昔取った記念日
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短冊は、ご利用ですか?
ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱんぱぱぱぱんぱぱぱぱんるぱーんるぱーん
お ね が い か な え て
ボクはざっくりザックオーザックな大金持ちを目指してるんジュラ。
やっぱりお金が一番ジュラ。ボクの可能性は100かもだし1かもだし過去の僕が投げたトスは2回まで触ることが出来ちゃうんジュラ。だって、人間の子なんだもん。
ボクにとって明日なんて寝て起きるものだけど、ボクの未来は心を亡くすことが決められているんジュラ。いつかって決められてるけど、今のまま歩いても未来マラソンのどこか補給地点でバナナとコーラを飲み込んでおいおいおいおい子供だわアイツなんて言われてるだけにしか思えないジュラ。それに甘えてバランスの悪い食事をしているんジュラ。ボクの過ごす生は人生って名前が付いているけど、その辞書に書かれている若い大人と若くない大人の間って、どんな風になっているのかパソコンを使って僅か知るばかりしか無いジュラ。
じゅらじゅらりんじゅらじゅらりん、スマホの音楽は自由だ。自由だけど、音楽とかでなければならない。カスタマイズが1億通りでも、1億の中でしか選べない。だからボクはJPOPとかクラシックとかガチャガチャニックネームを付けて、みんなこの中で違うっていうんジュラ。ボクの未来はJPOPかもしれないけど、ボクの目には音楽に見えるジュラ。優秀な音楽家と嘘つきしんいちにはジャンルがジャルンジャルンカンガルーのジャルジャルな感じで見えているっていうジュラ。らしいジュラ。
でもどうしようもないし、じゃあどうしようもするにはどうするってボクがここで強そうなことを言っても、それはスポンジの筋肉でしか無いジュラ。どうしようもないならボクのスポンジをボンドで埋めて、固まるのを待てばいいんジュラ。ボクはおー馬鹿じゃないジュラ。
魔法の短冊というものがあるジュラ。それは金色をしていて、それに書いた願い事は叶うと言われているジュラ。
その短冊の行方は誰も知らないジュラ。知っている人もそう言っているだろうジュラ。
どこだどこだどこだ短冊。どこだどこだどこだ短冊どこだどこだどこだ短冊どこにいる?
今日も見つからなかった、みんなはどうだった?
あっという間に七夕の時間。
ジューラジュラジュラ。もうやけジュラ。摩天楼から待てないおっさんだいぶな感じでもう即興劇。次に止まるのは終点、終点で待っていれば逆の終点。ラジュラジュ。
ぶつかり流されボクジュラボクジュラ。こんにちはは言ったことある。おやすみって言う前にジュラ。
さまよう中でちょろっとカレー屋ジュラ。カレーを食べるジュラ。カレーを食べると美味しい思いが出来るジュラ。ボクが辛口って言ったから辛口のカレーが出るジュラ。超辛口は辛いのでやめたジュラ。
美味しい思いジュラ。ジュラララ。
と思っていたら突然厨房が爆発したジュラ。そこに行くとインドっぽい人の青ざめた顔と美味しそうなシチューがあったジュラ。
シチューの隣には使いかけのカレー粉があったジュラ。インド人は悲しそうにインド語で叫ぶとルーを丸齧りしたジュラ。
クリーミー!クリーミー!クリィイミー!!
やけ食いインド人は泣き叫んだジュラ。ボクが厨房をざっと見るとスイッチがあったジュラ。そこにはつまみがあって、カレーとシチューという2つのモードがあった。
ボクがシチューに倒されたつまみをカレーに倒すとシチューはあっという間にカレーになったジュラ。
と思ったらインド人は絶叫しながら厨房を転げ回ったジュラ。
仕方無いから鍋をシチューにして配ったら大層喜んだジュラ。この笑顔ザ・108円ジュラ。
インド人喜びのあまりサラダとか奢ってもらったジュラ。ボクはつまみを2回倒したただけでサラダやジュースを手に入れたジュラ。カレーはいつもどおり美味しかったし、サラダやジュースもなかなか悪くなかったジュラ。
チョロいぐらいの嬉しさがわけ分かんないことが分かったジュラ。
ごちそうさましてボクは、カレー代以外請求されない長い長いレシートをもらって、カレー屋を出たジュラ。
金
ローンは独り身で返す、犬は飼いたい、老後は未来で大変かもしれない。
レシートの裏に1字書いて、ボクは飾る場所をぼうっと考えながら帰宅したジュラ。
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