Angel Beats! 空を駆ける銀の翼
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小包の中身
前書き
いやぁ、新章始まりましたね!(←遅い)だーまえさんが本当に書きたかったAB!。どうなるか楽しみです。
それはそうと更新が遅れて申し訳ないです。
”学校内を案内するので付いてきてください” そう遊佐に言われてついて行った先は、教員棟の<事務室>と書かれた部屋だった。
「ここの窓口の人に名前を言ってください。そうすれば奨学金や部屋の鍵を貰えますので。」
「そうなのか、ありがとう。
すみません、北上ですが。」
「北上晃君ね、まずこれが奨学金ね、あと部屋の鍵、343号室だから。
それと北上君には荷物が届いてるわね。これどうぞ」
そう言って渡されたのは油紙で包まれた小包だった。
「ありがとうございます。」
「無事に受け取れたみたいですね。しかしその小包、何でしょう。」
「さあな、この小包でこの大きさとなると軍服以外思いつかないんだが・・・まさかな。それより部屋番号が343号室だと言うのは少し嬉しいな。」
「そうですね、取り敢えず寮に向かいましょう。」
教員棟を出て歩くこと少々、学生寮が見えてきた。
「向かって右側が男子寮です。左側は女子寮ですので間違えないようにしてくださいね。それと17:10に校長室に来てくださいね。あと、この学校の制服に着替えておいてください。多分部屋にあると思いますので。
くれぐれも合言葉を忘れないようにお願いします。」
「了解。合言葉は『神も仏も天使も無し』だったな?」
「はい、それでは。」
「ああ、案内ありがとう。」
そう言って北上は男子寮に入って行った。
三四三 三四三・・・と呟きながら部屋を探しているのだが、途中から三四三空 三四三空・・・となっているのは仕方ないことだろう。
何度か迷ったが、案内図を見つけて何とか部屋を見つける事が出来た
「三四三空・・・ここか!」
ガチャ
「これは・・・凄いな。」
部屋に入ってまず驚いたのは、部屋が真っ白で綺麗だと言うことだ。三四三空にいた時の部屋は、お世辞にも綺麗とは言えないものだったのだが、それとは比べ物にならない程綺麗だったのだ。
「和室ではないのか、いつかに写真で見た欧米の部屋みたいだな。」
「これが制服か?彼奴らとは少し違う気がするが制服はこれしかかかっていなかったしな。取り敢えず着替えるか。」
そうぼやいた北上が手にしているのはロッカーから見つけ出したNPCの制服だった。
「さて、これを開けるか。」
着替え終わった北上が手に取ったのは事務室で受け取った小包だった。
小包を丁寧に開けると、出て来たのは真新しい真っ白な服と紺と黄色の縞、そして桜の花がが入った階級章・・・
つまり第二種軍装と少尉の階級章であった。
「二階級特進か、豪勢だな。」
「そうだ、いっそのこと・・・」
そう言って北上が悪巧み(?)をしようとしていた頃。
「あーーー!もう!半世紀以上前から来たなんてありえないでしょう!訳がわからなすぎるわ!これも全部神のせいなんだわ!」
「ゆりっぺさん、落ち着いてください。」
校長室でゆりは暴れていた。
後書き
内容が薄くてすみません。段々と良くなって行くはずなので、生暖かい目で見守ってやってください。
あれ?おかしいな。この話でメンバーと顔合わせする筈だったのに・・・
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