サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
418
サトシ:「くっ!」
スッ(モンスターボール)
サトシはモンスターボールを取り出した。
ポーンッ
カラカラ:「カラッ!」
サトシ:「カラカラ!”あなをほる”で
床を突き破って、ミドリ主任を匿ってくれ!」
カラカラ:「カラッ!」
ザザザザザッ!
ニドキング:「グルル、、、」
ニドキングは攻撃の反動で動けずにいた。
サトシ:「ミドリ主任!
ここに隠れていて下さい!」
ミドリ主任は床に空いた穴に避難した。
ミドリ主任:「サトシ君、、」
サトシ:「ギャロップ!お前はヒロシを頼む!」
ギャロップ:「ギャロッ!」
サトシはヒロシにギャロップを、
ミドリ主任にカラカラを側につけた。
サトシ:「あとは俺が何とかします」
ミドリ主任:「何とかするって、
まさか囮に!?」
サトシ:「あとは俺1人で時間を稼ぎます」
ダダッ!
ミドリ主任:「サトシ君!」
サトシは床から顔を離すと、走り出した。
ニドキング:「ニドォオ!」
そしてニドキングも動き出し、
サトシはニドキングの注意を引き
向かい合った。
サトシ(やみくもに逃げたら
ヒロシの方に向かって行く可能性がある、、。
ニドキングの注意を逸らさない為には
俺が前に立つしかない!)
ニドキング:「ニドォオ!」
カァァッ(メガホーン)
サトシ:「っ!」
スッ(メガホーン回避)
ブンッ(ニドキングの爪)
スッ(回避)
サトシは上手くニドキングの技を
回避した。
ヒロシ:「サトシ、、、」
ニドキング:「ニドォオ!」
ブンッ(殴りかかるニドキング)
サトシ:「くっ!」
スッ(回避)
上手く攻撃を回避するサトシだったが、、
ブンッ(追撃の尻尾)
サトシ:「!!」
ニドキングは手を空振った勢いで回り、
サトシを目がけ尻尾を振った。
ドガァッ!(尻尾直撃)
サトシ:「ぐっ!!」
ザザァァ!(吹き飛ばされるサトシ)
サトシは尻尾が直撃した衝撃で吹き飛ばされた。
ヒロシ:「サトシ!!」
ニドキング:「ニドォオ!」
サトシ:「、、、つっ、、」
ヒロシ:「サトシ!しっかりしろ!」
サトシ:「、、、っ!」
床に蹲ったサトシが
顔を上げ前を見ると、、、
ニドキング:「ニドォオ!!」
カァァッ
ニドキングはサトシを目がけ
”はかいこうせん”の態勢に入った。
カラカラ:「カラッ!」
ダダダダダッ(走るカラカラ)
吹き飛ばされたサトシを見たカラカラは
ニドキングを目がけ走った。
ヒロシ:「カラカラ、、、」
カラカラ:「カラッ!」
ダッ!(跳ぶカラカラ)
カァァッ!
カラカラが高く跳び
”ほねこんぼう”の態勢に入る。
ギャロップ:「ギャロッ!」
ダダダダダッ(とっしん)
そしてギャロップも持ち場を離れ、
ニドキングを目がけ”とっしん”の態勢に入った。
上空から骨を振りかざすカラカラと
横から突進するギャロップ。
しかし、、、
ブンッ!(尻尾)
カラカラ:「!?」
ニドキングは上空のカラカラを目がけ
長い尻尾を振り上げた。
ドガァッ!(直撃する尻尾)
カラカラ:「カラッ!!」
カラカラは尻尾で薙ぎ払われた。
スッ(ニドキングの腕)
ドガッ!
ギャロップ:「ギャロッ!!」
そして、ニドキングは更に
横から突進してくるギャロップを
裏拳で吹き飛ばした。
ヒロシ:「カラカラ!ギャロップ!!」
ザザァ!(吹き飛ぶカラカラとギャロップ)
サトシ:「、、カラカラ、、ギャロップ、、っ」
そして、、、
バシュゥゥ!!!(はかいこうせん)
ニドキングは
サトシに”はかいこうせん”を放った。
ヒロシ:「サトシ!!」
ミドリ主任:「サトシ君!!」
サトシ:「くっ、、、」
放たれた”はかいこうせん”は徐々に
距離を縮め、サトシへの直撃まで
数メートルになっていた。
ヒロシ:「サトシぃぃ!!」
ミドリ主任:「サトシ君!!!」
カラカラ:「カラッ!!」
ギャロップ:「ギャロッ!!」
サトシ:「、、、、、」
迫りくる”はかいこうせん”で視界を覆われ、
サトシの目の前は周りが見えなくなった、、、
スゥ(アーク出現)
アーク:「ケェーッ!」
サトシ:「!!」
ヒロシ:「アーク!」
”はかいこうせん”が迫ったその時、
サトシの目の前にアークが戻ってきた。
ページ上へ戻る