全国優勝したのでたいぶした。
得点王、MVPまで取ったら、やる気が失せたっていうのが本音。
引き留めてくれる人たちも多くはいたのだが、顧問の先生と話した結果
やはり引退した方がいいと判断した。
そうそういい機会だから体験でなのはの教導を受けたら、
御神流かっていうぐらい基礎固めをしていてびっくりした。
きっと体を壊したことは最終的にプラスになったんだろう。
なのはは御神の練習など知らないはずなのにこれも遺伝子がなせる業なのかね
そんなわけで俺らは無事に2年生になり2年生はイベントが沢山ある
文化祭に体育祭、年次イベント等沢山
去年は入ったばかりで分からないこともあったり
来年は進学の事もあり忙しいと思う
2年は一番楽しめる学年で、しかも学校生活でもトップクラスなイベントが6月にある。

 それは修学旅行
さすがお嬢様学校だと俺も思った。
なにせ旅行先は海外
本当に海外を修学旅行先にする学校ってあったんだなっと実感
都市伝説だと思ってたくらいだし、しかも先生方が勝手に決めるのではなく生徒の意見も反映させるらしい。それのアンケートを取るらしい。

 この学校すごい事に自由行動は他クラスでもいいということ、
クラス移動はクラス行動なんだけど、俺たち仲良しはクラスが2手に分かれたので幸いといっちゃ幸いだ
俺は、なのはとクラスで
他はみんな一緒でフェイトからにらまれた経験があった。

「綾ちゃん、旅行のアンケート答えた」

「あぁなのは?行先?えっとタイにしたような・・・?」

 できれば言ってない国が良いなぁと思ったんだけどな

「多分希望はかなえられないと思うよ」

「だよね」

「なのは、今のところどうなっているか知ってる?」

「アメリカ、イギリス、イタリアが有力候補かな」

「王道だねぇ、行ったことないイタリアでもいいかな」

「私はアメリカに行ってみたいかな、イギリスならフィアッセさんたちに会えるかな」

「なんでアメリカに」

「ハリウッドかサウスタウンに行ってみたいと思って」

「なんで」

「ハリウッドは映画の街だし、サウスタウンは以前綾ちゃんが暮らしていた街だから少し興味があって」

「そっか」

「決めた、アメリカにしよう」

「どうして」

「いるかどうかわからないけど、テリーたちに会いたくなったから」

「そっか、私はてっきりイギリスかなって思ったんだけど」

「フィアッセさんがいるから、校長職やツアーとか出会えない可能性があるし、テリーなら居場所さえわかれば会えるしね。どうせ定職についてないと思うから」

「テリーさんって」

「ただのフリーター」

 それから数日がたって行先はアメリカフロリダ州に決定した。
6泊7日の旅行
フロリダは結構行く場所が多い
ディズニーワールド
ユニバーサル
ケネディスペースセンター
シーワールドオーランド
そしてKOFの発祥の地サウスタウン
このように行先はいっぱいある州でもある
でもアメリカと決まってからもたくさんの候補が上がった
NY、LA、ワシントンDC、フロリダといった候補が上がったんだが、
最終的にNYとフロリダになってフロリダになった。

 まぁ海も穏やかだし
最後の2日にサウスタウンに入る予定の日程
この2日間だけ特別配慮があってカリブ組とサウスタウン組があった。
行くまでの準備がめちゃくちゃ大変だった
俺に困ったときの英語のしおりを作らされたからだ。
以前暮らしていたこともあり先生方に依頼された形式になった。
交換条件に俺たちの班だけ自由行動が結構認めさせた。
等価交換はもらわないとやってられねえ
これ本当は先生の仕事だよね


 ただいま俺はミッドに来ていた。
ある部屋の前でノックをした。

「どうぞ」

「お久しぶりですレディさん」

「どうしたの」

「本日はお願いがありまして」

「何かしら」

「来月のこの日からこの日まで高町なのは、八神はやて、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンの休日をいただきたく来ました。」

「どうしてか聞いていい」

「はい、この日付私たちの学校の旅行なんです。」

「もし無理と言ったら」

「初めに言った時の学校優先の契約を実行するだけです」

「実際の話人手不足もあるのよ」

「子供3人いなくなっただけで運営できないのならつぶれたほうがいいですって」

「過激な発言ね」

「腹の探り合いっこはやめにしません」

「あら」

「私に何をしてほしいんですか?」

 レティさんから書類を渡された。
俺はそれを見ていきレティさんに返す

「この教導は無理ですよね、ですがこの3つのケースは嘱託の私がいただいてもいいですか?」

「構わないわよ」

「給料はいただきますが、これで3人の件は」

「こちらで何とか致します」

「やっぱり落とすのは人事の人ですよね」

「ちゃっかりしているのね」

「この2件は1週間以内に情報を渡せると思いますので、あとはいつも通りにフェイトかはやてに渡しといてください」

「了解したわ」

「たびたび言っているけれど、管理局に入る気はない」

「今少し考えています。
うちのお姫様方ワーカーフォリックで誰かが見張ってないと怖いですから」

「そうね、私たちも一人一人見るってわけにもいかないしね。
なら君が入って協力すれば…」

「私は遊び人でいいんですって、それに私の力はあんまり見せたくないですし、強い力は身を亡ぼすって言いますし」

「そうね」

「お願い聞いてくださってありがとうございました。」

「お互いさまよ」

「では」

 なのはの事故の後からレティさんやリンディさん達にお願いをして秘密裏に仕事をこなしていった。
その分あの子たちに休みの時間をってまぁなのはの仕事だけはどうにもならない。
あそこの上の人とも話をしてきちんと予定を立ててもらっている。

 俺はそのままクラナガンに入り、街の情報屋をあたった。
あとは情報が集まるのを待つだけ、
サンドイッチマンやJkやら宿なしやら情報を集める人はたくさんいる
それらにお金を渡し、情報を集める。
管理局の情報で捕まらなかったらこういう市井(しせい)の人たちに聞くのが一番。
俺がこちらの喫茶店でいたら情報が集まってきた。
それらを創造と推理していって
確かホームズも言っていたっけ
「有り得ないとありそうもないは違う。
例えどんなにありそうもないことでも、
絶対に有り得ないものを消去法で消していけば残ったものが真実だ。」

そうなるとこれがこうなってこうなるはずだからこうなると
あとは証拠物件を探して提出で今回の仕事は終了かな
でもこれってトカゲの尻尾切りだよな
ジェイル・スカリエッティ博士こいつが絡んでいることが間違いないのに
どうしても繋がらない。
情報は集まっているのに、こいつの影も見え隠れしているのに居場所がわからない。
本当に某小説の犯罪界のナポレオンと同じくだ。

 俺は裏をきちんと取り2日でレティさんにその情報を渡した。
これでみんなと修学旅行に行ける。
数年前みたいに来れないかもなんてことは無くなってよかったと思っている。 
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