魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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6部 なのは落ちる
番外編
正月にはあいさつ回り
こんな格好をしているからか
挨拶参りはしっかりしようかなっと思っての散歩
風都まではちょっと遠いから行かないけれど、
転移魔法使えば済む話なのだが、ミッドチルダ式の魔法だから探知されると面倒な話になる。
みんなはなのはを抜かした小学生組とレンさんと晶さんは羽板をするらしい
なのはは途中から忍さんが参加するゲーム大会を見に行くって言っていた
久しぶりに俺だけ一人たまにはいいと感じた。
一応リンディさんやクロノたちがいるって言ってもここ管理外世界
そんな世界で魔法を使用する場合、きちんとした許可が本来必要らしい
俺の基本の呪文は流れが違うからまだいいけれど、この呪文はフェイトから教えてもらった呪文だから使うのはなぁ
俺の持っている瞬間移動はその場所を思い浮かべての呪文
万が一ミスったら空の上でしたとか、地面の下でしたとか
本当に昔はやった3DダンジョンRPGみたいになる可能性が・・・
言っても行先は病院か高町家ぐらいしか行く場所がない。
バニングス家には親と一緒に行く予定だし、月村家ってどうなんだろう?
忍さんは知っているけれど、後は?
話によるとお医者様は年中無休らしい
もちろん通院とかは休みらしいけれど
一応先日恭也さんを通して許可は得た
行先は海鳴総合病院
正月だろうと関係なしに出勤とは本当に医者には頭が下がると思う。
フィリスさんの部屋をノックをしたと同時に声が聞こえる。
「どうぞ」
「お邪魔します。あけましておめでとうございます」
「はい、あけましておめでとうございます」
フィリスさんは先生と言われなければ見た目中学生でも通る容姿だが、凄腕のカウンセラーと遺伝子工学の先生だったりするんだけど、整体もすごくうまくて俺自身もすごくお世話になっている先生。
「お邪魔でしたか?」
いつもは一人でいることが多く冬はココアをよく飲んでたりするんだが、今日は俺を抜かして3人目の銀髪の女性がタバコに火をつけフィアッセさんに怒られていた。
「あぁあけましておめでとう。あぁ自己紹介がまだだったよねぇ。
僕の名前はリスティ・槇原そこにいるフィリスの姉だ」
そういえばとらハ3のヒロインでいた。
「こんにちはリスティさん。私の・・・」
「南條綾ちゃんだろ、最近フィリスからよく聞く名前・・・」
「もうリスティ、言わない約束でしょ。それにここは病院なんですから本当にタバコはやめてって言っているでしょう」
「本気でつけるわけないだろうに、恭也の所でも訓練しているって聞いてね。一回会いたいと思っていたところなんだよ」
「恭也さんの知り合いって・・・フィリス先生が高町家の主治医なら知合いですよね。でもお医者さんではないですよね」
「良く分かったね」
「雰囲気がお医者さんではなく・・・危険に身を置いて居る人ですよね」
「いい感をしているね、そうだ綾ちゃんはなんでここに?」
「そうだ、いつもお世話になっているから、これを」
俺はフィリスさんに紙袋を渡した。
「そんな気を使わなくてもいいのに」
フィリスさんは中身を見ても良いと言ってきたので喜ぶと嬉しいのですかと言いながらどうぞといった。
中身を見たらすごくうれしそうな顔をして向けてくれた。
「綾ちゃん本当にいいの?」
「いつもココアを飲んでいるから好きなんだろうなっと思って、感謝の気持ちです」
「おっゴディバのココアじゃないか、本当にいい観察眼だ、フィリスはココアが大好きでね。甘いのも好きなんだが、まぁだから幼児体型のまま・・・」
「リスティ、本当にそんな事言うともうお金を貸してあげませんからね」
「O・K、O・K、冗談だろリスティ」
そのやり取りを見て俺は失礼だとは思ったのだが、笑ってしまった。
「もう、綾ちゃんにも笑われて、もうリスティ」
「おっと、それは理不尽だと思うのだが」
リスティさんはおどけていても、全く隙が無く
恭也さんやおやっさんと同じ、そして警防隊のような空気を持っている。
「あぁそうだ、綾ちゃん今度うちに遊びに来るといいよ、那美たちも喜ぶ」
「?」
なんでそこで神咲さんが?
「あぁ僕は那美と同じ寮で暮らしているんだよ」
いうことはさざなみ女子寮、確かあそこは・・・
「でも私は・・」
「君は男の子かい」
「いえ、見ての通りですが」
「なら問題はない、女子寮だからね、君が女の子なら全くの問題は無しってことだ」
「そうですが・・・」
「なら来たまえ」
「もう、リスティ、強要したらダメでしょうに」
「来てくれると喜ぶやつらも多いから、頼むよ」
「それなら」
「よし、フィリス用意はできたのかい」
「もう、リスティのせいではかどってないの知っているでしょう」
「どこかに行く予定だったの?」
「そうそう、フィリスと一緒に初詣にと誘ったんだけどね、PCの設定が上手くいかなくて、僕はPCは逃げないから、初詣が終わったら直せばいいといったんだけどね…」
「気になって仕方ないでしょ」
「フィリス先生それって、見られて困るものですか?」
「これは大丈夫ですが?」
「少し見させてもらっても良い?」
「えぇ」
俺はフィリス先生に席を譲ってもらい、ラップトップを貸してもらい作業を開始する。
ラップトップとはノートPCの事なのだが、ちょっと厄介なことになっている。
「最近業者が入りましたか?」
「ええ」
「その時少し席外したりは」
「少し呼ばれて、5分ぐらいだったかな」
「そうですか、その後で社業は」
「いいえ、幸いにもPCを使うことがなく、今日はまとめようと思って」
「綾ちゃん、なぜそんなことを聞くんだい、もしかして」
「えぇ、ウイルスですね、それとハッキング型かも」
「なぜ、私の、考える必要はないですね」
「えぇ、整体は趣味でと思いますがフィリス先生の専門はカウンセリングと遺伝子工学、そしてこの病院は世界でもトップクラスの遺伝子工学の権威でもあります」
俺はPCのキーボードを高速で捜査をしながら話をしだす。
その後30分ぐらいで作業を終了
「これで終了、リスティさんか、フィリス先生いらないUSBありますか?」
「あぁこれを使うといい」
「これをコピーをして、リスティさんこれを」
「助かるよ、専門に渡して調べてもらうよ」
「そうしてください」
「今日のお礼もしたい、ぜひ来てくれ」
「美味しいご飯が出るのなら」
「Yes、耕助のご飯はおいしいから絶対に気にいると思うよ。」
「あまり断るのも失礼だから御呼ばれします」
「あぁ、後これありがとう」
「ここ数ヶ月PC関連の事ばかりやってたので無駄にそれの知識が多くなってお役に立ててよかったです。」
「男だったら、フィリスに・・・おおっと僕は今からこいつを私に行ってくるよ。フィリスまた後で」
「もう・・・うんリスティあとでね」
「私もこれで」
「綾ちゃんこれありがとう」
「いえ、いつも整体をしてくれている感謝です。今年もよろしくお願いします」
「こちらこそ」
そうして俺は海鳴総合病院を後にしたのだが、さざなみ女子寮
思い出せなかった自分を恨みそうになったのはこれから少し後の話だったりする。
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