| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「Variationen」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

アクセント



飾り立てた街の中
思い想いのwalking
真夏の眩しいsun light
僕の横顔照らしつける

熱苦しい濃厚な空気の中
青空だけが なぜか涼しい

予感なんてありもしない
つまらない日常のafternoon
セミの声は遠くへ響き
目の前にはダレたアスファルト

胸苦しい人間関係の中
深緑だけが なぜか涼しい

毎日の普通いつもの常識
それがどうとは言わないけれど
小さなアクセントは心の泉

夕べに見つめた花火の光
夜空に見つけた星座の輝き
そんなものでもいいじゃない?

あまり多くは求めない
ほんの小さなアクセント
ふと気付いて振り向けば
きっと何かを見つけられる

広大な宇宙(ソラ)ちっぽけな自分
人の悩みなんてささやかな感傷
緩やかな風に微笑む夏草の午後
ただここに存在(アル)だけの至福
僕は僕でいられる それでいいじゃない?

あまり多くは求めない
ほんの小さなアクセント
ふと空を見れば流れゆく

白く小さな雲でいい…



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧