魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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4部 闇の書事件
2章 新たなる力
綾の手紙~アリサ
前書き
サンドイッチ状態で動けないからって・・・
それを良いことにアリサが自分の手紙を読みだした。
「フェイトの読んでしまったから悪いので私も読むわ」
「いや、いや悪くないから」
「綾には発言権なし、聞きたい人~」
「「「は~い」」」
『拝啓アリサ様
何だかアリサ様って書くと女王様に見えるのは私だけかしら、
チョットした冗談だけどね。
アリサ達とは数ヶ月でしたけれど色々ありましたよね
出会った当初からあんなイベントは後にも先にもアリサたちぐらいだと思います。
初めてあった時の選民意識が高かった人に言った。すずかの気持ちを伝えた時私はとてもうれしくて感動したのを今でも覚えています。
たまには私の事も思い出してくれると嬉しく思います。
アメリカは日本に比べ積極的な人は多いですが、アリサほど、思いやりがあり積極的な人はなかなかいなくやはり私の中で格好いい女性は断トツでアリサだなぁと思います。
そうそう、また会える時はすごく楽しみであり、
お互いが成長しているのをお会いできると嬉しいかな
最近は日本を出る時にもらったリボンを後ろは髪の先っぽに突けています。
私にとって最高の友人アリサへ 綾より』
「綾~」
凄い笑顔のアリサが俺を見て話しかけてくるけれど、あまりの恥ずかしさに俺自身下を向いているしかできない。
「愛の告白かしら綾、無視するのはよくないと思うけどなぁ~」
「・・・お願いだから・・・恥ずかしくて死にそう・・・」
「ふふん」
いきなり左側から抱き付かれてしまった。
「アリサ・・・」
当たり前なのだが力で外そうと思えばはずせれるのだが…
「次はすずかね?」
「もう家で読んだんでしょ、聞かせることないってば~」
「綾」
左側から胸に当たるぐらい当たりで振動の様にアリサの声が聞こえる。
「私たち読んでないわよ。」
「は、はい?」
「手紙を来たのは昨日だけど、なのはやすずかに聞いたらみんなの所にも来たってね。フェイトだけはなのはの所に来たって聞いたから、読まずにこの話になってね」
「なんで、読んでないの?」
「みんなで読んだ方がうれしいよねって話になって、ちょうどフェイトにも手紙を渡さないといけないから昼に読み合いっこしようって話になったのよ」
「私が恥ずかしいとは考えなかったの?」
「綾のその困ったような恥ずかしい格好を見たかったのよ」
「アリサのS」
「改めて今度はすずかね」
「すずか止めてよ~」
「ごめんね綾ちゃん。私も何が書いてあるのか知りたいから」
「家に帰ってからでも」
「ふふっ」
スマートに手紙の封を切り取って手紙を広げだした。
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