サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サントアンヌ号(船上)にて
サントアンヌ号の船上では、
カツラ達とワタル達の睨み合いが続いていた。
マリナ:「オーキド博士達は
どこにやったの?」
カツラの後ろからマリナがワタルに質問した。
ワタル:「、、それは、どういう質問かな?」
マリナ:「あの事件当日から、
オーキド博士を含む他の地方の博士達や
特定の人物が行方不明になってるのよ。
これもシルフの企んだ計画の内かしら?」
ヒロシ:「、、マリナさん」
フブキ巡査:「、、、」
ジロウ:「、、、」
Prrrr Prrrr Prrrr
ジロウ:「!」
突然、ジロウの携帯が鳴り、ジロウは
少し離れた場所で電話を確認した。
ジロウ:「、、課長からだ」
ピッ(通話)
ジロウ:「こちらジロウ、、どうされました?」
マリナ:「答えて、、、博士達を
消したのも、貴方達の仕業なの?」
ワタル:「まるで、15年前の事件の首謀者が
シルフと断定している言い回しだな」
ため息混じりで返答するワタル。
マリナ:「どうなの?」
ワタル:「、、、さぁな」
マリナ:「!」
シバ:「仮にポケモンや人が消えた原因が
シルフだったとしても、お前達には関係ない」
ワタルはマリナの質問に答える様子は無く、
マリナは目つきを変えワタル達を睨んだ。
ジロウ:「カツラさん大変です!!」
慌てた様子でジロウが
カツラ達のもとへ戻ってきた。
カツラ:「どうしたんじゃ?」
ジロウ:「カントーの街が、
ポケモンに襲われています!」
ヒロシ:「!?」
フブキ巡査:「えっ!」
カツラ:「なんじゃと!?」
ワタル「、、、ついに始まったか」
突然の報告に、カツラ達は
カツラ:「一体どういう事じゃ!」
ジロウ:「話によれば、
ポケモンを使っているのはシルフ社員で、
街を襲っているみたいなんです!
各警察署が全力で応戦してるみたいなんですが
ポケモンの勢いを止められないようで、、」
ヒロシ:「くっ!」
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