魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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5部 Sweet Songs Forever
2章 イングランド
クリステラソングスクール
前書き
イギリスっていう方が分かりやすいんだけど、サッカーが好きな自分はどうしてもイギリスじゃなくイングランドって言ってしまう。
ちなみにイギリスとはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの連合王国の名称で正式名はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国っていう名前らしいです。
偏見かも知れませんかイギリスって聞くとロンドンって思ってしまいます。
そうしてやってきたのは・・・なんですか、この建物は。
クリステラ・ソング・スクールの校舎なのは知ってる。
でも・・・いったいどこの城だよこれっ!
門から入って校舎が遠いもうこれお城に決定だよな
こんなところに入っていいのか少しビビりながら恭也さんと美由希さんの後ろについて行っている。
とにかく、そうしてある部屋へと通される。
そこに居たのは、三人の女性。
お付きの人っぽいピシッとした感じの人が一人。
壁に背中を預けている、金色ポニーテールなお姉さん
なぜかにらまれた。
この人には歓迎されてないのかな
そして、金とブラウンが混じったようなロングヘアーに、
白いタートルネックのセーターにストールを合わせて着ている女性が一人。
記憶にあるけれど全く思い出せない
そしてその人は、とても嬉しそうな顔で、
こっちにトタトタと走りよって・・・。
「フィアッセ」
「美由希」
お互いには走りながらのハグ
なのはとフェイトみたい
「恭也・・・恭也も久しぶり」
フィアッセと呼ばれた女性は恭也さんに近づき、恭也さんのほほを撫でながら様子を聞いていた
「ああ」
「元気だった?」
「相変わらず」
恭也さんの身内にしか出さないすの笑顔を出して答えていた。
きっと恭也さんにとって大事な人なんだろう
「・・・ところで恭也、その子は?」
「初めまして、南條 綾です。」
「初めまして、綾ちゃんで、大丈夫かな?」
「あ、はい」
「私は、ここの校長で、恭也と美由希の友達。
フィアッセ・クリステラと言います。よろしくね」
「はい。その・・・よろしくお願いします。
フィアッセさんで大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫だよ」
フィアッセさんは、とても明るく、優しい笑顔を僕に向けた。
なんつうか・・・綺麗な人だな。
優しい貴族の姫様かなんかだよ・・・・
ん?今何か場違いな事を聞いたような
「・・・校長?」
「そうだよ、私がここの校長」
「えぇっ!?」
こ、校長っ!? この人がこの世界的に有名だって言う学校の長なのっ!!
まってまってっ! 校長って、もうプラス40年から50年生きないとなれないんじゃっ!! というか・・・
実は70代とか!?
いやあり得るかも女性人ってみんな年齢不詳だから
「恭也、もしかしてこの子」
「そうだ。コイツはここの事も、お前の事も全く知らなかった」
「・・・私達、頑張りが足りないのかも知れないね」
「いや、それは綾が特殊なだけだから、気にしなくていいよ」
フィアッセさんが恭也さん達の友達なら、
二人に護衛の話が来た理由も察しが付く。
話によると数年前までは緑屋でチーフをしていたとか
問題は・・・本当にフィアッセさんはここまで脅迫される覚えが無いということと、その脅迫のレベルも妬みやらストーカーの類いをぶっちぎりで越えてるそうだ。
つまり・・・見えるらしい。明らかな悪意ってやつが。
フィアッセさんが行くところで小さな爆発とか
・・・あの、ここまで来てなんですけど、本当に居ていいのかな?
明らかに俺は素人だし
そんなことを思っていたら、部屋をノックする音。
それから・・・なにやら大きめの木箱がいくつも運び込まれ、部屋のテーブルに置かれた。
で、恭也さんと美由希さんがその木箱に近づき、中を開けると・・・。
「・・・恭也さん」
「なんだ?」
「参考までに質問しますけど・・・銃刀法って、知ってます?」
「知ってるが知らないな」
「・・・左様で」
確かスポーツハンティング以外の銃刀法って日本より厳しかった記憶があるんだけど・・・
木箱の中は、まず目につくのが、何本もの小太刀。
そして、暗器類として小型の服の袖に仕込めるサイズの苦無に飛針に鋼糸・・・。
そう、御神流で使用する武器一式だった。
「長旅で疲れたでしょ。お部屋用意したからゆっくりして」
「うん、でもその前に」
「ん」
美由希さんが恭也さんにアイコンタクトをして言っていた。
「うん、ママも喜ぶよ」
フィアッセさんのお母さんに会いに行くのかな?
ここにいないとなるとご高齢なはずだから部屋で休んでたりするのか?
向かった場所は学校が一望できる墓地だった。
花束が沢山あってきっと生前色々な人に影響を与えた人なんだろう。
フィアッセさんはわかるとして恭也さんと美由希さんが寂しそうな顔をしていたのできっと仲が良くお世話になった方なんだろうと思う。
恭也さんはお参りをしてから後ろで付いてきていたポニーテールの女性の方に向かった。
「エリス久しぶりだな」
「キョウヤ・タカマチ。まさかとは思うけれどフィアッセのガードを買って出るつもり?」
恭也さんは握手を差し伸べた手をポケットにしまった。
「フィアッセがそれを望みか、フィアッセが危険にさらされるのならそう言うことになる」
恭也さんは愛刀を力いっぱい握り答えを返した。
「このおもちゃを使って?」
「おもちゃじゃないさ、人の命を奪える凶器だ」
エリスと呼ばれた女性の前に愛刀を見せて答えている。
銃から見たら刀はおもちゃに見えるのかも
凄い緊張感が二人の中で渦巻いている感じがするけれどそれを先に説いたのは彼女の方だった。
「フィアッセそろそろ良い?」
「うん」
「もうじき暗くなる。もうスクールに戻ろう」
「そうね、夕食の時間だしね」
俺は恭也さんの近くにいたから聞こえた
「後で話がある。それまで大人しくしていて」
恭也さんは返事をするわけでもなくただ去っていくエリスさんを見ただけだった。
食事の時間恭也さん達は現れなかった。
一応スクール生と同じ場所で食べることになっているみたい。
チラッと見たところ警護の対象のフィアッセさんもそうだけど、恭也さん達とエリスさん達もいない
一応遊びに来たわけじゃないのでティアに聞いたら
恭也さんとエリスさんが同じ場所にいて
フィアッセさんは美由希さんの所にいるらしい。
今のところは無事みたいだしここを堪能しましょ。
後書き
少しだけ前の話の時期を変えました
多分OVAの時期夏なんですよね
あっち7月って21時ぐらいが日の入りらしい
この話は3月の春休み
よく考えたら長期休みじゃないといけるはずないしね
3月後半なら調べたら18時30以降ってなってました。
面白いことに今年の3月25日が日の入り18時23分で
3月26日が19時25分っていう時間になってました。
予定では今年の10月8日が18時23分とすごい長い期間日の入りが長いと知りました。
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