異世界に転生したら、強くてニューゲームでした。(編集中)
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家族
前書き
今回は異世界での家族設定を投下しました!
次の話から、主人公が魔法を使うようになります。
それから1か月後。
周りを観察しながら、次第に自分のことも把握していった。
わかった情報を、ここで少しまとめてみる。
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【家族構成】
父:アルフレッド・グレイソン 人間 年は…、大体30代後半くらいかな?いっつも仕事で忙しいみたい。グレイソン伯爵家当主。
母:エリス・グレイソン エルフ こっちは20代後半って感じ。メイソン伯爵家長女。
兄:ダレン・グレイソン 半エルフ 15歳 魔力が強いらしい。
姉:レイラ・グレイソン 人間 13歳 剣術が得意。
次姉:エマ・グレイソン 人間 10歳 弓がすごく上手い。
次男:イヴ・グレイソン 半エルフ 生後7ヶ月ってとこかな。
あと、使用人さんが3人いた。血は繋がってないけど、みんな優しくて大好きだから、ほとんど家族みたいなもん。
執事:レヴィ 人間 30代前半っぽい。隙が全くない、お父様の完璧執事。優しい。
メイド:カノン ウサギの獣人族 10代後半 シャノンの双子の姉 白ウサギ。物音に敏感。
メイド:シャノン ウサギの獣人族 10代後半 カノンの双子の妹 黒ウサギ。物音に敏感。
【異世界について】
下界と同じように朝、昼、夜の区別はあるようだ。
そこだけは変わってなくて安心した。
日本みたいに、四季があれば良いんだけどな、と思っていたら、そのうち暑くなった。
いまは夏かな?これも、天使がやってくれたんだろう。
【魔法について】
天使が魔力、とか言ってたから、この異世界では魔法が使えるんだろうと思っていたが、実際に使っているところをみると、やっぱり驚いた。
僕も、使えるようになるかな…。まぁ、天使が容姿、魔力、知力には干渉するって言ってたし、まさか少しも使えないってことはないはず。
掴まり立ちができるようになったら、書庫を探してみよう。
お兄様のダレンは、お父様に魔法の訓練をしてもらっていた。やっぱ長男だからかな?
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この世界に慣れず、気づかなかったが、母親には長い耳が生えていた。童話の中でしか見たことのないエルフ耳だ。
(僕は、エルフの種族に生まれたのかな)
そう思っていたけど、その後で会った父親にはエルフ耳は生えてなかったし、兄姉三人のうち2人の姉にもエルフ耳はなかった。
(これは…、人間とエルフのハーフってこと?)
その疑問は、すぐにわかった。俺を抱っこしてお世話をしていたレイラが、
「はぁぁ、イヴはお母様とお揃いの耳があっていいなぁ…」
とこぼしたから。
僕は、半エルフらしい。エルフは、治癒魔法を得意とする種族で、人間族には治癒魔法(光魔法)、闇魔法は使えない。
半エルフは、普通の人間族とは違い、高い魔力を持って生まれる。しかも、確率は低いけど、稀に治癒魔法の使える子供が生まれるそうだ。
これは、毎晩兄姉に代わる代わる絵本の読み聞かせをしてもらった結果。ホントは、文字は読めるから別に良いんだけど…。
生後七ヶ月の赤ちゃんが、1人で絵本読んでたら怖いよね((笑
ほら、下界にもあったイソップ童話とか。そんな感じの絵本。
絵本には生きていくための常識とか、魔法についていっぱい書かれてて、いい勉強になった。
天使の添付してくれた初期スキルのおかげで、文字は読めるけど、体が幼児なので、思うように話せない。
口から出るのは、「おとーしゃ(お父様)」や「おかーしゃ(お母様)」といった単語。 まぁ、7か月じゃ仕方ないか。
でも、単語は話せるようになったから、流暢に話せるようになる日も近いかも。
と、発音練習に励んでいた僕だけど、もちろん歩く練習も忘れてはなかった。
ごはんと昼寝以外の時間、練習し続けたら、掴まり立ちはすぐに出来るようになった。生後七ヶ月で掴まり立ちをマスターする僕って、もしかしてすごかったりするのかな?
よし、明日から書庫探しだっ!!
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