魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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3部 旅立ちは突然に
エトランゼ
平穏の時間はないのかも
前書き
この3部にて魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築が終了です
続いて魔法少女リリカルなのはエトランゼ FATAL FURY が始まります
心地よい朝がやってきた
久しぶりになんだかつき物が取れた感じだ
隣に寝ている眠り姫を起こす
「なのは起きないと遅刻するよ」
「後・・・5分」
「ほら・・・」
「う・・・ん」
それじゃ最後の手段を使いますか
俺は下に降りて両親に挨拶をして
最近買ってもらった子供専用のフライパンを左手に持ち
右手には子供用のお玉を持ち
そして今も惰眠しているお姫様の目の前に立つ
「なのはそろそろおきないと」
「うにゅ、後5分」
「さっきもそういったよね」
「ま・だたってないから5分zzz」
がんがんがんがんがんがんがんがんがんがん・・・・・・・・・
「にゃ・にゃ・にゃ~」
「秘儀死者の目覚め
これをされたらどんな寝ぼす家も起きるという伝説の技
でも本当におきたよ」
「び・びっくりしたよ綾ちゃん」
本当にびっくりした表情で俺に言ってきた。
「おきないなのはが悪い」
「そうだけど・・・」
「下に降りてなのはの家に行かないとね」
「なんで・・ふわぁ」
「まさか手ぶらで学校に行くわけには行かないでしょ」
「そっか、そうだよね。
でもとても早くない」
「ははは、少し道場のほうにも行きたくて」
「そぅ、そっかってそれじゃ。私その分早くおこされたの」
「そうなるかな」
それから下に降り食事を食べてなのはの家に行き
俺は道場のほうに行こうとしたら、
桃子さんにあいさつしてなのはも来るみたいだ。
俺は道場の扉を開けるとちょうど恭也さんと美由希さんが対戦していた。
一礼して中に入り士郎さんに挨拶をして今日もよろしくをした。
そのときちょうど終了したみたいだ
「あ・綾ちゃんおはよ~」
「美由希さんおはようございます。
もう少しでしたね」
「まだまだだよ」
「綾ちゃんやるかい」
「はい」
準備を終えて始まる瞬間
なのはとめったにこない桃子さんも来たみたいで
高町家総勢で見ることになった。
「ギャラリーが多いけどよろしくお願いします」
「あぁ」
今日の俺は手と足に手甲を装備した感じにしてある
格闘主体のスタイルだ。
腰のあたりに小ぶりの小刀を装備はしているのだが今日は使う予定はなし
三合四合打ち合ってみる
やはり隙がないので
ローキックをフェイントで出し
恭也さんが後ろに飛んだので
見よう見まねの
飛び浴びせ蹴り
おれは浴びせ蹴りの要領で恭也さんに攻撃をした。
それを止められたのだが、腕でガードされたのを足場にして瞬発力と反動で上昇して飛び蹴りをかました
それを済んでの所でかわされ着地をした。
「私の負けです」
回避と同時に俺の首元に小太刀が来ていた。
「奇襲に良いと思ったんですが」
「びっくりしたよ、ローキックもそうだけどてっきり剣でくると思っていたからね」
「綾くん。それをどこで覚えたのかね?」
「ローキックですが?
これは小さいときからムエタイやっていましたから」
「いやあのとび回転蹴りのこと」
「いえ、奇襲にいいかなと思ってやったんですが」
たしかこの世界でも浴びせ蹴りってあったような・・・
士郎さんは何を驚いたのやら
「あれは俺の友人のジェフのクラックシュートに似ていたから」
「クラックシュート?」
「あぁ私がアメリカで仕事件遊びに行ったときに
ナイスなアメリカ人と会ってな
あんな気さくで気が合うアメリカ人はそんなにいなかったなぁ~」
「父さんっという事は今は?」
「うん、今はこの世にはな」
「綾ちゃんって格闘も凄いよね
私は運動苦手だからうらやましいな~」
なのはが羨望のまなざしで行っていた。
「少しずつ身体を動かして行けばきっとなのはも凄くなるよ」
「う~ん」
「ふだんボ~っとしている美由希さんも、剣をもては凄いんだし」
「あ~綾ちゃんそれって私は普段抜けてるって事。
恭ちゃんひどいよね、そんなことないよね」
「ふだんはマイペースにどじだな」
「父さん」
「まぁ切り替えが出来ているから良いんじゃないか」
「なのは~」
「にははは、そろそろ準備しないと時間だよ。綾ちゃん」
「う~シャワー浴びたかったけれど時間ないよね。じゃいこっか」
「うん」
俺はなのはと一緒に手を繋いで道場を出た。
まぁ大きな事件が終わったばかりだし
なんか也な予感はするのだが、
そんなに早々トラブルは起きて欲しくないなぁ
それに何かあっても関係はないでしょ
俺今子供だしね
俺はこのときフラグっていることに気づいていなかった。
相変わらず学校に行ったら
つまらない授業と
かけがえの友人達の会話
今日は3人娘たちは塾らしい
小学生のうちから塾って言うのはいかがなものなんだろう
上に上がればあがるほど遊べなくなるんだから
今のうちに遊んでいたほうが良いと思うんだけど
家に戻り
玄関に入ると、この時間なのに珍しく
父親の靴が置いてあった。
「ただいま~お父さん珍しいね」
「お帰り綾。~うん」
「えっと何かあったの?」
「そ・それが・・・」
まさかリストラ
一家離散に借金取りが来て平和な家族に不幸が舞い込むとか
「まさかリストラ?」
「いやいやリストラじゃないよ
でもまだリストラのほうがよかったのかな?」
リストラの方が良かった?
「まさか浮気がばれて離婚とか」
「ぷっ浮気なんて・・・」
そうだよね
こっちが恥ずかしいぐらい愛し合っているからそれはないか
「それじゃ何?
たいがいの事にはおどろかないつもりだけど」
「もうお父さん、私から言ってもいいですか」
どうやら一家の存亡の危機ではないみたい
少し安心
リストラとか離婚とか私には力になれそうもないし
「綾ちゃん、引越しになりました。」
「ふ~ん、引越しね。
別にいいんじゃない???
え、引越し
えぇええええええええええええええええええええええええええええええ」
「いつなの」
引っ越してどういう事
まさかなのは達の話が終わったからまた新たな場所に行って他の話にも介入しろって事
俺はなのはと離れたくないとそんなこと考えていたら
「どうする?」
母親が言っている意味がわからない
「どうするって?」
「もちろんお母さんはお父さんについて行くことにするけれど
綾ちゃんはどうしたいのかなと思って?」
「す・・すてるの」
子供の自由意志に任せて一瞬孤独を感じてしまいこのように言ってしまった。
昔は孤独が当たり前だったでも、転生してからはいつも見守ってくれている
両親
友人それらの世界が足元から崩れていっている感じがする。
この当たり前が当たり前じゃなく俺自身絶望感に落とされた気がした
「もぅばかね。親が子供を捨てるわけないでしょ」
母親は俺を抱きしめながら言ってきた。
「そうだよ綾、僕たちは綾を愛しているからそんなことはしないよ
綾はどうかな?」
「私も大切に思っているよ」
「お母さんもそんな風に言ったら
いくら綾が理解度が早くても誤解するって
特に綾は結構なさびしんぼさんなんだから」
「言い方がダメだったね。ごめんね綾ちゃん」
「うん、だ・いじょうぶ」
「私は一家全員で行きたいんだけど、綾ちゃん
この町では凄く仲のいい友達が出来たでしょ」
「うん」
「親の都合でそんな簡単に友人や環境を変えてしまっていいのかを話して良いのかって相談しててね
それに社長のバニングさんも気にかけてくれてね」
「うん」
「私たちは綾ちゃんと一緒に行きたい。
でも綾ちゃんがここにいたいのなら
どうにかしてここにいられるように
しようかなという話していたの」
少し安心した
「大げさだよ国内でそんな」
いくら小学生でも心配しすぎだって
思っていたら新たな爆弾が落とされた。
「あ~悪い綾。外国になったんだ」
外国?
「まさかアメリカとか」
「おっ凄いな、そのとおりだよ
しかも今もときめく格闘イベントもあり、近くは観光スポットもある。
サウスタウンペイなんだ」
「フロリダの最南部の?」。
「あぁ本当は俺独りで行こうかと思っていたのだが、お母さんが家族は一緒が良いといってくれたんだ。
でも最近の綾を見ているとここのほうが良いのではないかと思ってな」
「ごめん。私も一緒のほうが良いと思うけれど頭ではわかっているの
でも1日考えさせてもらっても良いかな?」
「急だからね、いいよ一日考えて」
父親が優しい顔で行ってくれた
「もしね、ここに残りたいといったらどうするの?」
「流石に小学生を一人で入らせるわけにも行かないので、人にお願いするか
少し離れているけれど女子寮があるらしいからそこにしようか考えてるよ。
完全な移住じゃないからここを人に貸そうかと思っている」
「そうなんだ」
俺はご飯を少しだけ食べて
母親がこれから行く場所のいいところを情報で教えてくれたりしていた。
それを聴いてから
自分の部屋に戻った。
サウスタウンペイは確かに治安はいい
少しPCで調べたら
世界でも有名なハワードコネクションがあり中心部では基本治安はいい
もともと黒歴史があり中心街以外では
裏やポ-トタウンなどは治安は悪いとなっている。
俺たちが暮らす場所は高級住宅街だから大丈夫じゃないかと思える。
ギース・ハワード
この町を代表する人物らしい
写真を見たらすごく目力がすごくて普通の人じゃない感じがする
[なんか聴いてるティア]
ティアは神が送ってくれた代物だ
だめもとで聴いてみた。
[私も聴いていません
そんなに危険な町なんですか?
でもTVなどでは観光にいいとか・・・
やっていませんでしたか?]
[う~んどうだろう
クリーンなんだけどね
だから高級住宅があったりするし
なんかソワソワするんだよなぁ]
検索してもイメージが悪く書いてあるのは10年以上前の話で、
秩序はどんどん良くなっているとしか書いてない
本当にどうすれば良いのか?
本当にもうこの町での私の役目が終わったのかも
なら流れに沿って親たちと渡米をした方がいいのだろうか
[ティアはどうなるの?]
[私は綾様のデバイスのままですか]
[ティアは優秀なデバイスじゃん。もしかしたらこれから先ティアを生かせる場所がないかもしれないけれど]
[もしお嫌ではないのでしたら私は綾様と一緒にいたいです]
[嫌なわきゃ無いじゃん。ただティアの才能を無駄使いになる感じがして]
[安心してください私は綾様が存在しなくなるまで綾様以外誰にも使用が出来ませんから]
[そっか、ならどうするかは決めてないけれど、一緒にいてくれるかな]
[は、喜んで]
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