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ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神

作者: 革命者
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第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
  Change6:雷洸射の火神鳴~Encounter with white~

イッセーたちがコカビエルたちと交戦している今。俺―――神無月進はいま『第一試験兵装』の装備及びインストールの最終段階魔で終わっていた。

ちなみに装備とインストールを行う際に装甲の換装とデータと換装して出たパーツをインストールするため
スレイヴ・バルバトスに変形し行っている。

それにしても、あいつらが心配だ。特にテュールとイッセーあたりが無茶をしそうだ。

『ご主人~。装備及び装甲の換装が終わったよ。ギャハハハハ!!』

『こっちも専用プログラムもインストールと最適化が終ったわよ』

俺は表示された装備の概要を確認する。

なるほど。スレイヴ・バルバトスより射撃能力と総合的な火力そして手数を増やした形態か。

これならあいつを簡単に倒す事ができるな。

『これで確認は終わった早くイッセーたちに合流しないと』

俺は上へ戻り駒王学園にいくため戻ろうとするが。

『……。何で戻らないんだ?』

『あ、ごめん、ご主人説明してなかったけど。実験兵装を初めて装備した場合一定時間、所有者のことを考慮して戻らなくなるんだった。ギャハハハハ!!』

嘘だろう…これじゃみんなの下にいけないな。

仕方ない天井を壊していくか。

俺が地下施設の天井を壊そうとすると主任が呼び止めてきた。

『ちょっと待ってご主人。天井を壊さなくてもみんなのところにいけるいい方法があるよ』

その方法があるなら早く言ってほしいな。まったく。

『それじゃあいくよ。ほいーっと』

主任が制御盤を操作するとそこにはカタパルトのような滑走路とその先に円形のワームホールが出現した。

『これは…なんだ?』

『俺も詳しいことは判らないけど、説明には『急襲用カタパルト形転送装置』って書いてあって要するにご主人が行ったところや、座標がわかっているところにすぐさま送ってくれる便利な物ってこと』

ざっくりとした説明だが、わかりやすいな。

『要するにこれで天井を壊さずにみんなのところに行けるんだろう?なら早く準備してくれ』

『オッケー。ならご主人、そこにご主人専用のカタパルトがあるからそこに乗ってくれ。座標はこっちで指定しとくから』

『わかった』

俺は滑走路の一番後ろにあるカタパルトに足を乗せ位置でも出撃できるように準備をする。

『準備完了~!座標固定および空間テレポート異常なし!!滑走用リニアボルテージ良好!!射出タイミングご主人に任せるよ~』

『あら、シン?まだ足りないものがあるわよ?』

『ん?何だ一体…』

『ほら出撃前に名前と機体名を言ってからやるやつよ』

それやらなきゃ駄目か?

『うん、駄目』

こんな非常時に…まあみんな今のところ生命反応に以上はないから良いか。だがテュールが少々危ないな。まあやるぐらいなら問題ない。

俺は腰を少し落とし射出体制になる。

『判った。―――神無月進、『スレイヴ・T・火神鳴』出撃する』

そしてカタパルトが花火を散らしながら進み、俺はテレポートのゲートをくぐった。




―○●●●●○―




『遅れてすまないな…みんな』

現在俺は駒王学園の結界の中にいた。転送された瞬間コカビエルが後ろを向いておりみんなに敵意を向けていた簿で背中に俺の両肩に装備されている『チェーン・ソーサー』で撃った。

そして詳しい状況を把握するため俺はみんながいるところに降り立つ。

みんなを一通り見たがあまりよくない状況だ。

アーシアとゼノヴィアが精神的にダメージを受けている状態。そしてテュールは重症を負っていおり、ほかのみんなは中傷のダメージと疲弊が見られる。

だがある意味木になることがある。

『何でここにいるんだ。羽衣』

そう。なんでこの場に羽衣がいるかだ。只者ではないと思っていたが…。

「おや、その物言いはないと思うぞシン。妾がここに駆けつけていなかったら今頃こやつらはあのカラスに消滅させられていたんだぞ?」

『そうなのか?イッセー』

「ああ、やしかに羽衣に助けてもらわなかったらどううなっていやかわからない―――ってその声シンなのか!?一体どうなっているんだ!?姿が前よりもごつくなっているしその巨大なアームみたいなのもそうだが、何で黄色いんだ!?」

『ああ、説明したいところだが今は時間が残されていないようだ。イッセーこの学校に妙な反応があるがこれは一体何の魔術なんだ?』

「やばい忘れてた!!シン、実は―――」

イッセーからの説明を聞くと、どうやらこの学校を中心に崩壊の術式がかかっており後十分程度でその術式が発動してしまうようだ。

まあ悪いことばかりではなく。木場が持つ神器が禁 手(バランス・ブレイカー)に至りエクスカリバーとの因縁に決着をつけたようだ。

『大体状況と顛末は理解できた。それにすまないなテュール。来るのが遅くなってしまって』

俺は重症を追ったテュールに謝る。

「まったく……遅いよマスター。でも必ず来てくれるって信じてた」

『本当にすまないな。今度お前の言うこと二つ聞いてやる。だから今は休んどけ』

「え、本当なの?頑張ったかいがあったな~」

テュールは、うれしそうに微笑む。まったくとたんに元気になるな。

「くっ!!あのときの小僧か!!まったくやっときたか」

コカビエルはいつの間にか立ち上がっており宙に浮いていた。

『さて、敵がお目覚めのようだが、羽衣頼みたいことがあるんだがいいか?』

「何が望みじゃ?」

『あのカラスとは俺が戦う。だからその間みんなを戦いの余波から守ってほしいんだが、行けるか?』

「判ったシンよ。じゃが妾にもあのものと同じ褒美が欲しいのう」

普通なら嫌と言いたいんだが、こいつにはみんなを救ってもらった礼があるから仕方ないな。

『判ったよじゃあみんなを救ってくれたお礼と今から作る貸しでテュールと同じく言うこと二つ聞いてやるよ』

「ありがとうなシン。なら妾はそれに見合う以上の働きをしようかのう。――『羽衣・黒斥壁』」

すると羽衣を中心に黒いオーラと透明なドームがみんなを包んだ。これは一体

『これは恐らく斥力と魔力とは違ったエネルギーで作られているわ。それにこのドームはかなり頑強だから少しはでに戦っても大丈夫だわ』

それなら大丈夫か…。

「いくがよいシン。さっさとあのものを消滅させて来い」

『ああ、すぐに終わらせてくる』

俺はコカビエルものとに飛翔した。




―○●●●●○―




「やはりきたか。やはり俺を楽しませてくれるのはお前のようだな」

今改めてこいつを見て感じたことがある。おそらく奴は戦いを人殺しを楽しむタイプの戦士、そう俺は感じた。

『御託はいいからだからかかって来い。カラス』

「その殺気、素晴らしいぞ!!やはり俺の目に狂いは無いようだな!!」

コカビエルは自身よりふた周り大きな光の槍を右手につくり投げてきた。

『その程度の威力ならこれでかき消せるぞ』

俺は肩装甲についている右側の『アームストロンガー・カノン』の発射口を槍の前にかざしそこからコカビエルが投げた同等の大きさの蛍光色のビームを放つ。

ギュィィィィン!!

「ま、まずいッ!!」

俺の放ったビームは奴が放った槍をかき消しそのままコカビエルに命中する。

「く、なんて威力だ!!面白いぞ小僧!!!」

だが直前に防御用の魔方陣を展開されたか無事、とも行かず魔方陣を展開していた腕が焼けている。

『口走っている余裕があるのか?』

俺はそのままやつに飛翔し『アームストロンガー・カノン』の銃口を拳に変えて近接戦闘を仕掛ける。

「減らず口を!!」

ガゴォォォン!!

そのまま俺とコカビエルは光の槍とアームストロンガー・カノンの拳がぶつかり鍔迫り合いになる。

「グッ!?…なんてパワーだ!!本当に面白いぞ!!俺が力で押されそうになるなんてな!!」

俺は奴の言葉に耳を傾けず左側の『アームストロンガー・カノン』で地面に殴りつける。

「ゴハァァァァッ!!!」

コカビエルは盛大に吐血しながら地面にたたきつけられる。

だが俺はその隙を見逃さず。両方の『アームストロンガー・カノン』『チェーン・ソーサー』でコカビエルにエネルギーを一斉掃射する。

ドゴォォォン!!

コカビエルがいた地点が強大な爆発を起こす。

「う…グッ…!!貴様……ァッ!!」

俺のエネルギーの一斉掃射を受けても立ち上がるコカビエル。さすが聖書に名を残す堕天使だと思ったが予想以上に弱い。いくらテュールとイッセーたちと戦ったとはいえど、さすがにここまで弱いとあそこまで警戒していた自分が愚かに見えてくる。

『まだ立ち上がるか。ならこれで終わりにしようか』

俺は両方の『アームストロンガー・カノン』を左右四本に分裂さる。

「腕が増えた!?かっけぇ!!」

イッセーがなにやら興奮しているようだがまあいいか。

『スカーレットハート。『ダイ・アームズ』のコンテナをすべて開放しろ。

『了解』

俺の背部についているコンテナがすべて開き合計十本の銃口つきナイフが出現する。

俺はそれをすべてのアームに持たせコカビエルに突撃する。

「く……させるかァ!!」

コカビエルは叫びながら立ち上がり俺に100本近くの光の槍を掃射してきた。

後ろの方で焦る皆の声が聞こえてくる。

普通ならこの数見たtだけで絶望を覚えるのだが、俺のいた世界じゃこんな芸当ができる存在などいくらでもいる。

『その数なら凌げる』

バキッ!キィンッ!!!

俺はそのまま全ての光の槍を『アームストロンガー・カノン』のアームを含めた合計十本のアームと『ダイ・アームズ』を使いながら全て弾くか砕いていく。

「そうか……やはりお前はそうか!!!」

コビカエルは何かの確証を得た課のような叫びを挙げる。

俺はそんなのを無視して同時にやつの十枚の翼に全ての『ダイ・アームズ』を突き刺す。

「グゥッ……!!!」

コカビエルは苦悶の表情を浮かべながら抵抗なのか片手に光の槍を作るが俺は間髪いれずに突き刺した『ダイ・アームズ』で奴の十枚の翼を全て切り裂く。

ブチッ!!ブチィッ!!!!

「貴様ァァァァッ!!!」

『堕ちた存在に天を舞う翼など要らないだろう』

俺は翼を引き裂かれた反動で動けなくなったコカビエルを持ち上げ『ダイ・アームズ』を背部コンテナに仕舞いそのまま全てのアームで機関砲の連射ように奴に殴りつける。

コカビエルの苦悶との声、そして骨が砕ける音が鳴り響く。

『シン。こいつの止めは『火神鳴』の『固有兵装』で刺さない?ちょうど熱累積率が66だから』

俺はコカビエルを殴るのを止め首をつかみながら自信の熱累積率を確かめる。

《熱累積率66/100》

確かにこれならこの装備の『固有兵装』でいけるな。

「や…やはり。俺の目に狂いはなかった……。お前はあのとき――――だな」

コカビエルは満身創痍になりながらも俺に質問する。

仕方ないかならこいつの死に土産に教えてやるか。

『――――――やる。その―――だ。――――。コカビエル』

「は、ハハハハッ!!やはりそうだったか!!だがお前を倒せば再び戦争ができるぞ!!」

俺はそのままコカビエルを上空に投げる。

『バーン・サテライトキャノン発動開始』

そして俺は両方の『アームストロンガー・カノン』を前方にスライドさせ、そして二つの長身、大口径の二門のキャノン砲に変形させる。

《―――Eternal Farewell Mode―――》

なぜか変形が終わると男性のシステム音が聞こえた。

なんだ、これは…。

『私が導入してみたものよ。だって必殺技みたいなものだし発動音があってもいいでしょう?それにあなたはロマンが欠けているわよ?』

そんなことだと思ったよ。まあやることには変わらないからな。

俺は二本の砲門をコカビエルが空中で落下する地点に向け標準をあわせる。

すると腕部装甲と脚部装甲が展開し大型の排熱ファンが露出する。

そしてコカビエルが射程圏内に入利俺は『固有兵装』を使用する。

『バーン・サテライトキャノン発動』

そして二本の砲門から強大な熱線が照射される。

「おのれぇぇぇぇぇぇ!!!”―――――”めー!!!」

コカビエルが絶叫を阿賀ね柄俺の放った熱線に飲まれていく。

《――THREE――TWO――ONE――》

そして先ほどの謎の男性の音声のカウントが始まり。

《―――Excessive destruction―――》

音声とともに熱線の照射が終わり、俺が撃った先の結界に大穴が開いていおり、そこにいたコカビエルは跡形もなく焼失していた。

そして俺の体から余剰エネルギーが展開された廃熱ファンから蒸気となって放出され、装甲や『アームストロンガー・カノン』も元の状態に戻った。

『これで、終わり…といいたいところだけど…』

そう実際これで終わりたいところだがまだ俺たちを…否。正確には俺を観察している奴がいる。それにこいつはコカビエルよりもはるかに強いエネルギーだ。

「シーン!!やったな!!」

イッセーが来ているが問題ないか……。

『そこにいる奴。さっさと降りてきたらどうだ?』

俺は『アームストロンガー・カノン』を俺を観察している存在に向けた。





―○●●●●○―





『まさか……コカビエルがああも簡単に殺られるとはな……』

『あぁ、聖書に記された堕天使を倒すとはな……どうする?アザぜルに連れてくる用に言われたのではないのか?』

『今代の赤龍帝を観察するつもりだったが、思わぬ結果になっていしまったな』

『(それにしてもあの青年の力の波動…どこかで感じたことがある…いや気のせいか?)』

『どうしたアルビオン、考え込むとは珍しい』

『いや……なんでもない』

『それにしても、回収対象のパルパーとコカビエルは遺体すらない状況。仕方ないあのエクソシストだけでも回収するか』

『どうする?回収したのがエクソシストだけではアザゼルになんていわれるか分からないぞ』

『ありのままの事実を伝えるしかないだろう……。とりあえず途中から映像として記録しているから問題ないと思うが。さて降りるぞ……』

『待て!あの男……様子が変だ』

『ん?どうしたんだ……』

『そこにいる奴。さっさと降りてきたらどうだ?』

『『!?』』

『もしかして我らの事を指しているのか!?気配は消しているはずだが―――』

『そうだろう。何せここにいる俺を寸分違わずに狙っているのだからな』

『……どうする』

『実に面白い!―――どうせなら彼のご要望どおりに姿を晒すさ』




―○●●●●○―




『降りてきたか』

「ん?急に何言ってんだ、シン?」

イッセーは気づいていないようだな。回りを見ればテュールと羽衣以外もどうやら上にいる存在には気づけていないようだ。

『ハハッ、参ったな。気配を消しているのに気づかれているとは』

「「「!!!???」」」

俺と羽衣、そしてテュール以外が突然の声に驚いていた。

「う、ぐっ…… 左腕が… 熱い…」

イッセーの神器が突然出現し輝きだす。そして学園に張ってあった結界が破れ、そこから白い鎧を纏った人物が現れた。

あの鎧の形状とイッセーの神器が反応したこと。そして何より鎧よりも目立つ背中の青に輝く翼おそらく白い龍だろうな。

『そこの白いあんたは、白い龍《バニシングドラゴン》か?それと何しにきた…』

『ほう、そこまで見抜くとは…、さすがコカビエルを簡単に倒した実力を持っていることはあるな。そうだ、アザゼルに頼まれてね、コカビエルを回収しに来たんだが……君が焼失させてしまったのでね。せめてそこのはぐれ神父を回収させてもらうさ。それとその腕、下げてもらえないかな?俺は先ほど君の問いに答えたように彼を回収しに来ただけだからね』

まあ、今のところ戦意はそこまで感じられないからいいか。それにアザゼル・・・。確か堕天使の総督の名前が出てくるとは、おそらくコカビエル以上の反応の持ち主はそいつで間違いないだろうな。

まあ、今のところは考えても仕方ないか。

俺は白い龍び向けた『アームストロンガー・カノン』を下げた。

そしてフリードを回収している。このまま帰ってくれると嬉しいんだがな。

数秒の沈黙が流れる。だがこの沈黙は思いがけない人物によって破られる。

『無視か、白いの』

イッセーの籠手の宝玉が光そこから男性の声が聞こえた。

『起きていたか、赤いの』

どうやら三天龍のうちの赤と白との会話が始まるようだ。

『せっかく出会ったのにこの状況ではな』

『いいさ、いずれ戦う運命だ。こういうこともある』

『しかし、白いの。以前のような敵意が伝わってこないが?』

『赤いの、そちらも敵意が低いじゃないか』

『お互い、戦い以外の興味対象があるということか』

『そういうことだ。たまには悪くないだろう?また会おう、ドライグ』

『それもまた一興か。じゃあな、アルビオン』

赤龍帝と白龍皇の会話が終わった。以外に淡白に済ませるものなんだな。、もっと来い会話かと思ったんだが。

「おいまてよ!!」

立ち去ろうとする白龍皇をイッセーが引き留める。

「お前… いったい何なんだよ!?」

『…… 全てを理解するには、力が必要だ。強くなれよ赤い宿敵君。それと歌姫はもう目覚めているから用心することだね。それと……』

すると白龍皇が俺のほうに向く。

『君といずれ戦ってみたいね。いや、もしかしたら俺たち三天龍の運命の渦に君はすでにかかわっているのかもしれないな』

そう言って白龍皇は、光の筋を作りながら夜空に消えていった。

それにしてもまた唐突に現れたな神滅具(ロンギヌス)の所有者が。まったくこうも自体が急変するとこっちが対応に困るんだが、運命に文句を言っても仕方にか。

「シン、お前ついに伝説のコカビエルまで倒すなんてすごいぜ!!」

みんなが俺に駆け寄ってきた。まあ奴を倒したことがすごいのかどうかは判らんがな。

「シン、やはりお主は只者ではないのう。さすが妾が見込んだ男じゃ」

『そうか、俺はただ当然のことをしただけだが』

俺たちは他愛もない会話をしているとおくから会話が聞こえてきた。

「祐斗、よく帰ってきてくれたわ。それに禁手だなんて、主として誇らしいわ」

木場はその場に膝まづく。

「部長。僕は部員の皆を、何より命を救っていただいたあなたを裏切ってしまいました。お詫びする言葉が見つかりません・・・・」

「でも、あなたは帰ってきてくれたでしょう?それたけで十分よ」

「部長・・・・。僕はここに改めて誓います。僕はリアス・グレモリーの『騎士(ナイト)』として、あなたと仲間たちを終生お守りします」

木場がそう言うと、部長は木場の頬をなで、抱き締めた。

「ありがとう、祐斗」

どうやら木場が抱えていた問題はこれで終わったみたいだな。

「く~ッ!!部長のおっぱいに抱かれている木場がうらやましいぜ!!!」

イッセーも何時もどおりで何よりだな。

「シンさん。これでテュールさんの治療が終わりました」

『助かる、アーシア』

テュールがアーシアとともにこちらに来ていた。

「いや~、アーシアちゃんの治療のおかげで体がだいぶ楽になったよ」

『よかったな。でも帰ったらお前のその右腕修理するからな』

「助かるよ、マスター。それと何でもいうこと聞く約束ちゃんと叶えてもらうからね」

『ああ、判った』

「妾もだからな」

『そうだったな』

「なんか妾の反応だけ淡白ではないか?」

『気のせいだよ…って何んで木場の尻を叩いているんだ?リアス部長は……』

見ればさっき今でのリアス部長と木場のやり取りが嵐のように去っていて、今は木場の尻をリアス部長が盛大に叩いていた。しかも魔力を込めて叩いているな。

「「ッ!!」」

なぜかイッセーと小猫が尻を隠すような動作をしていた。もしかして……。

『お前ら、まさか勝手に行動した罰でリアス部長に尻を叩かれていたのか?』

「………」

「や、やめろシン!!そのワードは出さないでくれ!!もう千回はゴメンだ……」

どうやら図星らしいな。

「さて妾は、一旦帰らせてもらうのでな」

『なら、今度聞かせてもらうぞ、お前のことについて』

「判っておる。ではまたな、紅の眷属と雷の姫、そしてシンよ」

そして羽衣は黒いオーラをまといながら消えていった。

『シン』

何だ?スカーレット・ハート。

『もう戦闘形態解除できるわよ』

そうなのか。

俺は試しに自身を戻し手見ると人間の姿に戻れた。

「よし、俺たちも帰るぞテュール」

「うん!マスター」

こうしてコカビエルが起こした聖剣騒動は終わりを告げた。

これは余談だがコカビエルの一戦の数日後ゼノヴィアが駒学園の制服を着ていおりそのときリアス部長からゼノヴィアがリアス部長の『騎士(ナイト)』として悪魔に転生したそうだ。







 
 

 
後書き
DO☆U☆MO☆革命者です!!

さて今回の話でエクスカリバー本編が終了しました。どうyでしたか本編最終回は?自分なりにいろいろと付箋をたくさん混ぜておきました。

そしてシンの新しい装備『火神鳴』これはもう皆さんは察していますが、革命機ヴァルヴレイヴに出てくる火神鳴そのものです。まあいろいろと強化はしてありますので、詳しい設定はオリキャラの設定やクロスキャラクターの設定とともにあげようと思います。

そして次回とその次回は番外編二本立てです。ちなみに戦闘はもっぱら無しの予定です。

それでは次回でお会いしましょう!!

感想、お待ちしています。それと『この作品とクロスして欲しい』などのリクエストがありましたら。感想に書き込んでくさい。またこのサイト『暁』で登校されているSS作品とのコラボでもかまいません。そして誤字報告などもありましたらどんどんください!!  
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