守護者に俺はなる!!!
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海賊集結!?
俺達は今久々に町がある島に上陸し、外食してる。それぞれが食事を食べ、のんびりしている。
ルフィ「あ~食った食った!」
ゾロ「そりゃ~そうだろ!そんだけ食えば!!」
ルフィ「まだ食えるぞ」
ウソップ「いや、もういいって!」
皿を山ほど積み上げておきながら、まだ食えるのかよ。
サンジ「いや~シンプルな料理だけど美味かったな。ナミさん達、デザートは?」
ナミ「私は別にいらないわ」
ビビ「私も大丈夫です」
レモーネ「私も」
ロビン「私はコーヒー」
サンジ「かしこまりやした」
サンジはカウンターにコーヒーを貰いに行く。
チョッパー「俺おかわり!」
ルフィ「あっ!ズルい!!」
ユウ「お前はそこまでだ!」
ルフィ「え~~!!!」
ナミ「え~じゃない!ホントにいつまででも底なしに食べるんだから!」
サンジ「どうぞ」
ロビン「ありがとコックさん」
コーヒーを貰ってサンジが戻って来た。
サンジ「あんまり貯えないの?」
ナミ「ここんとこ実入りがないからねぇ。食糧調達したら、殆ど0よ」
サンジ「あ~、そりゃ参ったな」
ルフィ「何だよそれ~!!」
ナミ達の話を聞き、ルフィが怒る。
ルフィ「おい!船長として言わしてもらうけどな、金の使い方が荒すぎるぞお前らぁ!!」
『殆どテメェの食費だよ!!!!!』
ルフィ「ふがっ!!」
俺を含めた男連中が、ルフィを殴る。お前がもう少し食い意地を抑えりゃ問題ないんだよ!
サンジ「ったく。だが切実な問題だ」
ナミ「もう何でもいいから、パーッと金になるような話はないかしら」
ビビ「流石に、そんな簡単には…」
ま、ビビの言う事は尤もだな。
「……」
今の俺達の会話を聞いて、店の店主がこっちを見ていた。気になるな…すると、1人の男が店に入って来、カウンターでラムを飲んで店主に何かを見せていた。すると店主は、男をカウンター横の扉の中に連れて行った。
ナミ「……」
ナミも気が付いたみたいだな。
ゾロ「今入って来た男、おそらく海賊だ。そして店主と何やら怪しげなやり取りをしていた…そうだろ?」
ユウ「お前も見てたのか」
ゾロ「と言うより目に入ったってとこだ。どう思う?」
ナミ「どうって?」
意外だな。ゾロがそんなとこ見てたとはな。
ゾロ「とぼけんな。臭いを嗅ぎつけたんだろ?大好きな金の臭いを」
サンジ「金?」
ナミ「なによ!それじゃ私が金の亡者みたいじゃない」
ゾロ「違うのか?」
残念だが違わない。本当に、昔から貧乏だった事とアーロンの奴に働かされてた事によって、更に金にがめつくなったからなナミは。
サンジ「テメェ!ナミさんに何を!!」
ナミ「正解!私が好きなのは、お金とミカンとお兄ちゃんだもん!見逃すわけないでしょう」
金とかと一緒にされてもな…ミカンはベルメールさんのだから嬉しいけどよ。
ユウ「はぁ…なんでこんな風に育ったのか」
ビビ「ユウさん」
レモーネ「ユウも大変ね。あんな妹じゃ」
俺はビビとレモーネに慰められたのだった。そして席を立ち、ナミが店主に話している。ルフィ達もその後に続く。
ナミ「というわけで、教えて下さいな♪金の臭いの出所を」
「…はっ、バカと海賊に付ける薬はねぇ」
呆れながらも、先程男が入った横の扉を開ける。
ルフィ「バカってゾロの事か?」
ゾロ「何で俺だよ!」
ルフィ「俺は海賊だもん」
ユウ「お前の事だよ」
俺は呆れながら、扉の中に入る。中に入り扉を閉めると真っ暗で、店主がランプを渡してきた。奥は道が続いているが暗くてその先は見えない。
「真っすぐ進んでいけ」
ルフィ「ここを?」
「そうすりゃ、目的の場所に出る」
ナミ「ちょっと待って!まだ何にも教えて貰ってないわよ!!」
ウソップ「そ、そうだ!」
ナミとウソップが店主に文句を言う。
「俺はここまでだ。後は行きゃあ分かる」
ルフィ「ああ、そうするよ!」
ウソップ「おい!バカルフィ!!こんなの怪しすぎるぜ!絶対罠に決まってるって!!」
ウソップの言う事はごもっとも。
「嫌なら止めればいい。その方が俺も寝覚めは良い」
ルフィ「俺は行くぞ!冒険の臭いがするじゃんか!!」
「冒険ねぇ」
店主は嬉しそうな顔で呟く。
ナミ「ホンット~に金のなる事が待ってるんでしょうねぇ?」
「嘘は言わねぇ。だが詳しくも言えねぇ」
ユウ「ま、諦めて行くしかないって事だ」
ウソップ「んんん…持病の穴の中に進んではいけない病が」
ゾロ「諦めろウソップ。もう船長は行く気満々だ」
サンジ「金が無いのも事実!行くしかねぇだろ」
レモーネ「そうね」
ビビ「少し怖いですけど…」
何人かは諦めてるな。
ルフィ「よ~し!ほんじゃ行くぞ~!!俺の食費稼ぎに!!!!」
ウソップ「いや、そっちの計算かよ!!」
そしてゾロを先頭に俺達は歩き出す。
「突き当りで100ベリー硬貨2枚出せ。それが合言葉だ」
ルフィ「あんがと!おっさん」
「…1つ聞きたい。何で海賊なんてやってんだ?」
ルフィ「海賊王になる為!それに…海は自由でいいだろ?宝探しに冒険!楽しい事一杯あるじゃんか!!」
「…ハハハハッ。いいねぇオメェさんみたいなのは」
ルフィの話を聞いて笑う店主。
「…生き延びろよ」
ユウ「……」
俺はその言葉が気になったが、今はそのまま進むことにした。暫く歩いていると、お面をした男が立っていた。急に現れたので、ゾロは驚き後ろに倒れた。ゾロが持ってたランプは、サンジが足で上手く支えていた。
ナミ「警戒しないで。今証拠を見せるから。…ね♪」
ナミは店主に言われた通り、男に100ベリー硬貨を2枚見せる。すると男は背後で抜きかけた短刀をしまい、後ろの扉を開けた。すると中は、大勢の人達で賑わっていた。
「「「おおおおおおおお!!!!!?」」」
ルフィ「何だい何だいここわ!!」
ウソップ「うっひゃ~~!!!天井から船が吊るしてあるぜ!!」
ナミ「っていうかなぁに?大体港に船なんて殆どいなかったのに」
確かにそうだ。俺達がこの島に上陸した時、海賊船は勿論定期船までもが見当たらなかったのだ。
「おい兄ちゃん。賭けに来たのか?胴元は上の階だぜ」
ナミ「胴元?」
おっさんの言葉に戸惑うナミ。
「まさかレースの方に出ようって訳じゃねぇだろうな?」
ビビ「レース?」
「止めとけ止めとけ!あんなん命がいくつあったって足んねぇよ」
一体何の事だ?
ロビン「ああ!確かにここだわ。あんまり久し振り何で中々思い出せなかったけど」
レモーネ「何か知ってるのかしら?」
ロビン「随分前に乗ってた海賊船の船長と来たことがあったわ。不定期だけど、何年かに一度レースが行われるのよ。海賊の海賊による、何でもありのデッドエンドレース!」
サンジ「海賊による?」
ロビン「元ね。この町は昔海賊だった人達ばかりだから」
「「ああ~、それで」」
へ~、確かにあの店主も普通には見えなかったがな。まさか、町自体が元海賊達の集まりだとはな。
ロビン「毎度ゴールは違うけど、スタートはいつもココ。ゴール地点のエターナルポースを受け取って進むの。ルールは簡単よ。真っ先にゴールした者の勝ち。賞金を受け取れる。途中で何があっても問題にはならないわ…そう、何があったとしてもね」
ゾロ「分かりやすいレースだ」
サンジ「この後どうなるかと同じくらいにな」
ユウ「だな」
俺達は既に出る気満々のルフィを見て、これ以上言っても意味がないと感じていた。
ビビ「随分と物騒なレースね」
ナミ「ま~、ウチのクルーなら問題ないかな?なんかルフィは出たがってるし」
そして、さっきのおっさんに話を聞くと、ここにいる3分の1はレースに出場するそうだ。で、俺達の正面にいた魚人は、アーロンのライバルだったそうだ。ま、何かあれば懲らしめるがな。
ロビン「因みに賞金はいくらなの?」
「え~確か、今年は3億ベリー」
ナミ「レース出るわよ!!」
「「おい!!」」
ビビ「ナミさん!?」
ウソップとゾロがツッコミ、ビビは絶望の表情になる。こうして俺達は、レースに出場する事が決定したのであった。
後書き
ユウの力アンケート結果 2日目
トップは何といっそ全部が13票だ!!
2位は英雄達の宝具全種が9票!!
3位以下はこの通り
流派東方不敗 6票
川神流奥義 タカミチ・T・高畑の技 5票
ネテロの技 3票となっています。
後、アンケートに同じ人が多く回答してますが、それは含んでいませんので。
もう少しアンケートを続けようと思います。
ですが、ほぼ全部になるそうな予感…
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