魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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6部 なのは落ちる
2章 なのは落ちる
ミッドチルダへ
俺も遊んでばかりではなくいろいろなことを勉強していた。
これもその一つトランスポーター
完全な転移魔法
今いる場所の軸をしっかり聞いて転送
これ間違えたらウィーザードリィのテレポートみたいになるのかな?
壁の中に入ったとか空に現れたとか、海の中とか
取りあえず気を付けよう
俺の使用の瞬間移動呪文は座標ではなく自分の知っている場所での瞬間移動だから、後は戦闘でも使用できる超近距離移動や相転位呪文で座標瞬間移動呪文は覚えてはいなかった。
これはフェイトに教えてもらった呪文でもあった。
そして行き先は次元航空艦 アースラ
「お久しぶり皆さん」
「おひさ、綾ちゃん」
「本当に久しぶりだな綾」
「綾さん今回はありがとうね」
「良いですよ、リンディさんお話があるんですが」
「個室のほうがいいかしら」
「ここでいいです、この演習が終わったらなのはを帰らしてください」
「「「?」」」
「いやいやみなさんなぜ?わけ」
「どう言うことか教えてくださる綾さん」
「ここ最近なのはこっちに帰ってきてないんですよ」
「それはないだろう、フェイトも、はやても帰ってきているのに」
「それは、フェイトは試験があるからで、はやても足の事があるからですよね」
「まぁそれも関係はあるが、学校も終わってゆったりな勤務内容になっているはずだが」
「でも、ここ数週間帰ってきてないのは確かなんです。これは士郎さん達にも確認しましたから」
「ここで言っていても仕方ないので、私のほうからレディに聞いて確認してみるわね」
「お願いします」
「あぁあとこれ忘れてました」
「なんですか」
「それはもちろん海鳴名物緑屋のシュークリームです」
館内すごい大騒ぎになった。
それも100個近くのおみやげ
実は俺も手伝ったりした
それからクロノと摸擬戦したりしてあっという間の3日が経ち
きました異世界へミッドチルダへ
本当につい最近まで海外に行ったことなかったのに
この数年でアメリカ、香港、イングランドそして異世界
転生してから稀有な人生送っているとつくづく思う
待ち合わせ場所でぼーっと立っているとナンパが多かったが、
無視をしてそれから20分ぐらいして
栗色の両サイドリボンを結んだ女の子がこちらに来た。
「お待たせ」
「大丈夫」
「おい嬢ちゃん無視するなや」
手をかけようとしてきたのでそれをかわして合気の要領で投げて首の所に足を乗せる。
「踏まれたい、私忙しいから邪魔するなら声つぶしちゃうよ」
少し無邪気そうな笑顔で笑ってあげたら相手の男の人は首を横に振って御免なさいばかり言っていた。
「綾ちゃんやりすぎだよ」
「でもしつこかったし」
「もう」
≪ティアなのはの様子は≫
≪疲れがたまっている状況ではないぐらいたまってます≫
やっぱり先日レディさんから出された資料は恐ろしかった。
普段の練習に特別訓練に任意の演習にここ最近参加
大人とおんなじ基準に置かれているから
普段の仕事に支障がなければ許可っていうのがミッドの方針らしい。
力があってもそこらへんは大人が管理しないと・・・
P・T事件、闇の書事件を解決したスーパールーキーは誰も止めることはできなかったみたい。
後は期待の大きさのあらわれなのだろう。
「なのは休んでいる」
「ん~今楽しいからついね」
「この演習が終わったら休暇をとったからね」
「誰の?」
「もちろんなのはの」
「綾ちゃん横暴だよ」
「高町家とみんなの有志でなりました。」
「でも・・・」
「約束忘れた」
「ん」
上目使いしても無理です
少し負けそうに放ったけれど
なのはの上目遣いは魅了の呪文効果があるのか
「中学までは学業をおろそかにしない」
「でもそちらもしているけれどわかった」
俺がじっと見つめているとやっとなのはも降りてくれた。
「ごめんね」
「私の事を思ってくれたんだよね、ありがとう」
「フェイトも心配してたよ」
「フェイトちゃんを出さないでよ、綾ちゃんは」
俺はなのはの顔を見ずに
「心配した。でも今日元気な姿で会えてよかったと思うよ」
「大丈夫、大丈夫。今回の演習はヴィータちゃんも一緒だから
ヴィータ聞いてないよ
「そんなに心配する必要なかったかな」
「でもありがとう」
今日は久しぶりにショッピングしたりおいしいもの食べたりで一日過ごして
宿を取ろうかと思ったらなのはの部屋に泊まることなった。
最近特にここ最近はいやな気がしてならない。
どうしてだろう?
俺に何かあった場合はどうにかなるけれど
なのはかそれともヴィータに何かあるのか
今回じゃないのか
すごく不安だけど何かあったら動くしかない
なのは達を護りたいとあの時思ったのだから
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