ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二十五話 愚者に裁きを
前書き
お待たせしました!更新再開です!!
-イッセーと匙の戦いから暫くたったある日、冥界悪魔領レーティングゲーム会場-
あれから暫くしたある日、イッセーは再び冥界のレーティングゲーム会場にいた。理由は簡単、リアスとアスタロト家次期当主のディオドラ・アスタロトの試合観戦に招待されたからだ。ところが、いざ試合開始というところで何と禍の団が襲撃をかけて来たのだ。どうやらディオドラが冥界悪魔陣営を裏切って手引きしたようでしかもアーシアを攫うという暴挙にまで至ったとの事だ
「やれやれ、どうやら俺自らの手で粛清しないといけないようだな。」
「いやイッセーよぉ、何時の間に此処にいるのかとかツッコミたい事が一杯あるけどお前随分落ち着いてるよなこの状況で。」
「いやアザゼルさん、アレ見りゃ何も心配する事なんて無いじゃないですか。」
アザゼルの言葉にそう答えながらイッセーが指さす先には
「フハハハハハハハハハハハハハ!!!!テメェらぶっ倒してスプーン王国の野望にまた一歩前進させてもらおうかぁあああああああ!!!!!スプーン真拳超奥義〝スターダストスプーンレボリューション”!!!!」
『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!』
数多の星屑の如き無数のスプーンを持ってテロリスト共を蹂躙する匙と
「この俺を敵にした不幸を呪えテロリスト共!!!我流鼻毛真拳奥義〝我流鼻毛激烈拳”!!!!」
『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!』
無数の鼻毛でテロリスト共を蹂躙するサイラオーグの姿があった
「・・・・・・・・・・・滅茶苦茶にも程があるだろアレ。」
引き攣った表情でそう呟くアザゼル
「と、兎に角ディオドラを追わねえとってイッセーがいねえ!!!!!?」
「イッセー先輩ならもう行きましたよ?」
イッセーがいなくなったことに驚くアザゼルに白音がそう答えるのだった
「突撃隣の晩ごはぁあああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!」
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ
「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!?」
その頃、某世紀末救世主伝説に出てきそうなマシーンでイッセーはディオドラにひき逃げを慣行していたのだった
「大丈夫かアーシア?今出してやるからな。」
そう言ってイッセーはアーシアが入ってる謎の装置っぽいのを自室のドアを開ける感覚でパカッと開けアーシアを救助するのだった
「怪我は無いかアーシア?」
「はい!!」
「ば、馬鹿な!!!?それは〝絶霧”で造られたモノなんだぞ!!!?どうして神器を持たないただの人間が何事もない様に開けるんだ!!!?第一それに仕掛けたモノが作動しないなんて!!!!?」
血まみれ状態のディオドラがそんな事を叫ぶが
「取り敢えず此処出ようか。そろそろ外も片付いてるだろうし。」
「そうですね。」
全く気付いてないのか話を進めるイッセーとアーシアであった
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・虫けら同然の人間風情がぁああああああああああああああああ!!!!!!この僕を、アスタロト家次期当主であるこのディオドラ・アスタロトを馬鹿にする気かぁあああああああああああ!!!!!!!!!!!」
その態度にブチ切れたディオドラはオーフィスの蛇を飲み込み臨戦態勢に入るのだった
「ハハハハハハハハハハハ!!!!お前は唯で殺さない!!四肢を潰した状態でアーシアを目の前で穢して絶望させてから殺してやる!!!!!」
そう叫びながら魔力弾をイッセーに放つのだが
「鼻毛真拳基本奥義〝バカガード”!!!」
ドゴォオオオオオンッ
「グバァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
「えええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!?」
瞬時に首領パッチを盾にして難なく防ぐのだった
「ちょ!!?見方を盾にするって何考えてるんだ!!!!?」
そう言うディオドラだが自分の欲求を満たす為にアスタロト家はおろか冥界悪魔を裏切った貴様にそんな事を言う資格は無いだろう
「貴様ぁああああああああああああああああ!!!!!!よくも首領パッチを殺りやがったなぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
「そうだそうだ!!!」
イッセーの怒声に続くようにそう叫ぶ首領パッチ
「いやいやいやいやいや!!!!生きてるし!!しかも無傷だし!!何よりお前が盾にしてたんだろうが!!!!!」
「問答無用!!!鼻毛真拳奥義〝唐揚げ派閥切り崩し”!!!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」
瞬間、イッセーの鼻毛真拳が炸裂しディオドラはそのまま塵となって消滅するのであった
「イッセー!!アーシア・・・・・ってもう終わってる!!!!?」
ようやく駆け付けたリアス達だったが既に終わってた事に驚くのであった
「遅いですよリアス先輩。もう片付けちゃいましたよ・・・・・・・・鼻毛真拳奥義〝ところてんガード”!!!!」
ドォオオオンッ
「ゴパァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
『ちょ!!!!?』
イッセーがリアスと会話していた最中、突如魔力弾がイッセー目掛けて襲ってきたがそれをイッセーは天の助を盾にする事で難なく防ぐのだった
「天の助ぇえええええええええええ!!!!!貴様ぁあああ!!!よくも天の助を!!!!」
「いや、お前が盾にしたんだろ!!!!」
魔力弾を放った張本人・・・・・今回の襲撃の主犯と思われる悪魔がイッセーにそうツッコむ
「・・・・・・・コホンッ!!!初めまして偽りの魔王の妹よ。俺の名はシャルバ・ベルゼブブ。真なる魔王の1人だ。」
「旧魔王・・・・いえ、初代ベルゼブブ様の身内の!!!言っておくけど貴方達旧魔王派の行動はもう無意味なモノよ!!!既に初代魔王様達が復帰して政権を担ってるのですから!!!まぁ基本はお兄様達に任せてるようなものだけど。」
「・・・・・・・・・向こうには俺と同じ真なる魔王であるクルセレイがいる!!!貴様ら偽りの魔王とその傘下は今日で終わりだ!!!!」
「強引にスルーしましたね。」
「そうにゃね。」
リアスの発言を強引にスルーしたシャルバを哀れそうな目で見る白音と黒歌であったが次の瞬間
「おや?こんな所にでっかいハエがいるじゃないか。」
シュウウウウウウッ
『・・・・・・・・・・・・へ?』
何時の間にかシャルバの間合いにいたイッセーが彼に向ってスプレーをかけるのであった
「き、貴様ぁあああああああああああああああああああ!!!!!下等な人間如きが真なる魔王たるこの俺に無礼な真似をぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
すぐさまイッセーから離れ彼に攻撃しようとしたシャルバであったが
「ぬぅううう!!!!!?」
突如ガクンと倒れこみ苦しみだすのであった
「こ、これは一体!!!?」
「これぞ鼻毛真拳奥義〝ハエキラーマキシマムデラックス”だ!!!」
「ぐわぁあああああああああああああああ!!!!!!!?ば、馬鹿なぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
そして断末魔の悲鳴をあげながらシャルバは消滅するのであった
「・・・・・・・・イ、イッセー?もしかして今の殺虫剤みたいなのでシャルバを倒したの?」
「当たり前じゃないですかリアス先輩。」
リアスの問いにさも当たり前のように答えるイッセーであった
「(クソクソクソクソクソクソクソ!!!!!!一体どれだけ僕の邪魔をすればいいんだコイツは!!!!この前の匙の件といい何もかもがメチャクチャだ!!!!どいつもこいつも僕の邪魔をしやがって!!!!)」
それに対して誠治は何時ものようにイラつくのであった
-その頃、レーティングゲーム会場-
「いよぉおおおおおし!!!!敵も残りわずかだから後はこのレヴィアたんが片づけちゃうよぉおおおおおおおおおおおお!!!!」
匙とサイラオーグの活躍により襲撃してきた禍の団メンバーも残り僅かとなったところで行動に出るセラフォルー
「セラフォルー様が出る、後退するぞ!!!」
「合点!!」
サイラオーグの言葉に匙も同意しすぐに前線から引くのであった
「ごきげんよう偽りの魔王よ、私は真なる魔王クルセレイ・アスモデウス・・・・」
「いっくよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!ラブリーマジカル真拳超奥義〝ニコニコ☆お天気さんのくしゃみ♪”!!!」
『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』
セラフォルーが手に持った魔法少女っぽいステッキを振り下ろした瞬間、天から無数の包丁がクルセレイら禍の団一行に降り注ぐのであった
『うわぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!可愛らしい魔法名とは真逆のえげつない攻撃だぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!』
その恐るべき光景にその場にいた全ての者達がそうツッコむのだった。そしてその一撃によってクルセレイらはまとめて消滅したのである。こうして禍の団旧魔王派の襲撃は失敗に終わると同時に禍の団旧魔王派は壊滅したのであった
後書き
今回は此処までです!!ディオドラ編速攻終了・・・・・・ディオドラと旧魔王派は特に出番無しで退場しちゃいましたね。それでは次回もどうぞお楽しみに!!
ページ上へ戻る