守護者に俺はなる!!!
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戦闘開始!!
俺はニードルスと戦うことになる。あいつの武器は…鉄爪か。
ニードルス「……」
しかし無口だな。すると背後から何かがぶつかる音が聞こえた。そっちを見ると、ルフィが足元にいた賞金稼ぎをぶん殴ったらしい。何殴ってんだよ…
ユウ「!?」
するとニードルスは、俺のスキを突いて攻撃してきた。勿論見聞色の覇気でかわしたけど。
ユウ「おいおい、いきなり攻撃は酷いな」
ニードルス「……」
ユウ「だんまりですか。やれやれ」
再びニードルスは鉄爪で俺を攻撃して来る。
「魚人空手…五千枚瓦正拳!!!」
ニードルス「!!」
俺の攻撃をかわす。
「へぇ…ガスパーデを狙ってるだけあって、中々な反応だな。初見でこれをかわされたのは久々だな」
ニードルス「……」
俺達はそのまま戦いを続けた。暫くして、お互い致命傷は受けてはいないが、所々傷が出来てたりしている。ま、見聞色も万能ではないからな。
ユウ「らちがあかねぇな」
ニードルス「…そうだな」
その言葉を聞いて俺は驚いた。いやだってさ、今まで戦ってて一回も喋んなかった奴が、初めて喋ったんだぞ!そりゃ驚くだろ!!
ユウ「口がきけない訳じゃなかったんだな」
ニードルス「ああ。もう面倒だし、お前とあいつを殺してあいつも殺す」
するとニードルスは、両手に付けてる鉄爪を俺に向ける。そしてそのまま回転しながら俺に攻撃してきた。
ユウ(なんかこの攻撃、何処かで見た気がするのは気のせいか!?)
前世の時、似たようなのを見た気がするんだが…何て考えてる暇じゃなかった!!攻撃を避けると、俺がいた場所は穴が開いていた。
ユウ「恐ろしいな。あんなの喰らったら、俺の胴体に風穴が空くぜ」
ニードルス「……」
再び黙る。ホント口数少ないよなコイツ!まぁいい。いい機会だ!女神に貰ってた能力の1つを使うか!
ユウ「初めてだからな。上手く出来ればいいが…」
俺はそう言いながら集中する。
ユウ「左手に気、右手にチャクラ…1発目はサービスだ。……避けろよ」
ポケットに手を入れる。準備完了だ。
ニードルス「!!?」
俺の言葉に反応したニードルスは、素早くいた場所から離れる。離れたと同時に、先ほどまでいた場所に大きな穴が空いていた。
ニードルス「これは…」
ルフィ「スッゲ~~~!!」
サンジ「おいおい…なんだ今には!?」
ルフィは戦っているのに、こちらを向いて目を輝かせていた。サンジは何かを持っており、それをルフィに渡していた。
ユウ「これは俺の新しい技だ。その名も豪殺居合い拳」
サンジ「おっそろしいな。まるで大砲を喰らったみてぇだな」
ユウ「似たようなモンだな。さて、次はないぞ?」
ニードルスにそう言う。すると、何故か笑っていた。
ニードルス「確かに今のを喰らえばひとたまりもない。だが、その攻撃は隙がある」
流石だな。初見でコイツの弱点を見抜くとはな。だが、俺が何も対策してないと思ってんのか?するとニードルスは、先程と同じ技で俺に攻撃してきた。俺は構える。
ニードルス「バカが!もう遅い!!」
ユウ「どうかな?」
俺はそう答えると、回転してるニードルスに攻撃する。
ニードルス「なに!?」
ニードルスも驚き、攻撃を止める。
ニードルス「何故攻撃が…確かに構えていた…グアッ!?」
言葉の最中、ニードルスは殴られる。
ユウ「悪いな。確かにあの技は1発がデカいが隙がある。だが、これと組み合わせればどうだ?」
俺は次々とニードルスを殴る。
ニードルス「ガッ!グッ!!」
ユウ「無音拳。居合い拳の隙を補う為に作った技だ。早くて見えないか?」
俺はニードルスを追い詰める。チラッと見ると、ルフィもガスパーデにトドメをさそうとしていた。
ユウ「さて、ウチの船長も終わりそうだし嵐も近づいてるみたいだしな」
すると突然船が爆発した。
ユウ「なに!?」
ニードルス「!!」
船にいた全員が驚く。ニードルス以外は能力者だから、海に落ちないようにしねぇと。
ユウ「ったく、誰だよ船を爆破させた奴は!」
俺は前後に割れた船にしがみついていた。
ユウ「ま、海に落ちなかったのはよか…!!?」
ドゴン!!!!
すると、俺がいた場所が盛り上がり、そこからニードルスが攻撃してきた。
ユウ「しま…!?」
逃げるのに集中してたから、見聞色で感知できなかった!!
ユウ「グアッ!!!」
俺は久々にまともな攻撃を喰らった。
ニードルス「……」
ニードルスの鉄爪から俺に血が滴り落ちていた。
ユウ「ハァ…ハァ…久々だな。血を流したのは」
いつもは見聞色を使って、その上能力で回避してたからな。
ルフィ「仲間だ!!」
すると、後方で戦っているルフィが叫ぶ。
ルフィ「俺の船には手下なんかいねぇ」
ガスパーデ「フン!!何を言い出すかと思えば、なんだそりゃ。海賊の癖に仲良しごっこか?ふざけんな!この海はな、支配する者とされる者しかいねぇんだ!!権力が全てなんだ!!だから俺は海軍を出て海賊になった。海なんて大嫌いだが、権力を握るには手っ取り早かったからな。グハハハハハ!!!!」
ユウ「…つくづく気に入らねぇ男だな。ルフィ!!」
俺はルフィに向かって叫ぶ。
ユウ「さっさと倒して、皆の所に戻るぞ!!!」
ルフィ「…おう!!!」
そして俺達は、自分の敵の方を向く。
ガスパーデ「俺を倒すだと?ふざけんな!!」
ルフィ「…だからお前はクズだって言ったんだ」
ガスパーデ「なに?」
ルフィ「お前は本物を知らねぇ。だからそんなセリフが言えるんだ。誇りも、仲間も信じる気がねぇ奴が、洒落で海賊旗を掲げるんじゃねぇ!そう言う奴は俺がぶっ潰してやる!!!」
ユウ「そうだな。こんなのをあの人と一緒にしたら失礼だもんな」
俺はルフィの言葉に賛同する。そして、白ひげさん達の事を思い出す。
ユウ「俺もぶっ潰してやるよ」
「「暇つぶしに」」
「「!!!?」」
するとガスパーデとニードルスは怒り始めた。するとルフィはサンジから受け取った小麦粉をガスパーデに投げつけた。
ユウ「なるほど。あれで対抗するのか。サンジ、良いアシストだ」
俺はサンジを褒めて、ニードルスの方を見る。
ユウ「俺も出し惜しみはなしだ!新しい技で終わらせてやる」
俺はそう言うと、身体に残ってる気を全て集中させる。そして両手を自分の前にゆっくりと持っていき合わせる。
ユウ「いくぜ…百式観音!!」
俺はそう叫ぶと、背後に黄金の観音が出現する。
ニードルス「!?」
流石のニードルスも驚いている。
ユウ「グッ!!」
だが、今の俺には百式観音を長時間出現させるのは厳しい。ニードルスの攻撃で傷も負っている。さっさと終わらせる!!
ニードルス「!!」
先にニードルスが動く。だが、百式観音は俺の動きと連動している。腕を横に払うと、一本の腕がニードルスを吹き飛ばす。
ユウ「そのままいくぜ!百式観音、壱乃掌」
一本の腕が、倒れてるニードルスの上から振り下ろされる。
ユウ「余裕は与えねぇ!!参乃掌」
次は2本の手が挟むように攻撃する。
ニードルス「!!?」
今ので腕か足か折れたな。だが、このまま一気に!!
ユウ「これで終わりだ!百式観音…」
俺は両手で9の形を作る。
ニードルス「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
向こうも最後の気力を振り絞り、回転しながら俺に向かってきた。
ユウ「楽しかったよ、ニードルス。…九十九の掌!!!!」
すると、百式観音の数十の手がニードルスに向かって連続の掌底を繰り出して攻撃する。
ニードルス「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
回避も出来ず、全ての攻撃を喰らったニードルス。そして攻撃が終わると、ニードルスはそのまま海に落下した。
ユウ「グッ!!!」
それを見届けたと同時に、全ての気を使い切った俺は倒れる。
ユウ「ヤバい…気を…使い…す…」
俺の意識はそこで途切れた。
後書き
皆さんからたくさんの感想等を頂きました。
それで、今現在決まっているヒロインを教えてほしいと言われましたので、改めてここに書きます。
確定ヒロイン
ハンコック、ペローナ、カリーナ、モネ、バカラです。
そして、アイン、カリファ、マキノ、シャーロット等が今現在新たな候補に上がっています。
後、読んでいて気づかれた方もおられると思いますが、技でチャクラと書いていますが、この世界に魔力はないんじゃ?と思い急遽勝手に変更しました。それで、『ならNARUTOも入れろよ』と思う方もいらっしゃると思います。ですので!!
急遽、入れた方がいいか入れない方がいいかと聞きたいと思います!!!【もし、入れない方がいいという方は、タカミチの技で魔力の部分の代わりがあれば教えて下さい。後、残りの技は殆ど気で済ませるつもりです】
デッドエンドは次回で終了です。次は果たして…
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