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ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神

作者: 革命者
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第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
   Change1:新たなる騒動~Beginning photos~

「ここか不具合もあるところは」

「うん、そこだよマスター。ごめんね御酒の整備手伝ってもらって」

今俺はテュールの武器である籠手…性格には戦闘用の義手の整備の手伝いをしていた。

本来ならテュールが持っている専用の整備装置があるんだが現在プログラムが不調らしく、プログラムが復旧するまで俺が整備の手伝いをしていた。

「それにしてもこんなにも複雑な構造を持ちながら、スレイヴの攻撃を受けても損傷がほとんどない。こんなもの作った開発者はどんな頭をしているんだ」

「私も不思議に思うんだよね。こんな武器いつ手に入れたのはわからないけど使い方どんな攻撃ができるかそれだけは手に取るように判るんだ」

こうしてみればテュールも俺と似たようなものかもな。まあこいつはまだほとんどが生身だからまだ人間でいられるのか。

そして、不調部分を修復し分解した義手のパーツを組み立てなす。

「これで不調部分は修正した。どうだ調子は」

テュールは自身の義手を動かし満足したかのように微笑む。

「ありがとうマスター。以前よりも使いやすくなったよ」

「それはよかったな」

それにしてもまあ、戦争などがあるが俺の生まれた世界よりかはまだ平和だな。実際俺も思うところがあるんだよな。目的を依頼を終わらせたらこの世界に俺は居ていいのかを……ッ!!??

俺が考えていた途端、強大な何かがこの町に駒王町に来たのを感じたそれも今までの敵とは比較にならないほどの力…おそらく魔王をよりも数段劣っているがそれでも強い実力を持っている存在二つほど感じた。

「マスター今!!」

どうやらテュールも同じ反応を感じたらしい。

『あーあ、ご主人。聞こえているかな』

「ああ、その口ぶりだとお前も感じたのか主任」

『そうそう、しかもこの反応かなりやばいんじゃない?』

「ああ、少し厄介だな。しかも感じ取れたのは一瞬で位置が特定できない。どうやらご丁寧に対感知用の魔法を使っている」

『それと、気づいているかもしれないけどご主人のデータからわかったことだけど聖なる力を持った大きな反応も三つ確認されているよ。あの二つの反応よりもゴミ虫程度に弱いけど』

これをリアス部長に報告するべきか…いや駄目だな。これを報告したところでこの状況が変わるだけじゃない、むしろみんなを危険なことに巻き込んで悪化する。ならこれは報告せずにこちらで対処していくしかない。

「主任悪いが、この問題俺たち三人で対処すことにする」

『了解ご主人。まああんなルーキーたちを巻き込んでも足手まといになるだけだからね』

「そうゆうことだテュール。すまないがこのことはみんなには内緒にしててくれ」

「判ったよマスター。それでどうしていくの」

「とりあえず俺はリアス部長とソーナ会長の拠点である駒王学園周辺を調べることにする。二人は目立つから夜間に索敵範囲を3ブロックに分けて策的および警戒を行うことにする。後見つけても接触及び戦闘はせずに拠点を見つけてから考えることにする」

「判ったよマスター」

『おK~ご主人。それともうすぐ『第一試験兵装』が完成するから一応覚えておいてね』

「判った。それでは頼むぞみんな」

こうしてまた新たな事件が起ころうとしていた。




―○●●●●○―




さて…謎の来訪者がここに着てから数日後、いつもどおりオカルト研究部部室ではなく、イッセーの自宅にお邪魔している。

理由としては現在オカルト研究部がある旧校舎は大掛かりな点検と掃除をしているため使えない。だからイッセー、リアス部長それとアーシアが在宅しているイッセーので部活の会議を行うことになっていたんだが………。

「こっちが小学生の時のイッセーよ~。かわいいでしょう」

「あらあら、裸で海に」

「朱乃さんっ!? つうか母さん!! そんなもん何で持ってきたんだよ!!」

なぜかイッセーのアルバム鑑賞会になっていた。

「(こうも緊張感がないとこっちまでもが調子狂うな)」

『なんというか、これがあの子たちらしい風景だわ』

「(いわれてみるとそうだな。戦っているみんなよりも学生らしいことをやっているほうがみんなの表情が充実しているようだからな)」

「幼いころのイッセー、幼いころのイッセー…」

「小さいイッセーさん、小さいイッセーさん…」

どうやらリアス部長とアーシアにはとても好評らしいな。こんな感じだが最近夜中の索敵行動で妙な報告を聞いている。

『ご主人~実は最近神父のような格好をした男性の死体が出てきているんだよね~』

『私も見たよ。しかもしたいが無残になっていてあまりみていい物じゃなかったよ』

そのような報告が来ている。しかも先日あった聖なる力の反応がまた二つ増えている。俺が考えている以上の問題になりそうな予感がする。だがこれ以上警戒の仕様がないからどうすることもできない。

現状できることをやるしかないな。

「アハハ、もっと見せてよ」

「あっ! 木場てめえは見んな!!」

「いいじゃないか。僕が見たって」

まったく相変わらず木場とイッセーはよく絡んでいるな。

「………ッ!これは、まさか」

するとアルバムを見ていた木場の表情が先ほどの笑顔から一転、目先が鋭くなり何かを凝視していた。

「イッセー君…… これに見覚えは…?」

「いや、小さい頃だからよく覚えてねえな」

「まさか… こんなところで… これはね、聖剣だよ」

木場の表情…いや目が明らかに何かを憎んでいる。それも並大抵の憎悪じゃない。まるで長年それをずっと勝てにして生きてきた瞳だな。

俺は木場が表情を変えた元凶の写真を見る。

そこにはおそらく幼少のイッセーとイッセーの友達であろう女の子。そして背後に教会のシンボルであるマークと一本の白と金色の西洋剣が写っていた。



―○●●●●○―



夜、天候は雨で21時を過ぎたころ俺は、以前感じ取った反応の現況を探るべく堕天使騒動があった廃教会方面を調べていた。今のところ神父の遺体などは見つかっていない。

ちなみにはぐれ悪魔討伐が今日あったが。俺はこの調査があるためリアス部長には適当な理由をつけて辞退した。そしてあの日から木場の様子が日に日におかしくなっている。

『こちら主任、今のところ異常な~し』

『こちらテュール、今のところ以上はないし神父の遺体などは見つかってないよ』

俺たち三人はこうして夜になると警戒のため駒王町を三ブロックに分けて調べている。

俺は駒王学園・廃教会方面、テュールは集合住宅方面、主任はデパート、駅方面を調べている。テュールと主任は体の特性上目立ってしまうためこうして夜中に調査を行っている。一般人に知られないため、テュールは住宅の屋根伝いに移動し、主任はなぜか標準装備されている光学迷彩を使い視認されにくいようになっている。

『了解こちらも異常はない。これから廃教会の方を調べる。引き続き調査を頼む』

『ハイ、ハーイ』

『気おつけてねマスター』

さて今のところここまでおきた異変は数日前の二つの強大な反応。そして今日まで確認された同系統の反応が五つ、そして数個の神父の遺体。おそらく聖なる力と神父おそらく教会が少なくともかかわっていることは間違いないだろう。

『そうね、それにしてもようやく落ち着いたところにまた新たな問題…休む暇がないわね』

そうだな。でもイッセーが凝らされる前の日まで十分休暇は得ているから問題ない。

そしてあの堕天使騒動があった教会についた。すると廃教会の中から二つの生命反応があった。

俺はその反応見つからないように無音で二回に跳び割れたステンドグラスから進入し二階から見つからないように二つの生命反応があったところ見る。するとそこには白いローブをかぶった人間が二人いた。しかもローブには教会のシンボルがついていた。それとここまで近づいて判ったが同類の反応…つまり先日確認できた聖なる力の反応が二つ確認できた。

『こちらシン。廃教会で怪しい人間を二人確認。それと同系統の反応の二つが確認できた』

『後天的にきたほうの反応か~どうするちょっと手伝いに行く?』

『いや俺一人で大丈夫だ。今のところあちらは気づいていない。一応居場所を随時判るように二人が廃教会を離れたときに発信機をつける』

『了解~。じゃあ、がんばってね!ギャハハハハハ!!』

『気おつけてねマスター』

俺が監視してから数分後。二人はローブを取り素顔が見えるようになっていた。一人は青髪の短髪の女性そして二人目は栗毛のツインテールの女性。それにしても栗毛のほうは今日見たイッセーのアルバムに写っていた子供にそっくりだな。

すると二人が会話を始めた。

「ずいぶんと荒れ果てているんだな」

「ずいぶんと前に堕天使と悪魔がここで人一騒動起こしたのは聞いていたけど」

おそらく堕天使騒動のことだろう。となるとある程度この町の情報が漏れているとゆう事になる。

「しかし遅いな。本当に待ち合わせ場所はここであっているのか?」

「間違いないわ。だってここは私と両親が一緒に暮らしていたところなのよ…子供のころにね」

すると栗毛の女性が写真を一枚見せるように出していた。

あれはイッセーのアルバムにあった写真。となると栗毛の女性はイッセーと昔面識を持っていたことになる。しかも雰囲気は変わっているが写真と栗毛の女性の顔がほぼ似ている。

そして二人は廃教会の奥に行こうとしたため俺は超小型のマイクロ発信機を栗毛の女性のローブに気づかれないように投げつけて廃教会を後にした。









 
 

 
後書き
どうも革命者です。

ようやくエクスカリバー編に入りました。ようやく書きたいところがかけます!それにしてもこんな作品に多くの人がお気に入り登録をしてくださり感謝です。これからもがんばっていきます!!それとタイトルを少し新しくしました。どんな感じか感想に書いてくれるとありがたいです。

ではまた次回のあとがきで会いましょう!!


感想、お待ちしています。それと『この作品とクロスして欲しい』などのリクエストがありましたら。感想に書き込んでくさい。またこのサイト『暁』で投稿されているSS作品でもかまいません。そして誤字報告などもありましたらどんどんください!!
 
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