魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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3部 旅立ちは突然に
エトランゼ
最終話 旅路へ
前日というのに俺はなのはの家でお泊り
夜8時ごろ、食事も終わり
一段楽しているときに
「士郎さん。なのは借りて良いですか?」
「どこかいくのかい」
「ちょっと散歩です」
「あまり遅くならないようにときちんと返すこと」
「はい」
「なのは来てくれる?」
「う・うん」
「恭也さんちょっといってきます」
「あまり遅くならないようにな」
「了解です」
いつも練習している丘の辺りに来た。
俺となのはのほかにサポートをしてくれるフェレット姿のユーノも一緒
「綾ちゃんどうしたの?」
「うん、ここに来たからわかってるでしょ
「練習?」
「ユーノ結界頼める」
「いきなりだよね、わかった」
ユーノに結界を張ってもらい
「模擬戦をやろう」
「ふえぇええええええええええええええ」
俺がいない間に何が起きるかはわからない
だからこそ俺が間に合うために少しだけレベルアップしてもらおうかな
「ダメかな、思い出作りに」
「う・・・うん」
ん~、なのはは戦うの好きじゃないからなぁ
「思いでつくり、うんやろう」
「セットアップ」
なのはがいつもの白いバリアジャケットにセットアップした。
「変身」
俺はいつもどおり白のへそだしタンクトップに
下は赤のショートスカートに黒のレギンス
そして装備は手足に炎の手甲を装備
マントをつけて、剣は腰に装備
「行くよ綾ちゃん」
「まって、そして第2形態チェンジ」
身長が140から元の身長170になり
女性らしい体系だがしっかりと筋肉が付いて
大人モードになった。
「ふぇえええええええええええええええええええええええ~」
「さてやろうか」
「あ・あ。綾ちゃん。その姿は」
「大人モード?」
格闘術中心でどこまでいけるかやってみたかったのだ
この姿だとイメージ通りにスムーズにやはり動く
「ぼけっとしているとすぐに終わるよ」
俺は直前ダッシュでなのはに近づきストレート
なのははそれをプロテクションでガードをして
いやな予感がして
ガードをけり、距離を置いた。
「もう少しいてくれたらバインドが出来たのに」
「あぶな~、タイ・ト・ロー」
俺はすぐさま力ある言葉を発し呪文の耐性に移る
『鋼雷破弾』
光の矢を6本出しなのはに向かった
それをなのははシューターでぶち当ててきた。
「マジックミサイルをあんなふうに当てるなんて、非常識すぎる」
あたりは爆風で視界が悪くなったところでなのはの方にエネルギーの集まり始めている
やばい!!
俺は今いるところから左斜め下に移動したらその直後にぶっとい桃色の光線が走っていた。
そうなのはのディバインバスター
神を倒すとは言ったものだ
極悪すぎるだろ
でも欠点は直線状に入るはず
光線が出ている先辺りに
『ダムド(爆裂)』
当たった感覚がない
「うぁあああああああああああああああああ」
「なに?」
頭上からなのはがレイジングハートを武器に殴ってきた
俺はすんでのところで夕姫を
レイジングハートの先端に当て横にずらして
右腕でコークスクリューアッパーをしながら
炎撃(バーニング・ハンズ)
拳に炎を纏わしてなのはをぶっ飛ばした。
なのはが回転して上空で吹っ飛ぶが追跡しようにも
夕姫を持った左手がしびれている。
なのはの魔法の衝撃が左手に響いている
「この馬鹿魔力が!!」
吹っ飛びながらもスフィアが飛んできたので
夕姫でなのはのスフィアをたたき切り前に進む
そして
風の精霊から力を得る
これを回避できるか
なのは
大人モードになり魔力の運用
身体の運用が今までよりスムーズになっているのがわかる
なのはが体制を戻す前に
「スレイヤード・スレイヤード・バルモル 暗き闇の雷よ」
風の精霊に命令をして
俺の右手に雷撃がたまっている
そして俺は力ある言葉を発す。
『雷撃』
俺の右手から雷が纏い、
なのはに雷が走っていった。
なのはに当たる瞬間
回転しながらディバインバスターを撃ってきた。
「ティア、プロテクション」
『プロテクション』
その破壊力は先のゼロのバスターライフル以上の破壊力を持っているようだ
その証拠にいつも守っているシールドが壊され
プロテクションで防いでいるぐらいだ
「くっ力任せすぎる」
砲撃が終わったと思ったら俺の周囲がきらきら光っている
上空を見ると、なのはの周囲に巨大な魔方陣があり
桃色の光が集まっていっている
それ以外にも赤や光など俺が使用した魔力まで集めているようだ
嫌な予感がする
「やばい」
そして俺も間に合うかわからないけれど
「地の召喚の五芒 火の召喚の五芒
水の召喚の五芒 風の召喚の五芒
大いなる王神よ 我が四囲に五芒星 炎あげたり
天の六芒より御下りて我に力与えん」
「私の全力全開」
『スターライトブレイカー』
「真空斬刃嵐(アナイ・アレイド)」
この世の終わりかというぐらいのピンクの光が俺に向かってきた。
爆風がそこらへんでおき
俺はなのはが安心しているのを魔法の眼で確認
普通に見れば俺の呪文が間に合わず
スターライトブレイカーに直撃したと思うから
でも甘い・・・
「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク
灰塵と化せ冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門 」
「おかえしだ、なのは、落ちろ」
『七鍵守護神(ハーロ・イーン)』
今度はこちらの破壊エネルギーがなのはに向かっていった。
純粋エネルギー波でよかったよ
これなら非殺傷で出来るし
俺が基本エネルギー系しか使わないのは
非殺傷が生きるからである
防御が薄ければ爆裂の炎、雷撃の雷の自然の力で危ないかもしれないが
なのはは重装甲だから大丈夫だと思っていたからよかった。
安心していたときの一撃だったので
なのはの防御が少し間に合わなかったみたいだ
普通のモードならこれで疲れていたけれど
このモードならまだ大丈夫かな
でも高位呪文ばっかりだったので疲れはあるけれど
呪文の砲撃が終わり
なのはが上から落ちてくるので
捕まえにいき
お姫様抱っこ
なのはが気づいたみたいだ
「大丈夫なのは?」
「う・うん大丈夫
負けたの」
「あそこで気を抜いたからね」
「どうしてスターライトブレイカーが効かなかったの」
「あの攻撃のときに私が魔法を使用したのは気づいた?」
「うん」
「あれは、
4大エレメントを総動員して真空の断層を作り出す呪文をつくり
相手に攻撃をする呪文なんだけど
今回はエネルギーをいわゆる光を真空の断層で
相殺したの」
「当たり前だけどあれにぶつかり爆発して
視界が悪くなったところで七鍵守護神の呪文を使い落とさせてもらった」
「絶対に勝ったと思ったのに」
「凄くひやひやしたよ
最後の2つは最上級呪文だしそれまでも
中位魔法は使っていたから
今回は経験の差で勝ったかな」
「次は負けないです」
俺たちは地上に下り、
ユーノに結界は解いてもらった。
見ていたユーノ曰く
「世界滅亡の日か」
思ったらしい
俺もなのはも通常の服に戻り
俺の姿は170から通常に戻り
なのはに聞かれたから
ティアと協力して大人モードを開発したということ
「ごめんねいきなりこんなことで呼んで
明日から俺はアメリカに行くから
なのはに渡してあげれるのはこんなことぐらいかなと思って」
いわゆる思い出ってやつだね
「なら、2番煎じになっちゃうんだけど、これ」
なのはは、今日はフェイトのリボンではなく
なのは自身のリボンを解いて
俺に渡してくれた
「おれ、じゃなく私はリボンしないけれど・・・でもありがとう」
「えっとこうすればどうかな」
なのはが後ろにまわり
後ろ髪の先端を結んでくれた
「あ、ありがとう」
「うん、似合ってるよ綾ちゃん」
「なのは大変なときは呼んでね
きっと助けに来るから」
「にゃははは、ありがとう」
「でももうなのはと闘いたくないかな」
「私もこりごりだけど
負けっぱなしはいやです。」
この負けず嫌いめ
やっぱり戦闘民族高町だけある
「そろそろ心配するといけないから帰ろう」
「うん」
まぁ
このままならよほどの事がない限り不覚は取りにくいだろう
大人モード
意外と女性らしい身体になっているのでびっくり
その日はなのはの家に泊まり
次の日
「綾ちゃん手紙やメールするからね」
「うん、私もするよ。またね」
「うん」
そして俺は新天地
サウスタウンへと行く
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