Re:童話姫たちの殺し合いゲーム
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二節<四女と七番の山羊>
(現代語訳)竹取物語(口語訳)
前書き
日本でもっとも古い物語」とも言われることもある「竹取物語」
あまりの古さに書かれた時代もわからないし「作者はこの人だ」っとされる人も伝えられていません。
原文は書くのが辛いので現代語訳版を…と思いましたがそれも辛いので、よいしょ、よいしょ
かいつまんで(アレンジも加えて)書いていこうと思います。
我儘でごめんなさい、ご了承くださいませ<(_ _)>
<かぐや姫の生い立ち>
その昔、【竹取の翁】という爺さまがおったそうな。
山に入っては竹を採り、色々なことに使って生計をたてていたそうな。
爺さまの本名は【讃岐の造麻呂】というそうな。
カツーン カツーン
今日も爺さまはいつものように竹を伐っていると
『なんじゃあ……ありゃ?』
根元が眩しゅう光ってとる竹を見つけたそうな。
不思議に思って近づいて見ると、小さい人間が竹の中で光っているではないか。
しかも、とてもかわいい女の子じゃないか。
爺さまは
私が年中接している”竹”の中にいるということは、このお嬢さんは私の子どもになるべき人なのだ!
と思って自宅へ連れて帰ったそうな。
『婆さんや、婆さんや』
『なんですか? お爺さん、そんな大きな声を出さなくても聞こえていますよ』
興奮気味の爺さまの横に妻の嫗はよっこらせと腰を下ろします。
『なんですかじゃない、見てくれこの子を』
『まぁ…』
「ん~ぅ~」
爺さまの腕の中に抱えられてすやすやと気持ちよさそうに眠る赤子。
『この子をどうしたんですか、爺さんや?』
『光る竹の中で見つけたんじゃ』
『光る竹ですか?』
『そうじゃ。この子は、子供に恵まれなかった私達へ仏様がくださった子共なんじゃ』
『まあ……仏様が私達に?』
「うぅ~、キャッキャッ」
目が覚めた赤子は、爺さまと婆さまの顔を交互に見て嬉しそうに笑っています。
『ほれみろ、この子も嬉しそうじゃ』
そしてその後、爺さまは婆さまと二人仲良く、協力して赤子を育てたそうな。
この赤子を見つけてからというもの
『婆さんや、また見つけたぞ』
『まあまたですか? 今日はいつもより沢山見つかりましたね~』
よく竹の中からお金を見つけるようになったそうな。爺さまは村一番の大金持ちになりはったそうな。
そして爺さまが竹から連れ帰った赤子は、まるで母の竹のごとくどんどん大きくなってゆき、三か月もすれば成人のような立派で美しい女性に育ったそうな。
婆さまが髪をとがしてきちんとした髪型にしてあげて、きれいな着物を着せられて、彼女はとてもとても大事に育てられたそうな。
その姿はとても美しく、家の中がぱっと明るくなったようであったそうな。
『はぁー……』
爺さまがあまり気分のよくないときでも
「大丈夫ですか、お爺さん」
彼女をひと目見ればたちまち元気になったそうな、イライラする気持ちもなくなったそうな。
竹から生まれた赤子が立派な女性へと成長したのにまだ彼女には名前がない。
それはおかしい、可愛そうな、という事で爺さまがいっちょ都まで出かけ
【三室戸斎部の秋田】という人を呼び寄せて、彼女に名前をつけてもらったそうな。
【なよたけのかぐや姫】
と命名され、村の住人総出でのお祝いの会が盛大に行われたそうな。
後書き
***(感想)
爺さま(翁)の理論がむちゃくちゃだな~と思いました。
<私は竹を採って暮らしている。ほとんど私は竹みたいなものだ。だからこの竹の中にいる子どもは、うちの子にする。>
っていう考え方は、あんまり理論的じゃないと思う。
貴方は青い猫型ロボットの漫画/アニメに出て来る、ガキ大将ですか?って思いましたね。
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