ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
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第二十一話 伝説誕生秘話
前書き
大変長らくお待たせしました!!更新再開です!!!今回我らがハジケイッセー誕生の秘密が明らかに!!!そして今回はかなり長いです!!
ドォオオオオオオオンッ
突如イッセー目掛けて放たれた魔力弾は着弾しイッセーが立ってた地点は着弾による煙で包まれるのであった
「イッセー!!!」
「・・・・・テメェ、此処に来て反逆か〝ヴァーリ”?」
そう言ってアザゼルは魔力弾が放たれた方向・・・・・以前コカビエルの騒動の時に現れた白龍皇を睨む
「悪いなアザゼル。」
「何時からだ?何時から奴等についた?」
「コカビエルの一件の時帰りに『アスガルドと戦いたくないか?』って誘われてね・・・・・・まぁもうどうでも良くなったことだけどね。」
「どうでも良くなった?戦闘狂のお前がか?」
「だって・・・・・今目の前にはアスガルドとの戦いなんかどうでも良くなるほどの強者がいるんだから!!!やはり俺の予想は間違いじゃ無かった、彼こそ俺の宿敵に相応しい存在だ!!!」
そう叫ぶヴァーリの視線の先、魔力弾が着弾した地点の煙が晴れた先には・・・・・・・・・・・・・・・誠治を盾にしてるイッセーの姿があった
『・・・・・・ええええええええええええええええええええええええええ!!!!?』
「これぞ鼻毛真拳奥義〝愚弟ガード”。そして~~~~~~~~~~~~~~~~手が滑ったぁあああああああああああああ!!!!!!」
グゥオッ
ドゴォオオオオオオオオオオオオオンッ
そう叫びながらイッセーは誠治を校舎の壁目掛けて放り投げ彼の上半身が壁にめり込むのだった
「誠治さぁああああああああああああん!!!!!?」
壁にめり込んだ誠治を見たアーシアが急ぎ聖母の微笑みで彼を治療する
「お、おいイッセー、何で実の弟盾にしたんだよ?」
「アイツは今日の昼俺のアンパンを食いやがった。」
「それだけで!!!?何回も言ってるけどやり過ぎよ貴方!!!!」
アザゼルの問いにそう答えたイッセーにリアスはそうツッコむのであった
「アハハハハハハハハ!!!!最高だよ、やはり君こそが俺の・・・・・〝ヴァーリ・ルシファー”の宿敵たる存在だったんだね兵藤一誠!!!」
「おい待てヴァーリ!!それは大きな間違いだぞ!!!俺達の宿敵は赤龍帝だ!!!」
「ハッ、何を言うんだ〝アルビオン”。あんな碌に赤龍帝の力を使えず禁手にすら到達できないばかりか神器に封じられてるドライグと碌に意思疎通する事もできないような歴代最弱にして最愚と言っても過言じゃないような男なんか宿敵と呼ぶ価値も無いじゃないか。それに比べて見て見なよ彼を、堕天使の古参幹部であるコカビエルを赤子の手を捻り潰すように難なく倒す程の力を持ちオリンポスやクトゥルフの神々、果てには死んだと思われていた聖書の神と初代魔王、そして神の子と目覚めた人とも友人関係にある等規格外の交流関係すら有してる・・・・・・そんな彼こそ俺の宿敵に相応しくないわけが無いじゃないか!!!!はっきり言おう、俺は彼が赤龍帝であったらどれだけ良かったかと心の奥底から思ってるよ!!!!」
ヴァーリの神器に封じられてる白龍皇・・・・〝アルビオン”の反論を鼻で笑いながら誠治をボロクソ言うヴァーリであった
「〝ルシファー”ですって!!!?」
そんな中リアス達はヴァーリの口から放たれたルシファーの名に驚いていた
「・・・・・ああそうだ。アイツの名は〝ヴァーリ・ルシファー”。そこの初代ルシファーの孫と人間の女の間に生まれたハーフで過去未来において最強の白龍皇だ。ちなみに俺って言ってるけどれっきとした女だ。」
「マジで?あの子俺のひ孫だったのかよ!!」
初代ルシファーのその言葉を全員がスルーしたのは言うまでも無いだろう
「いやぁ、俺みたいなただの人間をそこまで評価してくれるなんて照れるな。」
「お前の何処が唯の人間だよ!!?」
ヴァーリの発言に対してそう言うイッセーに対してそうツッコミを入れるアザゼル
「何言ってんですかアザゼルさん!!どこからどう見ても俺は普通の一般市民じゃないですか!!!」
「普通の一般市民が神話の神々とネトゲ仲間だったり悪魔や堕天使を簡単に倒せるわけねえだろうが!!!!ふざけるのも大概にしやがれ!!!!」
「落ち着いてくださいアザゼル様!!!」
イッセーの反論にキレるアザゼルを諫める下っ端堕天使・・・・・・そんなアザゼルに他の三勢力の面々は心の中で同意するのであった
「ハハハハハ!!!!兵藤一誠、やはり君は素晴らしい存在だよ!!!それ程の力をどうやって手に入れたのか凄く気になる程にね!!!!」
「え?知りたい?別に良いけど。」
『・・・・・・・・・・えええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!?』
イッセーの予想の遥か斜め上を行く爆弾発言にイッセー一行以外の面々が思わず絶叫した
「そんなサラッと教えて大丈夫なのイッセー君!!!!?」
「別に大丈夫だよイリナ。減るもんでもないし・・・・・・ってなわけでイッセー劇場、は~じま~るよ~♪」
-BGM、ボーボボ劇場のテーマ-
イッセーがそう宣言した次の瞬間、周囲が劇場そのものへと突如変わるのであった
「く、空間が一瞬で!!!!?」
「彼がやったというのか!!!!?」
突然の出来事に驚く三勢力の方々を置き去りに回想が始まるのであった
『世界偉人伝説!!ハジケリスト兵藤一誠はこうして生まれた!!!』
むか~し昔、今から大体十数年程前、兵藤一誠は兵藤家の長男としてこの世に生まれました。生まれた当初のイッセーは何処にでもいるごく普通の子供でした。そんな彼に転機が訪れたのは彼が5歳の時でした。当時彼には幼馴染のイリナちゃんの他に親しくしていた人物がいました。彼の名は〝ボボボーボ・ボーボボ”、近所の川辺に建っていた3階建ての段ボールハウスに住む金髪アフロにグラサンをつけた男性です
「ボーボボって・・・・・あのボーボボ!!!?」
「イッセー君がああなった元凶の!!!?ていうかその頃に知り合っていたの!!!?」
「いやそれよりも3階建ての段ボールハウスってどうやって建てたの!!!?」
ボーボボさんはイッセー君に何時も面白いお話をしてくれました。そんなある日の事
「ねぇねぇボーボボおじさん、おじさんのお話に出てくる何とか真拳っていうの教えてくれない?」
「フォッフォッフォッ、良いとも良いとも。じゃがワシの修行はかなり厳しいぞ?」
「へっちゃらだよ!!!」
「そうかいそうかい、それじゃあ今夜早速適正検査をする事にしようか。」
「うん!!!」
-その夜-
「それで適性検査って何やるのおじさん?」
とある家屋の屋根の上に立つイッセーは目の前にいるボーボボにそう尋ねる
「うむ、お前にはこれをやってもらう。」
そう言ってボーボボはアフロからゴルフセットを取り出した
「これをどうすればいいの?」
「テレビとかでやってるみたいにすればいいよ。」
「わかった!!」
スパァアアアアアアアアアアアアアンッ
ガシャアアアアアアアアアアンッ
「わあああああああああ!!!!!?祝福の聖剣がどっかから飛んできたゴルフボールに粉々にされたああああああああああああああああああ!!!!!?」
「い・・・・・一体何が!!!?」
「ともかく今の内に逃げよう!!」
「合格♪明日から修行開始ね。」
「やった~~!!!」
「ちょっと待ってください!!!!」
「何ですかミカエルさん?そんなに騒いでみっともない。」
「かつて祝福の聖剣が破壊されたのは貴方が原因だったんですか!!!!?というよりその検査の基準は何なんですか一体!!!!?」
「さぁ?そんなことより続き行きますよ。」
「そんなこと扱い!!!!?」
適性検査に合格した翌日から、イッセー君の辛く厳しい修行が始まったのでした
-聖地エターナル、とあるスーパー-
「・・・・・・・・・・・・・」
「(ええええええええええええええ!!!!?何やってるのこの子!!?)」
スーパーの店員は心の中でそう叫んでいた。無理も無いだろう・・・・・5歳位の子供・・・・・イッセーが買い物用のカートに両手を後ろに縛った状態で乗っているのだから(乗ってる態勢はボーボボ12巻を参照)
「後50周じゃ。」
イッセーの聖地エターナルでの師 〝牛ロース肉”
「はい、先生。」
修行は序盤からハードなものだったそうな
「バカヤロー!!ペースが落ちてるぞ!!!」
「ハイ!!!」
『ええええええええええええ!!!!?手足使えない状態なのにカートが動いてるゥぅうううううううううううううううう!!!!!!?』
-7時間後-
「よくやったな、免許皆伝じゃ。」
「ありがとうございます!!」
「店長こっちです!!」
「秘密の呪文、〝開けビーフ”!!!」
ウィイイイイイイイイイイイインッ
「何コレ!!!?精肉コーナー勝手に改造されてる!!!?しかも牛肉に!!!!」
「この賢者の石のペンダントこそ免許皆伝の証!!これを身につけた者は神秘の力を得る事が出来るのじゃ!!!これは2つと無い物・・・・・大事にするのじゃぞ。」
「師匠~~~~!!!!・・・・・ありがとうございました。」
そう言ってイッセーは師匠を製菓コーナーに置くのであった
「え?あ?何で!!?腐る!!精肉コーナーに戻せよオイ!!!ああ、死ぬ死ぬぅううううううう!!!!憎むぞ!!牛肉だけに憎んで死ぬぞぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「クソがぁあああああああああ!!!!!」
ドガシャアアアアアアアアアアアアンッ
『わああああああああああああああああああああ!!!!!!?』
突如キレたイッセーは師匠を置いた製菓コーナーの棚目掛けてハンマーを叩きつけるのだった
「牛肉ギャグかよ!!!」
『何言ってるのこの子!!!!?』
「ちょっと待てぇええええええええええ!!!!!!!」
「何ですかアザゼルさん?今度は何なんですか?」
「今度は何なんですかじゃねえよ!!!今の回想に出て来た聖地エターナルってただのショッピングモールじゃねえか!!!しかもそこの師匠が牛ロース肉ってアレ食い物だろ!!!!?」
「聖地エターナルにある全ての店は修行場になってるんですよ。リアス先輩達もこの前あそこで修行したんです。」
「わけわからなすぎて頭が痛くなってきたぞ俺。」
それからも過酷な修行の日々は続いた・・・・・・
-火星-
「ハ~ハッハッハッ!!!落ちろ害虫共!!!」
「じょぉおおおおおおおおおおおおおおおおじ!!!!!!!」
「う、嘘だろ・・・・・・テラフォーマー共が水鉄砲とピコピコハンマー持った子供に一方的に蹂躙されてやがる。」
-どこかの世界、巨大な壁に覆われた所-
「ヒャッハァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!汚物は消毒じゃぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!」
「そ、そんな・・・・・・・・巨人があんな子供に一方的に殺られまくってるなんて・・・・・・・しかもハリセンで。」
「ハ、ハハハ・・・・・・俺夢でも見てるのかな?」
「残酷だけどこれは現実よエレン。」
-どこかの世界の日本-
「WRYYYYYYYYYYYYYY!!!!!貧弱貧弱ぅううううううううううううううう!!!!!!」
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ
「ぐわぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!?」
『ンギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!?僕のランスロットが生身のイレブンの子供に素手で撃破されたぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!?』
『し、しっかりしてくださいロイドさん!!!!』
「あ・・・・・あの子供は一体何者なんだ!!!!?」
-どこかの世界の日本のとある都市-
「主!!!我が主、兵藤一誠よ!!!命令を!!!」
「我が下僕・・・・バーサーカー、アーカードよ命令する!!金色の最古の王には白銀の銃を持って朱に染めよ!!聖剣携えし騎士の王には黒鉄の銃を持って緋に染めよ!!一木一草尽く我らの敵を赤色に染め上げよ!!見敵必殺!!見敵必殺!!掃滅せよ!!彼らをこの街から生かして返すな!!!!」
「・・・・・了解、認識した。我が主。」
「ア、アーカードですって!!!?」
「そ、そんなとんでもないヤツを従えてるってのかよあの子供!!!!?」
-1年後-
「これで全ての修行は終わりだ。」
「ありがとうございますボーボボおじさん!!!」
全身ボロボロ状態でイッセーはボーボボに感謝の言葉を伝える
「じゃあ俺はこれから新宿ゲーセン巡りの旅に出かけるから・・・・また会おうイッセーよ。」
そう言ってボーボボはパッとその場から一瞬で消えたのであった
「本当にありがとう・・・・・・ボーボボおじさん。」
こうして鼻毛真拳伝承者にしてハジケリスト兵藤一誠は誕生したのであった
THE END
「てなわけで今の俺があるんですよ。」
イッセー劇場終幕と同時にイッセーはそう言うのであった
『・・・・・・・・・・なんじゃそりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
直後、三勢力の面々(聖書の神と初代魔王らとイエスとブッダ除く)が絶叫するのであった
「全くわけわかんねえよ!!!!あの何処に今現在のお前の強さの要因があるってんだよ!!!!?」
「ていうか回想の中で火星とか異世界とか言ってなかったイッセー!!!!?」
「最後の所ですけどあのボーボボという方いきなり消えましたがアレはどうなってるんですか!!!!!?」
回想を見たリアスらは次々にそうツッコミを入れていくが
「皆さん少し落ち着いたらどうですか?」
『誰のせいだと思ってるんだよ!!!!?』
イッセーはどこ吹く風だったのである
「我、目覚めるは────」
その時、突如 ヴァーリが詠唱を始めだしたのであった
「おいヴァーリ!!?こんなわけわかんない人間相手に何考えてるんだ!!!!?」
アルビオンがそう叫ぶがヴァーリはそれをスルーして詠唱を続ける
「覇の理に全てを奪われし二天龍なり────」
詠唱を重ねる毎に彼女から凄まじい力が溢れ出していく
「アイツ・・・・・覇龍を使うつもりか!!!!?てか今の回想の何処に覇龍使おうと思わせる要素があったんだ!!!!?」
「無限を妬み、夢幻を想う────」
パチンッ
「王手飛車取り。」
「ほうほう。」
「こんな時に貴方達何将棋指してるのよ!!!!?」
この状況下で何故か将棋をしてる首領パッチと天の助にツッコミを入れるリアス
「我、白き龍の覇道を極め────」
コンッ
「チェックメイトだイッセー!」
「クソ~、もうちょいってとこまで行ったんだけどな~。」
「イッセーまで!!!!?」
イッセーまでもがレオナルドとチェスしてる事に驚愕するリアス
「汝を無垢の極限へと誘おう!!!」
≪Juggernaut Drive≫
瞬間、ヴァーリの全身を大出力の光が覆い尽くしその光が消えたその場には白い人型の龍が顕現していたのであった
「兵藤一誠・・・・・・増々君の凄さを思い知らされたよ。あんなわけわからない修行でそれ程の力を得たなんてね。」
「目を覚ませヴァーリ!!!お前は少し錯乱してるんだ!!!!」
「俺は確信した、君を倒すには覇龍を使う以外無いとね!!!!」
「覇龍?なんだそれ?」
「ヴァかめ!!!覇龍を知らんとは情けないヤツだな!!!覇龍というのは力を解放する事で一時的に天龍の力を得ることが出来る禁忌の業だ。今のあの小娘は魔王や神すら倒せる程の力を持っているのだ。」
「ふ~ん。」
「反応軽すぎねえかおい!!!!?」
「ハハハハハハハハ!!!!覇龍を前にその余裕、流石だね兵藤一誠!!!でもその余裕が何時まで続くかな!!!!?」
そう叫んだ直後、ヴァーリは凄まじい速さでイッセーに肉薄し彼の顔面目掛けてストレートを放つのであった
「イッセー!!!!」
「何の!!!鼻毛真拳超奥義〝完全防壁・新生S(桜山)・D(ディフェンス)・C(クラブ)”!!!!」
パカッ
イッセーが叫ぶ同時に彼の髪が開き5人の小さい人間が姿を現すのであった
「防ぎきるぜ全国三連覇のディフェンスに賭けて!!!!」
「面白い!!試してみなよ!!!」
そう言ってヴァーリは右ストレートを放つのだった
「「「「「最終ディフェンス〝神龍の陣”!!!!」」」」」
ドォオオオオオオオオオオオオンッ
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!?」
「マジかよ!!!?クレーター出来る程の衝撃に耐えてるだと!!!!?」
アザゼルがそう叫んだ次の瞬間
「「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!防ぎきれねぇえええええええええええええええ!!!!!!!!」」」」」
そう叫びS・D・Cの面々は倒れるのであった
「いや当たり前だろ!!!!?」
「クッ、今の一撃の八割を防がれるとは・・・・・・」
『あんなので八割も防げたの!!!!?』
「馬鹿めヴァーリ、その動揺による一瞬のスキが命取りだ!!来い俺の切り札!!!」
「切り札ですって!!!?」
「面白い!!見せて見ろその切り札を!!!!」
ヴァーリが叫んだ次の瞬間
「鼻毛真拳超奥義〝姫路城・姫路斬り”!!!!」
ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ
「ぐわぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
上空から姫路城が降ってヴァーリを斬ったのであった
『ええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!?姫路城が来てヴァーリを斬ったぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!』
ちなみにその余波で校舎もかなりの損害を被ったのは言うまでも無いだろう
「おいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!周りの被害を考えろよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
アザゼルのその叫びは空しく響くだけであった
「ゼェ、ゼェ、ゼェ・・・・・・まさかたったの一撃でここまでやられるとはね・・・・・・・もう覇龍を維持するだけの力が残ってないよ。」
満身創痍の状態でそう呟きながらヴァーリは覇龍を解除するのであった
「マジかよ・・・・・・覇龍状態のヴァーリを一撃であそこまで追い込みやがった・・・・・・・」
「これが・・・・・・・これが兵藤一誠の力か!!!!」
その光景に三勢力の面々は唯々驚くしかなかった
「少しは満足したか?」
「ああ、負けはしたけどこれ程心躍る事は初めてだったよ。」
「テロリストなんかになったらこんな思いできなくなるかもしれないけどどうする?」
「言っただろう?もうそんなのどうでも良くなったって・・・・・・・兵藤一誠・・・・・いやイッセーと呼ばせてもらおうか、俺はこれから君について行く事にするよ!!!」
『ハァアアアアアアアア!!!!!?』
ヴァーリのいきなりの宣言に驚く三勢力の面々
「行き成りなんでそんな事言うんだ?」
「俺の今までも目標はグレートレッドを倒す事だった・・・・・でも君という存在をしてからは俺の目標は君に変わった。そして今回君と戦って確信した事がある・・・・・・君に勝つには君と同じ力を得る必要があるってね!!!!だからその力を得るために敢えて君について行く事にしたのさ!!!」
「フッ、一筋縄じゃいかないぜ?」
「構わないさ!!!」
「じゃあグレイフィアに住人が増える事を伝えないとな。」
「じゃあついて行って良いんだね!!?」
「良いよ。」
『簡単に承諾したよコイツ!!!!』
「そんじゃあ帰るとしようか。出来れば歓迎会したいけど時間が時間だしそれは明日って事で。」
「わかったよイッセー。」
「んじゃあ皆さん、お先に帰らせてもらいますね。」
そう言ってイッセーはヴァーリや他のメンバーを連れて家に帰って行くのであった・・・・・・そしてそんな彼らをリアス達は黙って見送るしかなかった・・・・・・だってあまりにも急展開過ぎて脳の処理が追いつかなかったんだもん。それから数時間後、後に言う〝駒王協定”が結ばれ聖書の三陣営は和平を結んだのであった
後書き
今回は此処までです!!ブランク故かかなりぶっ飛んだ展開になってしまったかもしれませんが取り敢えず会談編終了となります!!!次回からは冥界の新人会合編となる予定です。それでは次回もどうぞお楽しみに!!!
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