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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第二十話 新宿No.1ホストとボケ殺しと帰って来た彼等!!

 
前書き
お待たせしました!更新再開です!! 

 
「・・・・・・・なぁ、こりゃどういう事なんだ一体?」

静寂に包まれた会談の場でアザゼルが意を決してそう問いを投げかける。無理もあるまい、突如空間が灰色と化したと思ったらすぐに元に戻ったのだから

「今のは・・・・・・ギャスパーの神器が発動した時の現象!!!まさかギャスパーに何かが!!?」

「ですがすぐに元に戻りましたけど・・・・・」

リアスと朱乃がそんなやり取りをしていると会議室のドアが突然開きそこから・・・・













「教育、それは支配。教えてやろう愚民共、帝王学を・・・・・・」





『・・・・・・・・・・何じゃこりゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!?』


某世紀末救世主伝説に登場した聖帝みたいな恰好をし魔術師と思われる黒フードの野郎共が引く台座に座り両隣に立つ女魔術師達に扇で風邪をかけられてるコアラが現れたのだった

「おいおいなんだよアレ!!!?コアラが喋ってるぞ!!!!?」

「いやそれ以前にあの魔術師達は何なのかでしょうアザゼル!!!!?」

予想の斜め上を行く異常事態に慌てふためく堕天使総督と天使長

「ぶ、部長・・・・」

そんな中、オドオドした様子のギャスパーがレオナルドと共に入室するのであった

「ギャスパー!無事だったのね!!ところでアレってどういうことなのかわかるかしら?」

「オウ、いきなり俺らがいる部屋に襲撃掛けて来たんでコイツの時止めで動きとめてから押さえつけたんだよ!!」

「アレはそれが原因だったの!!?」

「ざっと3秒ってとこだったな時を止められたのは。」

「おい待てクマ公「俺はクマじゃねぇええええええええええ!!!!!!」ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

レオナルドをクマ呼ばわりしたアザゼルはそのままレオナルドに襲われるのだった

「アザゼルさん、博士の見た目について触れると脊髄反射的に襲い掛かられるから気を付けてくださいよ。」

「そ、そういう事はもっと早く言った方が良かったと思いますよ?」

引き攣った表情でイッセーにそう言うミカエルだった

「と、ところでレオナルド君だっけ?君今3秒時を止めたと言ったのかい?」

「オウ、その通りだぜ。」

「僕達には一瞬しか感じなかったんだけど?」

「そりゃそうだ、あの時動けてたのはギャスパー以外の三大勢力関係者を除いた面子だけだからな!!」

「何ですって!!!?」

「おいおい待てよ、〝停止世界の邪眼”は所有者より強い力持った奴や神滅具持ちとかには通用しない筈だろ!?」

「ギャスパーの時止めの性能が上がったって事ですよアザゼルさん。」

アーシアに治療してもらったアザゼルにそう答えるイッセー

「まぁその分時を止められる時間に制限が付いちまったがな。今んとこは3秒が限界ってとこだ!!」

「何でイッセーやお前は平気なんだよ?」

「俺はこういう事があろうかと神器キャンセラー装置を装備してたからだ!!コイツを装備してりゃ神器の効果は無効かされるんだ!」

「神器無効化装置!!?そんなもん作れんのかお前!!!?」

「博士は100円ショップの商品で宇宙船作れる程の天才ですからね。」

「だがイッセーとかはそういうの装備してないだろ?」

「ハジケリストがあれしきの力でどうにか出来るわけないでしょ。」

「・・・・・・・・ホントぶっ飛んでるわよねイッセーって。」

「そうね・・・・・ところでイッセー君、そこの喋るコアラは?」

「ああ、紹介しますね。コイツの名は〝ガ王”。俺のペットで普段は新宿No.1ホストをしてるんですよ。」

『新宿No.1!!?このコアラが!!!!?』

イッセーの言葉にイッセー一行以外の全員が驚くのであった

「ク、クソがぁあああああああああああああああ!!!!!!コアラ如きにこれ以上コケにされて堪るかぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

その時、魔術師の1人が突如ブチ切れガ王に襲い掛かるのだった

「危ない!!」

リアスが叫んだ次の瞬間

「〝コアラ骨法”!!!」

ゴキッ

「ゴフゥッ!!?し、知らなかった・・・・・・最近のコアラは骨法を使うのか・・・・・・」

ドサッ

その魔術師はガ王に瞬殺されるのであった

「・・・・・・・・・・・なぁイッセー、アレってなんだ?」

「〝コアラ骨法”の事ですか?スタンプ1つで1暗殺出来るガ王の必殺技ですよ。」

「どんな技だよ・・・・・・」

「ところでアザゼルさん、コイツ等何したかったんですかね?」

「・・・・・・テロだ。」

「それはどういう事だいアザゼル?」

アザゼルの言葉にサーゼクスが問いかける

「俺が神器の研究とかやってたのはな、奴等に備えての事だったんだよ。」

「奴等とは?」

「〝禍の団”。赤龍帝や白龍皇をも超える存在・・・・・無限神龍オーフィスを頂点とする組織だ。」

アザゼルがそう答えた次の瞬間、室内に魔法陣が出現した

「アレは・・・・・旧レヴィアタンの紋章!!!」

サーゼクスがそう叫ぶと同時に魔法陣から褐色の肌の女性が姿を現すのであった

「御機嫌よう、偽りの魔王。」

「・・・・・・カテレア・レヴィアタン。これはどういう事かな?」

「どういう事?愚問ですね、貴様らが旧魔王派と呼ぶ我等真の魔王の血族は禍の団に与する事にしました。」

サーゼクスの問いにカテレアと呼ばれた女性がそう答える

「レヴィアタン・・・・・初代レヴィアタンさんのご親戚の方ですか。」

「・・・・・・・貴方は確か兵藤一誠でしたね?」

「何で俺の名前知ってるんですか?」

「貴方は今最も有名な人間ですからね。堕天使幹部を倒したのみならずギリシャはクトゥルフの神々と交友がある等赤龍帝である貴方の弟よりも注目されてますからね。」

カテレアの言葉を受けた誠治はイッセーを憎しみを込めた目で睨む

「兄に向ってなんだぁあその目はぁああああああああああ!!!!!!」

ドバキィッ

「グギャッ!!!?」

『ちょ!!!!?』

それに対してイッセーは誠治の顔面に10tハンマーをぶちかますのであった

「大丈夫ですかセージさん!!!!?」

慌てた様子のアーシアが誠治を治療する

「全く、失礼な愚弟だよ。」

「・・・・・・・・なぁ、仮にもアイツお前の弟だろ?後ろめたさとか無いのk「ファアアアアアアアアアアアアアアアッ。」その様子じゃ無さそうだな。」

「・・・・・・・・・・私を無視してコントをするとは良い度胸ですね。でもその余裕もそこまでですけどね。」

「皆さん、アレを!!!!」

カテレアがそう言った直後、ソーナが外を指さすとその先には大勢の魔術師や旧魔王派の悪魔がいたのであった

「アレだけの数・・・・・何時の間に!!!?」

「おいおい、コイツは本格的過ぎねえか?」

その数に三すくみの面々が動揺する中

「やれやれ、あれしきの数で俺に勝てると思ってるのかね?」

イッセーは呆れた様子でそう言い捨てるのであった

「あれしき?いくら常人を遥かに超える存在である貴方でもあの数に勝てるとでも言うのですか?」

「当然、じゃあそれを今証明してあげよう。」

そう言ってイッセーは外へ出るのであった

「コイツは良い、あの野郎の力がどれ程のモノか見せてもらおうじゃねえか。」

アザゼルが呟いた次の瞬間

「鼻毛真拳奥義・・・・・・・・・・・・・
















〝ホンダラポーイのホゲホゲポー”♪」













『・・・・・・・・何だそりゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!?』

イッセーの意味不明な行動にその場にいたイッセー一行以外の面々がそうツッコんだその時








「おふざけは許さなぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」


ドゴォオオオオオオオンッ

『な、何だぁあああああああああああ!!!!!!?』

「何故なら私は魚雷だから!!!」

校庭の地面から手足と顔が付いた魚雷・・・・〝魚雷ガール”が現れたのであった

「な、何だアレ!!!?魚雷に手足と顔が・・・・・つうか喋ったぞアイツ!!!?」

「ヤツの名は魚雷ガール。伝説のボケ殺し最後の生き残りだ。」

「・・・・・・・またわけわからないのが出て来たわね。」

会議室にいる面々がそんなやり取りをしている中魚雷ガールはイッセーに詰め寄り

「アナタ!!またふざけてたわね!!」

「違います違います!!」

魚雷ガールの問い掛けにイッセーは珍しく必死に否定し

「アイツ等にふざけろって脅されたんです!!!!」

『ファッ!!!!?』

『擦り付けたぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!』

カテレアが呼び出した連中に罪を擦り付けるのであった

「それだけじゃないんです・・・・・・」

そう言いながらイッセーはアザゼルの方を向き

「おい待て、何で俺の方を向くんだ?」

「あのオッサンは自ら兵器を研究開発して戦争に備えてるとんでもない野郎なんです!!!!」

「ギョラー!!!!?」

「ちょ、ちょい待て!!!さっき言っただろ!?俺がそれやってたのh「戦争反対武器廃止ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」ギャバァアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」

弁解空しく魚雷ガールに吹っ飛ばされるアザゼル

『自分自身を否定したぁあああああああああああああああ!!!!!!?』

そしてその光景に思わずツッコむ聖書陣営の方々

「さぁて、次にお仕置きされたいのは誰かしら?」

拳をコキコキ鳴らしながらそう尋ねる魚雷ガール

「先生アイツ等です!!!アイツ等さっきまたふざけていました!!!!」

『ちょ!!!?』

そう言ってイッセーは魔術師達を指さす

『違う・・・・いや違います!!!私達全くふざけていません!!!さっきのだってそこの少年が先にふざけていたんです!!!(殺される!否定しないと殺される!!)』

そう言って彼らは必死に弁明するが

「しゃらくせぇえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」

ドバキィッ

『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』

弁明空しく魚雷ガールに叩きのめされるのだった

「先生はっ!しゃらくさい子がっ!!お嫌い!!!!」

「理不尽すぎだろ!!!!」

包帯ぐるぐる巻き状態のアザゼルがそうツッコむのであった

「それじゃあ先生もう行くわね。これから戦争反対運動に武器代表として向かわないといけないから。」

「ハッ!!ありがとうございました魚雷先生!!!」

イッセーの敬礼を受け魚雷ガールはその場から飛び去って行くのだった

「・・・・・・・俺ら何もする事無く片付いちまったな。」

「・・・・・・そうですね。」

呆然とした表情でそう呟くアザゼルとミカエル

「カテレアちゃん、もう残ってるのはカテレアちゃんだけだよ?」

哀れそうな目でカテレアを見ながらセラフォルーがそう言うが

「だ、だから何だと言うのですかセラフォルー!!!貴様達が私達にしてきた事を考えればこれぐらい何という事もありません!!!オーフィスを頂点として新たな世界を築く私達の目的が変わる事など・・・・・」

「新たな世界ね・・・・・ホントにやるつもりなの?」

「ん~ん。我、アイツ等に蛇あげただけ。それ以外でアイツ等に手を貸す予定無い。」

イッセーの問い掛けに何時の間にか彼の隣にいた黒髪ゴスロリ服の少女がそう答えるのであった











「・・・・・・・・・ちょっと待てぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

突如、アザゼルが大声をあげる。後サーゼクスとか一部の面々がどういうわけか信じられないモノを見たかのような顔をしている

「どうかしましたアザゼルさん?」

「どうかしましたか?じゃねえだろうが!!!!何で此処に〝オーフィス”がいるんだよ!!!!?んでもって何でお前オーフィスと仲良くお喋りしてんだ!!!!!?」

そう、イッセーの隣に何時の間にかいたこの少女こそ先程アザゼルが禍の団のトップと言っていたオーフィスその人であるのだ

「ああ紹介しますね、彼女はオーフィス。俺の友人の1人ですよ。」

「オ、オーフィスまでもが友人とは・・・・・・・・・・」

「ハーデスやクトゥルフの邪神と友人とは聞いてましたがこれは予想外ですね。」

「・・・・・・・イッセー?彼女とは何時友人に?」

「昔散歩してたら偶然次元の狭間ってところに迷い込んでそこで喧嘩してたオーフィスと紅いドラゴンと出会って色々あって彼女達と友人になったんですよ。」

「散歩してたら次元の狭間に迷い込んだ!!!!?てかグレートレッドもお前のダチなのかよ!!!!!!?」

「そうですよアザゼルさん。彼女達とはよく家で人生ゲームやったり映画見に行ったりしてるんですよ。」

イッセーの爆弾発言を受けその場の三陣営関係の何人かが卒倒したり眩暈を覚えたりしていた・・・・・・・仕方あるまい、ただの人間が世界最強と目される2体のドラゴンと友人でしかもしょっちゅう遊んでるなんて知ったら誰だってそうなるだろう。そしてカテレアは理解が追いつかず唖然としている。そんな混沌とした空気の中、再び魔法陣が出現するのだった

「な!!?また旧レヴィアタンの!!!?」

「それだけじゃない・・・・・・・他の旧魔王の紋章まで!!!!?」

サーゼクスとセラフォルーが驚愕する中、魔法陣から出現したのは・・・・・・








「いや~、ようやく帰って来たなこの世界に。」

「ん~♪やっぱ元の世界は落ち着くね~♪」

「やっぱ我が家は落ち着くみたいに言ってるけど此処人間界だからねレヴィアタン。」

「ちょっと、何で人間界に着いたのよ?」

「どうやら座標間違えたみたいだね。」

アロハな恰好をした3人の男性と2人の女性の計5名であった





「ル・・・・・・ルシファー様!!!?それに他の初代魔王様方まで!!!!!?」

「ヤ・・・・・ヤハウェ様!!!!!?」

「ん?お~、サーゼクスにセラフォルーお久~♪」

「おやミカエル、久しぶりじゃないですか。ん?イエスにブッダ君も一緒かい?」

「久しぶり父さん。」

「お久しぶりですヤハウェさん。」

初代魔王と聖書の神がアロハな恰好で出現する・・・・・・・・・ただでさえカオスな状況が更にカオスになった瞬間であった

「あ、イッセー君久しぶりじゃない!!」

そう言ってイッセーに抱き着く初代アスモデウス

「相変わらずですねアスモデウスさん。」

「ちょっと、私の事も忘れないでよねイッセー。」

そうイッセーに言う初代レヴィアタン

「しょ、初代レヴィアタン様と初代アスモデウス様が人間の子供にあんな嬉しそうに接している?」

その光景を見たカテレアは信じられないといった表情をしていた

「ず、随分親密なのねイッセー君?」

引き攣った表情でそう語り掛けるイリナ

「まぁね。3年前に戻って来て家に泊まった時俺のベッドに潜り込んでくるくらいだからね。」

『3年前に戻ってきてた!!!!?ていうかベッドに潜り込んだだって!!!!?』

イッセーの本日2度目の爆弾発言に騒めく3陣営の方々

「・・・・・・・・もう、私がやろうとしてきた事の意味がわからなくなってきた。」

物凄く落ち込んだ様子のカテレアはどんよりした様子で膝から崩れ落ちるのだった

「落ち込まないでくださいよカテレアさん。人生・・・・・貴女の場合悪魔生か。生きてる内は色々な事があるんですから元気出してくださいよ。」

「・・・・・・・貴方、結構優しいのね。」

イッセーの励ましに何故か感激するカテレア

「・・・・・・・・・・・・殆どアイツ1人で解決しちまったようなもんだな。」

「そうですね。」

遠い目でそんな事を呟くアザゼルとミカエル。そんな時、突如イッセーを一発の魔力弾が襲うのであった 
 

 
後書き
今回は此処までです!!!今回は物凄く滅茶苦茶な展開になっちゃいましたが・・・・・それでも後悔はしてません!!!それでは次回もどうぞお楽しみに!! 
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