魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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番外編2 風都での出来事
風都での出来事
買い物
前書き
風都だけど、仮面ライダーWは出ません
一応補足
海鳴の隣の都市が風都だったりします
地理上は東海の方です。
In 風都
車に乗って無言のまま風都に着いた。
そして手を引っ張られてデパートに入り
そしてやはりただいま着せ替え人形中
「着たよ」
「素敵~」
エメラルドグリーンのロール襟ドレスワンピースを着せられた。
今冬なのになんでこんな明るい色なの?
旅行でも行くのかな?
「お客様は肌が白いのでこういったお色味が似合います」
「でしょ~絶対見た瞬間この色って思ったの?」
「あ・あの」
おれの声もむなしく遮って
「このコーデに似合う物ってあります」
「こちら側が今日入荷した物です」
「このショートジャケットいい感じ」
「アクセントにこちらのブローチがお勧めです」
「全部頂くわね」
「お母さん。ちょ全部って本気、それにもう十分でしょ」
「でも、まだ3件目だよ」
「十分でしょ」
「何言ってるの綾ちゃん。靴もバックも見てないじゃない」
「え」
女性の買い物パワーってはんぱねぇ
「それに荷物は全部送っちゃえばいいしね。
ウインドウショッピングは女の子の楽しみでしょ」
いやいやお母さん買っているからウインドウショッピングでは無いのではないのですか?
「花の乙女デートね」
乙女って俺はまだ2桁行ってないし、お母さん見た目はともかく実年齢はアラサー・・・・凄く寒気が
「ねぇ綾ちゃん何かよからぬこと考えた?」
俺は首を横に振りううんと答えた。
「何かよからぬ感じがしたんだけどまぁいいか」
それから数件バック見たり、靴見たり、コスメをしたり
俺はほとんどナチュラルメイクだったけど・・・
お袋は女優みたいな感じで少しだけ誇らしい
休憩用のいすを見つけたから少し休憩をした。
「やっぱりお買い物は楽しいね。
数年分のお買い物したよね」
「大丈夫なの?」
「だって綾ちゃん産んでから、こんなことしてなかったから大丈夫」
「お母さん聴いていい?」
「なに?」
「急にどうしてこんなことを」
「う~ん一緒に買い物をしたいと思ったのは本当い
最近の綾ちゃん思いつめた感じがしていたから息抜きと私の趣味」
「そっかぁ」
最近お互い忙しくてあまり顔合わせてないのによく見ているなぁ
普通の親ってこんな感じなのかな?
生前俺はそんなこと感じなかったけれど?
男子と女子では違うのかな?
「お父さんにはきちんと了解を取ってるから安心してね」
「それは気にして無かったよ」
「綾ちゃんは物分りや理解度が早いから話しておくと、はじめの頃愛おしさと憎さがあったなぁ」
「それは私の容姿のせい?」
「綾ちゃんが産まれた時、えげつない誹謗中傷があってね。多分私たちが言ってなくても多分綾ちゃんの耳には入っていると思うんだけどね。
まぁそれも私は全部ひっくり返したけどね
お父さんも味方だったけれど、不安もあったんじゃないかな?」
軽く笑っているけれど、そのときは多分傷ついたんだろうなぁ
だって19歳で綾を産んでるんだし
「少し大きくなったらこうやってショッピングしたら楽しいかなって夢があったの。数年前はちょっと早すぎて綾ちゃん退屈そうだったけどね
だって私と容姿が違うからきっと面白いし、多分容姿もいいから見栄えもいいかなって、そしたら大正解。
後は真紀さんの美容室に行って髪の毛を整えたらもう完璧ね
それに今日は凄く面白かったし、久しぶりの故郷にも戻ってこれたしね。
今度は綾ちゃんが高校生ぐらいにこうやって買い物したいね」
「うん」
まぁそれぐらいの頻度だったら、それにやはり罪滅ぼしかな
俺が転生しなければきっと両親に似たお子さんが生まれたはずだから
「ちょっと待ってて」
「わかった」
そう言って席を外れた。
多分化粧室に行ったんだと思う。
方角的にね
[いいお母様ですね綾様]
[あぁ俺にはもったいない人だよ]
それから20分しても戻ってこない。
いくらなんでも遅すぎないか、WCにしても遅いし、その後にびっくりで何かを買いに行ったとしてもおかしい俺は嫌な予感をしてすぐにティアに頼んだ。
[ティアお母さんが戻ってこない、調べてもらえない]
[少し厄介なことに]
[どうしたの]
[このデパートにどこにもいません]
「サーチは」
[サーチ外です]
やはり俺はトラブルを引き起こす体質らしい
そして俺は急いでデパートを出てある場所に向かった。
俺はすぐさまある場所
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